「火薬類取扱保安責任者養成講習」について(2)からのつづき
【会場の環境】
さて、講義以前の問題として、開催会場の環境が、有意義に参加できるかの最大のポイントであると言える。
なんとこの講義室、空調がパクタレているのだ(笑)
講習室は、高砂(舞台)に向かって左側が南東側になっている。
つまり、左側は夏の日差しをモロに受けるのだが、カーテンがあるのでこれは遮ることが出来る。
しかし、建屋全体が南東側からガンガンに日差しを受けて熱を帯びるので、まともに受熱してしまう。
<使用した画像2枚は、同会場の指定管理者であるタフカ株式会社のページから引用しました。>
そこで空調の出番になるのだが、部屋の南東側にエアコンが3~4台設置されておりが、右側に向かって吹きだしている状況で、セントラル方式ではなく、ただ冷風が吹いているイメージなのだが、温調が全く調節できない仕組みになっているため、ちょうどいいと思える温度にほとんどならない(笑)
ゆえに、冷房が利かない状況のときは、外気が真夏日とかになると建屋自体が熱を帯びているので、部屋全体が灼熱地獄になる(冷風が届かない特に右側がひどい惨状になる)。
この場合、大汗ダラダラで受講しなければならない。
逆に、薄曇りのときなど気温が25度程度の時は、キンキンに冷えてしまって寒くて集中できない(冷風の出口に向いている場所の人はブルブル震えるほどだ。)。
初日は、AMが極寒、PMが灼熱だったため、これに懲りた女性の一部は、2日目から毛布を持参していた。
太めのオレ自身も、汗ふきタオルを3枚かつ上着を持参したぐらいだから、温調がいかに異常だったかお分かり頂けるかと思う。
そして、空調に泣いた場所に着席した人は、翌日には目の色を変えて、違う場所を目指すというわけ。
さらにいうなら、以下の見取り図を参照されたいが、100名規模の講義室で行われるわりには、3名がけのテーブルに3名着席した場合に限って100名となる。
このテーブルが、実は皆さんがイメージするサイズのものよりだいぶ小さいんだわ。
多分、3名座っちゃうと、パーソナルスペースが「50cm/人」ないくらいだから、相当小さい。
ここに90名以上押し込んじゃうのだから、みんな窮屈だよね。
加えて空調異常でしょ、1日目は特に寒くて暑くて地獄だった。
【その他の環境】
トイレはかなり少ない。
女性の参加者も案外いたが男女別になっているものの、休憩時間中は、うまく対応しないとエライ目に合う。
特に男性用大便器は、3階に2ケ(うち1ケは和式)しかなく、小便器は3ケしかない。
労働基準法に当てはめたら、小便器の数はアウトだぜ??(大便器は60名以下に1ケ以上、小便器は30名以下に1ケ以上)
「火薬類取扱保安責任者養成講習」について(4)へつづく
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