Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

年賀状の妙と効率性を鑑みる(前編)

2012年12月30日 12時44分49秒 | Weblog

年賀状作成というイベントは、1年の中でもオレに占める割合が大きい。
これは、社会人一年目に体感したカルチャーショックが今に引き継いでいるといえる。


その社会人一年目の元旦、自宅のポストに30枚を越える年賀状がオレ宛に届いた。
もちろん、その送り主は全員職場関係である。


正月三が日は、学生時代から寝て過ごすか地元の仲間とパチンコに繰り出すかの選択肢しかなかったオレにとって、ひたすらお返しの年賀状を大急ぎで書かねばならないという事態に陥った。


この出来事は、安月給のオレにとって年賀ハガキの負担金もさることながら、出来合の年賀状で返信しなければならないというショボいプライドが自らをズタズタにしたイベントになった。


【第一期 見本印刷+ワープロ時代】


そこで二年目は、前もって印刷屋やスーパー等へ外注に出したオリジナル年賀状を基に、ノート型のプリンタ一体型ワードプロセッサで宛名を書くことで対応した。
このワープロは、もちろん冬のボーナスで購入したものであり、このスタンスは3年ほど続く。


【第二期 見本印刷+手書き時代】


数年経つと、コンビニの台頭でコンビニでも普通に年賀状印刷を承るようになり、毎年、自らのチョイスで気に入った図柄があるチェーンストアで購入するスタイルに変化したが、ワープロが時代遅れの時代に入ると宛名は手書きへと戻ってしまう。


宛名書きが手書きに戻った理由は簡単で、ワープロ時代が去ってPC+プリンタが主流になったからであるが、当然、PCやプリンタを自宅に置くスペースもなく需要もないに等しいので、このスタンスが数年続くことになった。


ほんの数年前まで上述のように年賀状作成をこなしていたが、ある日、近所にある大規模小売店の印刷代行サービスにおいて、宛名書き印刷も廉価で対応するというサービスを始めたことから、すぐに乗っかって対応することになる。


【第三期 見本印刷+宛名印刷時代】


宛て名書き代行スタイルは実に画期的で、宛名書きの煩わしさを回避できる以外に、年度ごとに喪中の人や新規宛てが増えても、ネットを介して簡単に対応できることから、完成品のほとんどをそのままポストへ投函すればよくなったというメリットがある。


これで職場関係へ送る義理状はポストに直行して、親しい間柄の同僚や友人宛てには、一言添える手間だけになるわけだから、本当に時間と労力が省かれ重宝したサービスになった。


もう、このスタイルで一生変わらないかと安定期に入りそうになった頃、事件が起こる。
大規模小売店における印刷代行サービスの見本図柄にセンスが感じられないと思い始めたタイミングに合わせるかのように、いずれ訪れるだろう“カブり”の事故が発生したのだ。


まあ、オレが送った年賀状ではなかったが、オレが貰った年賀状において、とあるコンビニで作成したと思われる図柄でのハガキが2組分届いたのだ。
もともと年賀状を30枚そこそこしか貰わないオレにとって、このまさかのカブり事件は衝撃的で、いずれオレにも訪れるような不安に陥ることになる。


【第四期 見本印刷重視時代】


ある年のある日、生活雑貨を扱うチェーンストアをプラプラしていたら、年賀状印刷サービスを実施していることを知り、見本を物色していたのだが、自分にとってハイセンスと取れる図柄が数多く見つけられた。


思わずその場で契約してしまったが、このチェーンストアでは宛名印刷まで行っていないことから、また昔の時代(第二期時代)に戻ってしまい、面倒な宛名書きに追われることになった。


(第五期以降は、後編へ)





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