今日はお彼岸の中日、そして実母の11回目の命日です。
朝お団子を作って、それから夫とお墓参りに2ケ所回りました。
あの3.11の後でした、そしてその月末は夫の定年退職の日。夫の送別会も全て中止
あの慌ただしい怒涛のような日々。
大震災と母の死の喪失感を慰めてくれたのは、ラジオ深夜便でした。
お墓の前で手を合わせながら、そんな日々を思い出しました。
私は思い出と言っていますが、福島では今もまだ大変な方がいっぱいいらっしゃいます。
そして先日の地震は、あの日を彷彿させました。
原発がいかに危険なのか。
それなのに、核を持たねば、という理論がでてくることが恐ろしいです。
友人が貸してくれた本の中に「その心をいじめないで」中村美幸著がありました。
友人が、読み始めてダメだと思ったらすぐ止めなさいね、と言葉を添えてくれていました。
本の好みの傾向かな位に思って、聞き流していました。
4冊の中のこの本だったのが、読み始めてわかりました。
生後4ケ月で小児がんにかかった愛児との闘病の本でした。
500日しか生きれなかった・・・・・・。
その悲しみが、私の中で眠らせていた亡き娘への思いを揺り起こしたのです。
分かっていても止められませんでした。
どこか救いがあるのではないか・・・・・・私にとって。
それでこの頃心がブルーです。
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