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姫路から広島へ😊姫新線と芸備線を青春18きっぷで楽しんできた

2022年08月28日 | バイク・旅・ツーリング
ビール🍺を飲みながら行く“のんびりローカル線の旅”🚞
今回は姫路から佐用(兵庫)と新見(岡山)を経由して広島への旅、いつ廃線になってもおかしくない芸備線にも乗ってきました。
姫新線と芸備線の旅

通勤通学を担う姫新線で朝から呑み鉄

8月10日(水)晴れ、今回は姫路駅からスタートです。

駅弁を買ってから列車に乗り込むはずが、準備していたクラフトビールを家に忘れたことに気付く… せっかくお気に入りを揃えたのに😅

少し慌てつつ、近くのローソンを検索。
最近のローソンはクラフトビールを置いているので、好物のIPAも手に入るんですねー

ローソンで青鬼さんを手に入れると、今度は駅弁売り場へ
6:00開店の“まねき食品中央売店”で“おかめ弁当”を買って、ササっと6:10発上月行の列車に乗り込みます。

車内の席は7割埋まっている状態、平日なので通勤のお客さんですかね。
その中にビールと駅弁を持って席を探している自分… なんか申し訳ないなぁ~ って感じです😅
姫新線
そして、運が良かったのか、見つけたのが人の目も気になりにくい転換クロスシートの窓際席。
まぁ~ 青鬼さんの見た目はビールっぽくないので、朝からプシュッとやっても平気です。

青鬼さんで一息つくと、次はおかめさんです。

おかめ弁当は、炊き込みご飯の上に色んなおかずがトッピングされた優れもの。
まずは目で楽しんでから、バラエティー豊かなおかずでビールをグビグビ😆
〆は“えきそば”の和風だしで炊き上げられたご飯。
車窓を眺めながら、ほろ酔い気分でご機嫌さんです😊

季節外れの大イチョウと小麦の香りにこだわったパン屋さん

智頭急行と姫新線が交わる佐用駅。
ここで、姫路から乗ってきた上月行きの列車を降りて、津山行きに乗り換え。
なんですが、待ち時間が71分もあるんですねー

駅前の佐用町観光案内を眺めてみると、棚田に温泉、天文台…
色々と観光スポットはあるけど、どれも駅から離れています。

一番近いものは、兵庫県で一番大きい佐用の大イチョウなんだけど、見頃は11月頃になると思うので季節外れ。
気になる佐用名物のホルモン焼うどんは、もちろん開店前。(弁当食べたのに、なぜか小腹が空いていた。)
“一力”さんや“お多福”さんの開店は11時から、そして“ふじ”さんは定休日。
あと、駅近にあるホルモン焼きうどんの麺を作っている平谷製麺所さん。開店時間は8時か9時かな? 以前は、出来立ての釜揚げうどんが店内で頂けたようですが、残念ながら今は持ち帰りの販売のみのよう。
佐用駅1
とりあえず、大イチョウを目指しながら佐用町の散策を始めてみます。

駅前通り? を東に歩いて行くと、 なぜか朝早くから営業している本屋さん。
あと、立派な呉服屋さん、常徳寺というお寺さんや佐用の警察署を超えていきます。

そして、突き当りを右(線路側)に曲がって大イチョウに行こうとして見つけたのがココ。
溶岩石窯オーブンで焼くこだわりのパン屋🍞“ル・プルースト(Le Proust)”さんです。

もう営業しているので(開店は朝の7時)、ここで朝食を手に入れることにします。

店に入ると、食欲をそそるバターと小麦の甘い匂い。
購入したのは、ちっさなピザとハード系のクルミが入ったパン。
小麦の香りにこだわった香ばしいパンが好評らしいので楽しみです。

店を出て右手にある公園の中に立つ立派なイチョウの木。
この木が、佐用町のシンボル樹齢1000年の大イチョウ🌳にです。

青々として近くで見ると迫力があるけど、近寄ってみると幹がいくつにも枝分かれしているのが分かりますね。

台風で枝が折れたり、幹を落雷で裂かれたり、風雪に耐え傷もあるのかな。
その威容は、佐用の象徴にふさわしい威厳のあるもの。
今は夏で青々と繁っているけど、秋には綺麗な横葉になるのでしょうね。
佐用駅2
同じ道を戻っていくと、右手に酒屋さんが営業しているのを発見。
こんなお店でビールを補給して旅を続けるのもいいですね。
駅前に戻ると、ヤマサキパンが営業しているのに気づいていなかった。

散策で見つけた書店とパン屋、酒屋を合わせると朝の8時から営業しているのは4店舗。
あまり期待していなかっただけに、なかなかの結果かな。

この時点で津山行きの列車まで15分、さっき買ったピザパンをホームで食べながら列車を待ってました。

待ち時間は36分、今回は諦めた津山の観光スポット津山まなびの鉄道館

佐用駅から乗った列車は8:32発の津山行き。
津山に着くと、10:07発の新見行きに乗り換えがあります。

この乗り換えの合間に訪れておきたいのが“津山まなびの鉄道館(旧津山扇形機関車庫)”。
“津山まなびの鉄道館”は、現存している機関車庫としては国内二番目の大きさを誇っていて、古い特急や除雪車、ディーゼルカーが展示してあって面白そうです。

気軽に訪れにくい場所なので立ち寄りたいけど、待ち時間は36分と微妙なんですねー

もし、10:07発の列車に乗り遅れてしまうと、次の新見行の列車は12:49発。
新見駅着が14:35になってしまうので、予定していた13:02発の備後落合行きに間に合わず、次の列車は18:25発の最終列車になってしまいます。

まぁ~ 芸備線の東城~備後落合間は1日に上下6本しか走っていないので仕方ないですね。

っと言うことで、今回は出掛けずに駅で待つことに。
少しすると新見行の列車が早めに来たので、車内でウトウトしてました。

次回は、もう少し津山で過ごせる時間を作って、“津山まなびの鉄道館”や“津山城跡”に行って、ホルモン焼うどんも食べたいね。
B級グルメとして有名なホルモン焼きうどんは、実は津山と佐用の名物。

乗り継ぎの合間に利用した昔懐かしい駅前食堂

伯備線、姫新線、芸備線のターミナル駅となっている新見に着いたのは11:50。
お昼時になるので、もちろん飲食店を調べておきました。

1つ目は、謎のラーメンを提供している “名代中華そば山金”さん。
その名も“たい焼きらーめん餡じゃない”という気になるラーメンです。

2つ目は、和牛のルーツ“千屋牛”が堪能できる“焼肉・ステーキ 牛弘”さん。
ここの“千屋牛骨ラーメン”も気になる存在です。
ただ、自分はご当地牛を使った牛丼が大好物なので、良牛“千屋牛”の牛丼も外せない存在です。

そして、3つ目が、駅前で営業されている“きくや食堂” さん。
このお店のメニューで気になっていたのが“備中そば”でした。

残念なことに、訪れた日は水曜日。
“名代中華そば山金”さんと“焼肉・ステーキ 牛弘”さんは、どちらも定休日なので“きくや食堂”さんへ向かうことにしました。

“きくや食堂”さんは、駅前の商店街で営業されているお店。
中に入ってみると、雰囲気は昔懐かしい昭和の駅前食堂です✨

メニューもケチャップが効いてそうなチキンライスやオムライス、丼物、うどん、そば、ラーメンなど
昔は列車を待つ時間に、ここで食事をしたり、一杯やったりという光景があったのかな。
映画やドラマの舞台になりそうな味のあるお店です。

列車乗り継ぎの合間に利用すると、青春18きっぷ旅が盛り上がること間違いなし😆こういうお店との出会いも、旅の楽しみのひとつですね。

注文したのは、名物と書かれた“備中そば”。

運ばれてきた料理を見て思ったのは五目蕎麦?
“備中そば”の正体は、炒めた玉ねぎ、長ねぎ、人参、油揚げ、鶏肉をのせた、具材たっぷりのお蕎麦でした。

麺は手打ちの生蕎麦で太目の田舎蕎麦っといった風。
ズズーっと吸うのでなく、具材と一緒にバクバク食べて、出汁を頂く感じですね。
出汁は、野菜の旨味やら甘味がでた優しい味でした。

彩りもよく具沢山な“備中そば”。
実は、新見名物でなく、きくや食堂さんのオリジナルメニューだそうです。
新見駅
“きくや食堂”さんを出ると道を渡って和菓子屋さんへ。
“頌山堂”さんの“金の餅”は、黒ゴマの香りと抹茶餡の組み合わせが絶妙なんだとか。
金粉がかかってゴージャス感もありなのでお土産にしてみました。

あと、千屋牛が入ったミートパイも購入。
サクサクの甘いパイと千屋牛の風味がなかなか😋お昼に千屋牛が食べれなかったのでちょうどよかったかな。

秘境のターミナル駅“備後落合”へ

お昼を食べた後は、駅へ戻って13:02発の備後落合行きへ乗車。
いよいよ芸備線に入っていきます。

芸備線の東城駅~備後落合駅の間の営業係数は25,416円。
営業係数というのは、100円の営業収入を得るのにかかるコストです。
芸備線はこの営業係数が日本一高いそうです。

しかも、この区間の乗車人数は1日9人、1日に3本(上下6本)しかないんですねー

そう、芸備線はいつ廃線になってもおかしくないローカル線。
早めに乗っておきたくてやって来たのですが、同じ考えの人が多いのか車内は満席、立ち客も10名程いました。

乗った列車はワンマンの小型ディーゼルカー1両編成。
高出力エンジンを搭載していると聞いてたけど、スピードは出ません。

それもそのはず、路盤の状態が不完全なので速度制限区間が多くあるんですねー
さらに、走っている車両に木の枝が当たる当たる😅赤字路線のためか保線費がかなりカットされているのかな。

あと、蛇行を繰り返す線路に、頻繁に鳴る汽笛。
よく鹿が入ると聞いていたのでその対策なのかも。
こんな感じで、のんびりローカル線を楽しんでると、乗換駅の備後落合に到着です。

この駅には木次線も接続しているので、広島や新見方面以外に宍道方面からの列車も落ち合うことになる秘境のターミナル駅なんですねー

ホームに並ぶのは、新見から乗ってきた列車と三次からやって来て折り返す列車。
この後に、木次方面宍道行きの列車も入ってきて、わずか5分程の間に3つの列車が落ち合うことに。
1日に1回しか見られない貴重な光景でした。

周囲には何も無い無人駅なのに、なんか不思議な感じ。
ほんと乗り継ぎのための駅ですね。
芸備線、備後落合駅、新幹線、駅弁
備後落合を出発したのは14:43、車内は相変わらずの満席、立ち客ありの状態。
三次で乗り換えて広島に到着したのは18:14でした。

これで青春18きっぷを使ったローカル線の旅は終了。
帰りの新幹線の中でビールを飲みながら心残りに感じたのは、津山まなびの鉄道館やホルモン焼きうどん、それに千屋牛かな。

残りの青春18きっぷは2日分。
9月10日までまだあるので、近いうちに行くのもありかも。

あっ 新幹線の中で食べたのは、広島のソウルフードの一つむすびむさしの“山賊むすび”🍙
ビール飲むので、もう少し色々と入ったお弁当にしたかったけど、これしか残っていなかった…
ビールは、さわやかなレモン風味とちょこっとホップの苦みも効いているクラフトビール TESHIGOTO 広島西条 檸檬エール 5% ABV・- IBU でした。


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青春18きっぷで行くローカル線の旅でこだわった、持ってく物と無くてもいい物

2022年08月15日 | バイク・旅・ツーリング
JR西日本による路線維持が難しい路線・区間の公表があってから、青春18きっぷでローカル線の旅に良く出掛けるようになりました。

旅行は日帰りや一泊二日と短いので、持ってく物は少な目。
デイパックを背負って身軽な旅を楽しんでいるんですねー

ローカル線の旅は5回を迎え、旅のスタイルに合った持ち物になってきた感じがします。
そこで今回は、バッグとそこに入れてく物の紹介。
色々とこだわって選んだ物たち、良かったら見ってってください。
持ってく物と無くてもいい物

やっぱり青春18きっぷ旅はバックパックかな

バッグは肩から背負えるバックパックですね。
ちなみに、バックパック(英語)、リュックサック(ドイツ語)です。
両手がフリーになるので買い物や撮影でも動きやすく、混雑時には前掛けができます。

ショルダーバックや手提げかばんは、片方の肩に負担がかかるので疲れやすく、キャリーケースは取り回しが悪いので車内が混んでくると…
席に座れない時や、時間が無い乗り継ぎを考えると、やっぱりバックパックが有利。

さらに、お土産や駅弁を買うと荷物は増えるもの。
必要な持ち物を選別して、小さなバックにパッキングできれば、身軽に動けるし少しくらい手荷物が増えても平気です。
疲れにくく、取り回しの良いバッグだと、駅からの散策にも楽しく行けそうですね。

自分が使っているのはケルティーのバックパック。
容量が18リッターなのでデイパックになりますね。
トップにあるジップポケットが便利で、旅行中によく使う“きっぷ”や“ミニウォレット”、“コインケース”はココに入れています。
バックパックを前掛けにした時に取り出し易いので、レジでの支払い時や改札ではこのスタイルです。
内側にはノートPCが入るスリーブポケットやジップポケット、他にも複数のポケットがあります。
短い旅行なのでサブバックは持って行きません。

バックパックに入れた物

短い旅でも持って行く物の選別は大切なこと。

青春18きっぷだと在来線各駅停車の旅になるので、乗り換えの回数も多くなり都市部では車内は混みやすくなります。
乗り換え時の階段の上り下り、混んできた車内での取り回し、飲食店やコンビニの利用時。
どれも、軽いバックの方が楽ですよね。

なので、色々と詰め込んでバックが重くならないこと。← コレ大事
自分の旅のスタイルに合わせて、持って行く物にこだわってみました。

・SLOW kudu smart mini wallet
小さく取り回しも良いのでミニウォレットがおすすめ。
中身は、クレジットカードや交通系カード、保険証、免許証、現金ですね。
自分は、電子マネーやバーコード決済がメインになってきたので、普段からミニウォレットを使っています。

・コインケース
少額の支払いはコインケースから。
失くしても被害は少ないし、財布が小銭でパンパンになることが無いのも◎

・ハンカチ
吸水力があるタオル地の物が便利。

・時計__Suunto 9 G1 Baro GRAPHITE
駅での乗り換え時など慌ただしい時には腕時計が便利。
防水だとお風呂に入るときも外さなくていいし。

・マルチツールナイフ__Victorinox Swiss Champ
悩んだアイテムの一つ、緊急時に役立つアイテムかもしれないけど少し重い…
本当に役立つ? とか思ってたけど、5回の旅で3回も活躍。
まぁ~ どれも瓶ビールの栓開けなんだけどね😁
瓶に詰め込まれたクラフトビールは多いので、栓抜きをバックパックに吊るすのもアリかも。
マルチツールナイフと栓抜き、もう少し悩んでみようかな。
こだわりの栓抜き探しもやってみたいしね。

・pencoダブルドアパース
アトマイザー(詰め替え香水)や消毒スプレー、口臭スプレー、薬、バンドエイド、リップ、メガネクリーナーなどのエチケット用品入れ。

・巾着袋__HAKOYA 巾着袋 大
ティッシュ、ウェットティッシュ、歯ブラシ、チョコバー、レジ袋など。

・ポーチ__SLOW rubono-pouch S
急速充電器 RAVPower 61W USB-C、モバイルバッテリー SMARTCOBY Pro 30W(10000mAh)
どちらもノートPCまで充電できるので便利。
あとは、カードリーダー Anker USB-C 2-in-1とケーブル類を入れている。

バックパックに入れた物1

・折り畳み傘__wpc. super air light
軽くて小さいのでバックパックに入れていても気にならない😊
カバンに入れっパにしておけば突然の雨も大丈夫。
かなり軽量化されているので心配だったけど壊れない。
開いた時のサイズが少し小さいのは仕方がないかな。

・ウィンドブレーカー__Patagonia Houdini Jacket
小雨と防寒対策にバックパックに忍ばせている。
車内やカフィなど冷房効き過ぎ対策、高速バスで寝るとき役立った。
かなり小さくなるけど、軽くたたんでバックパック内での緩衝材にしている。
寒くなってくるとシェラデザインのマウンテンパーカーかな。

バックパックに入れた物2

・手帳__TRAVELER'S notebook
駅でスタンプ押したり、メモや思いついたことを書いている。
旅先でもらった案内やチラシもココに入れている。
あと、何かあった時用に入れているのは予備のクレジットカードと現金。
それと、ワープする時の特急券や新幹線の切符もこの中に。

・コンパクトデジカメ__SONY DSC-RX100M4
手軽に使えるサイズ感と軽さは旅では正義。
それなりに奇麗なRAW撮影ができるお気に入り。
スマホ撮影と違って、帰ってからのRAW現像も楽しめる。

・スマホ__SONY Xperia XZ3 SO-01L
このスマホとは、たくさんの旅(ツーリングかな)を経験した。
少し古いけど愛着のある相棒、主に通話とメール、SNS、バーコード決済かな。

・2画面スマホ__Microsoft Surface Duo
片方に地図を表示させながらのWeb検索は地味に便利。
もう片方でお店の情報や時刻表、旅の予定表も見れる。
ストレスなく2つのことが同時に行え、折りたためば小さくなる😊
空いた時間には、ネットサーフィンや動画視聴より読書かな。
自分は、ジョルダンで予定を組んでから、そこに立ち寄るスポットや駅弁、撮影などの情報を加えてgoogleカレンダーにペースト。
この情報を確認しながら旅を進めて、変更があればスパッとネット検索というスタイル。

・モバイルルーター__WiMAX Speed Wi-Fi 5G X11
PCを使うので必需品、au回線が使えるようになって便利になりました。

・音楽プレイヤー__Apple iPod touch 7G
・ワイヤレスイヤホン__SONY WF-1000XM4
旅先で風景を眺めながら感じる、あの曲が聴きたいなぁ~
なので旅を一味も二味も深めてくれる音楽は自分にとってマストな存在。
都市部が近づいて混雑してきたときには自分の世界に入れるしね。
ノイズキャンセリングは高速バスの就寝時にお役立ち😊
欲を言うならBluetoothスピーカーかな、自分のいるロケーションに曲が織り込まれていく感じが好き。

・タブレットPC__Microsoft Surface Go
旅先で思いを巡らせながら文字を打つのが好きなので😊
あとはコンデジで撮ったRAWデータの現像かな。
列車の待ち時間に駅やカフェ、ワープ時に使う特急や新幹線で使うことが多い。
ストレスなくテキスト入力が出来て、ちっこくてバックパックに入り易いのでお気に入り。

バックパックに入れた物3

持って行こう っと思ったけどやめた物

・アクションカメラ__SONY HDR-AS300
ツーリングでは移動中に録画していたけど列車内では使うのかな?

・ミニ三脚__Manfrotto PIXI
撮影しているシチュエーションが思い浮かばなかった… 重いしね。

・ポータブルッゲーム機__Nintendo Switch Lite
いくら移動時間が長いと言っても、いろいろと持って行きすぎになる。

持って行こう っと思ったけどやめた物

自分の旅スタイルに合わないと思った物

・紙の時刻表
スマホが使えない時に必要 って良くネットで目にするけど、あまりに重く嵩張るので却下。
自分は2画面スマホも持ってくので大丈夫。

・紙の本
紙の本を手に、時折り目を車窓に向けて… ってやりたいけど軽量化のためスマホに移行。

・目的地のガイドブック
dマガジンでガイドブックを見て気になったところは画面キャプチャ。
あと、事前にネットで情報を集めてOneNoteにペースト。← この時点で旅を楽しんでる。

・一眼レフカメラ
カメラが趣味な人にはマストなアイテムだけど、そうじゃなければレンズを含め重さへの覚悟が必要。
サッと取り出して使えないしね。

・ノートPC
重いし気軽に使えない。
持ってくなら、性能や使い勝手は劣るけど、もっと軽くて小さいミニPCやタブレット派。

・エコバック__patagonia CarryYa'llBag
手提げ、肩掛けで使えるので、ビールや駅弁、お土産入れようと持って行ったけどレジ袋で十分だった。
ただ、これをサブバックとして使えば、ホテルやロッカーに荷物を預けて身軽に出掛けられるのでイイかも。


自分のスタイルは、乗り換えの多い青春18きっぷを使った短期間の旅行。
なので、なるべく荷物を軽くしてフットワークを良くしたいという思いがあり、持って行くものにもこだわったつもりです。

ただ、人それぞれに旅のスタイルがあるように、持って行く物にも様々なこだわりがあると思います。

感動した景色、その瞬間を切り取って残したい。
なら、ミラーレスや一眼レフカメラ、レンズにこだわってみるのもいいかもしれません。
旅を計画している段階から使っている時刻表、コレを持って出掛けるのもこだわりなのかもしれません。

持って行く物の選び方から、その人の旅のスタイルが見えてくる。
旅の計画を練りながら持って行く物にもこだわりを持ってみる、案外楽しめますよ。


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低温で暗い恒星を回る惑星は赤外線で発見できる! 赤色矮星を回るスーパーアースは生命探査の重要な観測対象へ

2022年08月13日 | 地球外生命っているの? 第2の地球は?
すばる望遠鏡に搭載された赤外線分光器“IRD”を用いた戦略枠観測“IRD-SSP”による最初の太陽系外惑星が発見されました。

見つかった系外惑星“ロス508b”は地球の約4倍の質量があるスーパーアース。
ハビタブルゾーン付近に位置しているので、“ロス508b”の表面では水が液体の状態で存在する可能性があるんですねー

今後、低温恒星の周りの生命居住可能性について検証するための重要な観測対象になるようです。
今回発見した系外惑星の様式図。緑の輪は、惑星の表面に液体の状態で水が存在できるハビタブルゾーンを表している。惑星“ロス508b”は、中心の赤色矮星“ロス508”を楕円軌道(水色の線)で周回している。その軌道の半分以上はハビタブルゾーンより内側(実線部分)、残りはハビタブルゾーンの中にある(破線部分)と推定されている。
今回発見した系外惑星の様式図。緑の輪は、惑星の表面に液体の状態で水が存在できるハビタブルゾーンを表している。惑星“ロス508b”は、中心の赤色矮星“ロス508”を楕円軌道(水色の線)で周回している。その軌道の半分以上はハビタブルゾーンより内側(実線部分)、残りはハビタブルゾーンの中にある(破線部分)と推定されている。(Credit: アストロバイオロジーセンター)

太陽よりも表面温度が低く暗い恒星

系外惑星の研究は、太陽に似た恒星を回る巨大惑星の発見を契機に近年大きく発展しています。

現在、この研究で注目が集まっているのが、太陽より表面温度が低く光度も暗い“赤色矮星”と呼ばれる恒星の周囲。
実は、この“赤色矮星”の周囲では、“ハビタブルゾーン”に位置する惑星が多く発見されているんですねー

“ハビタブルゾーン”とは、主星(恒星)からの距離が程良く、惑星の表面に液体の水が安定的に存在できる領域です。

この領域にある惑星では生命が居住可能だと考えられていて、太陽系の場合は地球から火星軌道が“ハビタブルゾーン”にあたります。

“赤色矮星”は太陽と比べると、はるかにゆっくりと明るくなっていくので、生命が芽吹くのに必要な時間が更にあると考えられています。

ただ、赤色矮星は表面温度が低く光度も暗いので、“ハビタブルゾーン”は主星(恒星)から近くなってしまいます。

“赤色矮星”はフレアと呼ばれる恒星表面の爆発現象を頻繁に起こす傾向があるので、その影響が惑星の居住可能性を左右することに…

でも、フレアの発生頻度、惑星の大気や磁場の環境などを考慮した居住可能性の定量的な評価は、これまでされてきませんでした。

非常に暗い天体を探すプロジェクト

銀河系の恒星の約4分の3も占めている“赤色矮星”。
太陽系の近くにも数多く存在していて、私たちの近くにある系外惑星を発見するのに絶好の観測対象になったりします。

もし、太陽系の近傍に大気や表層の詳細な観測が可能な系外惑星を発見することができれば…
そう、太陽系とは大きく異なる環境での生命の有無を議論することが可能になるはずです。

でも、表面温度が4000度以下と低温な“赤色矮星”は、可視光では非常に暗い天体になります。

このため、これまでの可視光分光器を用いた惑星探査では、“プロキシマケンタウリb”など、限られたごく近くの“赤色矮星”の周りの惑星しか発見されてきませんでした。

恒星の中でも太陽系に近い約4.2光年の距離にある“プロキシマケンタウリ”。
このプロキシマケンタウリを公転している地球サイズの“プロキシマケンタウリb”は、2016年に発見された系外惑星。
“プロキシマケンタウリb”は11.2日周期で公転し、その重力に引っ張られて中央の“プロキシマケンタウリ”も11.2日の周期でぶれている。
主星の周りを公転している惑星の重力で、主星が引っ張られると地球からわずかに遠ざかったり近づくことになる。
この動く速度(視線速度)に応じて変化する恒星のスペクトルを読み取ることで検出されたのが、惑星“プロキシマケンタウリb”の存在だった。

とりわけ、表面温度が3000度以下の赤色矮星“晩期赤色矮星”になると、系統的な惑星探査が行われていません。
地球から見て惑星が主星の手前を通過(トランジット)するときに見られる、わずかな減光から惑星の存在を探る“トランジット法”は、“分光(光をスペクトルに分ける)”を行う“ドップラーシフト法”ほど多くの光子を必要としないので、“トランジット法”による“赤色矮星”周囲の惑星探査が近年進んでいる。
系外惑星探査衛星“TESS”によるトランジット惑星探査では、比較的温度の高い赤色矮星“早期赤色矮星”の周囲の地球型惑星の発見が可能。

宇宙における生命を調べる上で重要な対象であるにもかかわらず、可視光であまりに暗いため観測が困難な“赤色矮星”。

たとえば、30光年離れた位置から見た太陽の明るさは、可視光では5等級、赤外線では3等級。
一方、最も軽い“晩期赤色矮星”は可視光では19等級と非常に暗いのですが、赤外線では11等級と比較的明るいんですねー

“赤色矮星”に対する分光観測の困難さを解決するため、比較的明るい赤外線での高精度分光観測による惑星探査が待たれることになります。

今回、アストロバイオロジーセンターが成功したのは、8メートル級望遠鏡としては世界初の高精度赤外線分光器の開発。
この分光器が、すばる望遠鏡の赤外線ドップラー装置“IRD(InfraRed Doppler)”です。
ドップラーシフト法を用いれば、人が歩く速さ程度の恒星の微妙な速度のふらつきを検出できる。

さらに、この“IRD”を用いた“晩期赤色矮星”を戦略的に観測し惑星を探査するプロジェクトがあるんですねー

それが、2019年より開始されている国際プロジェクト“IRD-SSP”。
“IRD-SSP”は、世界初の“晩期赤色矮星”の周りの系統的な惑星探査で、国内外の研究者約100名が参加しています。

最初の2年間に行われていたのは、小型の惑星も検出可能な雑音の少ない“安定した”赤色矮星を発見するためのスクリーニング観測でした。

“赤色矮星”ではフレアなどの表面活動が高いため、惑星が存在しなくても、その表面活動が恒星の視線速度に変化をもたらす可能性があります。
表面活動の小さい安定した“赤色矮星”のみが、地球のような小さい惑星を探査する対象になるからです。
実は、可視光に比べると赤外線では表面活動の影響が減少するので、同じ精度であれば赤外線観測の方が惑星検出に有利になる。でも、地球型惑星のような軽い惑星を発見するためには、できるだけ活動性の小さい“赤色矮星”を観測することが可視光・赤外線を問わず重要になる。

そして、現在のプロジェクトでは、スクリーニングによって精選された50個程度の有望な“晩期赤色矮星”を集中的に観測する段階に入っています。

赤外線分光器を用いて発見された赤色矮星を回る系外惑星

今回、“IRD-SSP”による最初の系外惑星が見つかったのは地球から約37光年彼方。
太陽の5分の1の重さの赤色矮星“ロス508”の周囲でした。

このことは、赤外線分光器を用いた系統的探査で発見された系外惑星として世界初の成果になるんですねー

系外惑星“ロス508b”の最低質量は地球の約4倍しかなく、中心星から“ロス508b”までの平均的な距離は地球~太陽間の距離の0.05倍。
“ハビタブルゾーン”の内縁部に位置していました。
ドップラーシフト法だけでは原理的に惑星質量の下限値が求められる。仮にトランジェット法による観測ができる惑星系であった場合、その結果と組み合わせて正確に惑星質量が求められる。

興味深いことは“ロス508b”が楕円軌道を持つ可能性が高いこと。
その場合には、約11日の公転周期でハビタブルゾーンを横切ることになります。
“IRD”で観測した赤色矮星“ロス508”の視線速度の周期的な変化。惑星“ロス508b”の公転周期(10.77日)で折り返している。“ロス508”の視線速度の変化は秒速4メートル弱しかなく人が走るよりも遅い程度のごく微小なふらつきを“IRD”がとらえたことが分かる。赤い曲線は観測値へのベストフィットで、正弦曲線からのズレは、惑星の軌道が楕円である可能性が高いことを示している。
“IRD”で観測した赤色矮星“ロス508”の視線速度の周期的な変化。惑星“ロス508b”の公転周期(10.77日)で折り返している。“ロス508”の視線速度の変化は秒速4メートル弱しかなく人が走るよりも遅い程度のごく微小なふらつきを“IRD”がとらえたことが分かる。赤い曲線は観測値へのベストフィットで、正弦曲線からのズレは、惑星の軌道が楕円である可能性が高いことを示している。(Credit: アストロバイオロジーセンター)

“ハビタブルゾーン”にある惑星は表面に液体の水を保持し、生命を宿す可能性があります。

なので、“ロス508b”は赤色矮星の周りの惑星の生命居住可能性について検証するための重要な観測対象になります。

惑星と恒星の距離が近いので、現在の望遠鏡では直接撮像観測のための解像度が足りないのですが、惑星大気の分子や原子の分光観測も重要です。

将来的には、30メートル級望遠鏡による生命探査の観測対象になるはずです。

これまで、低温度星の周りの惑星として知られているのは、“プロキシマ・ケンタウリb”を含めて3個にみ…
“IRD-SSP”によって、引き続き新たな惑星が発見されることが期待されます。

可視光観測に対する赤外線のアドバンテージ

“ロス508b”は、近赤外線分光データのみを用いてスーパーアースの検出に成功した世界初の例になります。
スーパーアースは地球の数倍程度の質量を持ち、主成分が岩石や金属などの固体成分と推定された惑星。

これまで、スーパーアースのような軽い惑星を発見するには、近赤外線観測だけでは足りず、可視光の高精度な視線速度測定による検証が必要でした。

でも、今回の研究で示したのは、“IRD-SSP”単独でも惑星の検出が可能であること。
「可視光では暗すぎて観測が難しいような“晩期赤色矮星”にまで高精度な探索が可能」という“IRD-SSP”のアドバンテージを明確に示したことになるんですねー

“IRD”計画の開始から14年。
まさに“ロス508b”のような惑星を見つけるために、これまで開発・研究が続けられてきました。

今回の発見は、“IRD”の高い装置性能と“すばる望遠鏡”の大口径、そして集中的かつ高頻度のデータ取得を可能にした戦略枠観測の枠組みがあって初めて実現したものです。

今後も“IRD-SSP”では精力的に探査を続けていくことになります。
“低温赤色矮星”という末路の恒星の周りに見つけた惑星での新たな発見が楽しみですね。


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気になっていた居酒屋へランチに行ってきた ~ 青春18きっぷと山陰本線の旅 ~

2022年08月06日 | バイク・旅・ツーリング
JR西日本による路線維持が難しい路線・区間の公表。
これがきっかけで、バイクツーリングでない旅にも出かけてみようかな っと思うようになった。

そう、公表された路線が廃線にならないうちに乗りに行こう っと考え始めたんですねー
そして、考え付いたのがビールを飲みながら行く“のんびりローカル線の旅”でした。

列車の運行時刻に縛られるので、バイクツーリングほど時間が自由になるわけではないけど、移動中は車窓を眺める以外に、本も読めるし、駅弁を食べたり🍺ビールも飲めるので結構自由😋
バイクツーリングとは一味違った旅が味わえるはずです。

これまでに行ったのは浜坂(福知山線、山陰本線、播但線)や松江(山陰本線、伯備線)、紀伊半島一周(紀勢本線)など
今回は山陰本線で行く出雲市~下関の旅です。

ビール片手に海を眺めながら、山陰本線のローカル感を楽しんできました😊

青春18きっぷと山陰本線の旅

旅の始まりは出雲市駅から

大阪梅田を22:50に出発した高速バスは、翌朝6:37に旅のスタート出雲市駅に到着。
ここで、駅弁とビールを買いたかったけど営業しているお店は無し…

まぁ~ セブンイレブンがあっただけでもラッキー、ビールと朝食を購入して列車を待つことにしました。

旅の始まりは出雲市駅から
出雲市駅で駅弁を買えるのは、“改札前にある麵家”と“すうべにあ出雲のお土産売り場”。どちらも10時開店なんだだけど、麺屋さんの駅弁販売は一時休止になっている。

そして、ホームに入ってきたのが8:02発益田行の列車。
この1両編成のディーゼル車に乗って、いよいよ旅のスタートです!

残念だったのはロングシート席しか空いてなかったこと
ボックス席はすぐに埋まっちゃいました😢

なので、ビールと朝食はお預け…
ボックス席は空くことなく、小雨が降る中11:19益田駅に到着してしまいます。
益田でお昼食べるので朝食は抜きですね。

お昼は“日本一行く価値がある”と評される居酒屋さんへ

益田の駅からはタクシーに乗ってブルワリーへ
高津川リバービア 高津醸造所でクラフトビールを手に入れてから、住宅街に佇む居酒屋に一番乗りです😊

そう、ここは太田和彦先生が「日本一行く価値がある」と評した“田吾作”さん。
昭和42年から続く老舗の居酒屋です。

元は戦後すぐに建てられた木造のアパート。
その後、簡易旅館に改装されてから、現在の田吾作さんになったそうです。

年季の入った暖簾をくぐると、歴史を感じる大きな下駄箱がお出迎え、これは元旅館の名残なんでしょうね。
食事は階段を下りた先… 隠れ家に入って行く感じ😁この先何が食べられるのか? なんかワクワクしてきます。

お昼は日本一と評される居酒屋さんへ
土曜日の田吾作さんは開店直後に満席… ランチでも予約は必須。予約無しだったけど、一番に並んでいたおかげでカウンター席を確保できた。

通されたカウンター席で刺身定食を注文。
厨房を眺めながら少し待っていると、煮物や自家製豆腐、鮎の炊き込みご飯… 刺身の他にも色々と目移りする料理が並びます。

もちろんオススメは地元の漁港で上がる魚、なんだけど脇を固める田舎料理もなかなか😋
さらに、このお店の売りになっている古民家の雰囲気やね~

心地良い時間が流れる店内と旨い料理、少し高いかなぁ~ っという思いも吹き飛びます。
また来たいなぁ~ っと思わせる瞬間✨
活イカ刺身やイカ丼も食べていないし、やっぱり今後は夜に飲みに来たいね。

山陰本線のローカル感を楽しむ

益田駅に戻ってきて気付いたこと。
出雲市駅もそうだけど、この駅のセブンイレブンにもお土産が売ってるんですねー
駅弁が売ってなかったのは残念だけど、数年前まで駅構内売店で“さざえ弁当”が売っていたらしいです。

さて、益田駅から乗るのは13:11発の長門市駅行、到着後に15:16発の小串行に乗り換えありです。

どちらも1両編成だったけどボックス席は確保。
ビールも十分あるし、海を眺めながら山陰本線のローカル感を楽しんでいきます。
海岸線を走る区間が多く天気も回復傾向、車窓を眺めながらのビールとチーちく😋良い時間を過ごせました。

小串駅に到着すると16:40発の下関行に乗り換え。
少しずつ乗客が増えるけど列車は2両編成、1人ボックス席で車窓を楽しみ気分よく下関に到着。
のんびり過ごせた山陰本線の旅もここで終了となりました。

山陰本線のローカル感を楽しむ
門司市行の列車で飲んだビールは、出雲蕎麦のための特別なビール“松江ビアへるん そばいつぇん 6% ABV・8 IBU”、帰りの新幹線“さくら”で飲んだのが、萩・石見空港内で育てられたミツバチが集めたハチミツを使用したビール“高津川リバービア HONEY ALE 7.5% ABV・18.9 IBU”

帰りは大阪まで新幹線を使うので下関駅から小倉駅へ。

そして、門司駅手前での車内電灯が消えるイベント。
直流と交流の切り替わり地点を通過したので消えたんですねー

小倉駅では駅弁“小倉かしわ飯”を買って19:01発の“さくら”に乗車。
ビールは益田で買ったクラフトビール、つまみは“小倉かしわ飯”。
山陰本線の余韻に浸りながら楽しく帰ってきました。


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