前売券はどこ?

2017-12-17 11:17:18 | Weblog
師走後半になったからか、寒いのも仕方ないかな、と諦めムード
それでも、風がなければ日溜まりはなかなか快適なのですが………




昨日は、まだ休みボケしている脳ミソと身体を叱咤しながら、出勤前に上野へ

アンデス文明展に行った際に他の展覧会のチラシを数枚持ち帰りまして、そのうちの『プラド美術館展』(西美)の「コンプリート・セット券・・・・図録と鑑賞ガイドの小冊子がセットで4000円(図録は開催期間中に会場で引換)」と、『名作誕生 つながる日本美術』(東博)の「お得な早割2枚セット券 2600円」を購入したかったので


プラド〜は、西美館内のインフォメーションですんなり購入できました
ところが………東博で頓挫してしまったのです

チラシには、観覧料一覧(一般・大学生・高校生別の、当日券・前売券・団体券)の下に、
チケット取り扱い=東京国立博物館正門チケット売場(窓口、開館日のみ)、展覧会公式サイト、各種プレイガイド。前売券販売期間は2月1日〜4月12日。
とあり、その次の段にわざわざ色枠で囲って
お得な早割2枚セット券=2600円(税込)を12月1日〜1月31日販売!
と記載されています

これを見れば、フツー、早割セット券は東博の窓口でも購入できると考えますよねぇ
ところが、東博の窓口では、取り扱っていないと…
はぁ!!!!!!!!!!
窓口担当者にチラシを見せると、「前売券販売期間は2月1日〜となっています」と言います
じゃあ、早割セット券はどこで売っているのか尋ねると、わからないし、「公式サイトを見てください」と言われる…
インターネットは使えないと告げれば、「コンビニで…」と曖昧なことを言うので、「コンビニだって色々ありますよね、ローソンですか?セブンイレブンですか?ファミマですか?」と重ねて問えば、「おそらく、発券機のあるコンビニならどこでも…」との返事
「おそらく、ですか」と念押しをすると、「はい」と宣う┓( ̄∇ ̄;)┏

一番悪いのは、チラシの曖昧な表記です
早割セット券の存在と販売期間を目立つように印刷しておきながら、どこで取り扱っているかはきちんと記載していないのですから
誰がどう見ても、「チケット取り扱い」場所で買えると考えるでしょう

私の場合は他の西美と一緒に寄るには東博の窓口が便利だった、というやや特殊な事情があります
ほとんどの方は、ネットやコンビニを利用するでしょう
でも、常設展や近隣施設の展覧会を見たあとで前売券購入に立ち寄る方々だっているかもしれません
その時に、チケットを扱っていないのみならず、確認したら「おそらく」なんて曖昧な表現でコンビニを案内するのはいかがなものか、と思ってしまいます
半端な対応しかできないならばいないほうがましですし、それこそ人件費の無駄遣い
何のために有人窓口を設置しているのか
正規職員ではなくて臨時採用や派遣社員の可能性は大ですが、それでもせめて他の人(立場が上のスタッフ)に問い合わせる、などの対応ができるように教育をしなさいよね、と思ってしまいました


チケットですか?
娘に事情を話したところ、インターネットで購入してくれました
コンビニ利用か展覧会公式サイト利用かは、不明です
最初からそうすれば良かった…とは思いませんよ
インターネットが手軽で早く便利なのは、重々承知しています
だからこそ、依存しない位置に自分を置いておきたいと考えるのですね

とすると、窓口担当者への不満は、ある種の八つ当たりになるのかな(ーー;)

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6 コメント

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極月の怒り (ミルナくん)
2017-12-17 15:52:50
山姥くんのお怒りはまったくもって正しいのです。ボクならそいつの胸ぐらを掴んで「舐めたらあかんゼヨ!」と言ってやりますかね。

何かと気ぜわしい世情に咥えて余計な怒り心頭ですよ。毎回新聞の折込みチラシにも随分怪しげなものがたくさんありますが、声によるオレオレ詐欺ならぬ目に物を見せるかのような詐欺まがいのチラシと同じですな。「早い者勝ち」、「現品限り」、「○○時間だけのサービス」などを見るけど、聞くと見るとで大違いのコンビニやスーパーには2度と行かないようにしてるのです。でも田舎では店の種類がないので行かざるを得ないのです。「お客様は神様です」なんてことあれはウソです、「お客様は貧乏神さま」が正しいのです。おわり。(彰)
ミルナ様 (管理人)
2017-12-18 12:33:17
想像するに…展覧会の企画は博物館や美術館でも、チケットやグッズなどの手配は代理店丸投げなのではないでしょうか
企画展は昔から博物館・美術館単体ではなく、メディアや運送業者(たいていは日通)・保険会社などが主催・協賛で参加していました
ただ、平成に入ってからは商業主義というのか、何でもかんでもグッズに仕立てたり、チケットも陶器やクッションや朱印帳などを附けたコンプリート・セットを販売したり………創意工夫が凄まじい┓( ̄∇ ̄;)┏
展覧会そのものを楽しみたい姥のような者は、ただ辟易するばかりです

ま、今回、姥が遭遇したチケット販売をめぐるゴタゴタも、代理店丸投げの弊害ではないかな、と推測しています

チラシには、展覧会公式サイトと共に、問い合わせ電話番号(ハローダイヤル)が記載されていますから、電話をかければ済む話ではありました
ですが、会場となる施設が目の前にあり、窓口にスタッフがいれば、そちらへ尋ねるのが自然な流れではないかしら…

ホント、たかだか前売券でこんなに苦労するとは思ってもみませんでしたよ
姥のような旧い者には、不便なことが増えたような気がしないではありません┓( ̄∇ ̄;)┏
そーゆーときは (大納言)
2017-12-18 19:52:35
ネットで美術館の事務局へ抗議のメールを出しましょう。本来ならばこうあるべきではないでしょうか。一利用者として怒りを禁じ得ません。適切な対処を切望する次第です……でんでん。

ま、文面は紋切り型が望ましいが、役所がよく使うような単語をちりばめれば効果的かと。あとから不快な思いをする多数の国民のためです。よろしく!
大納言様 (管理人)
2017-12-18 21:10:16
ププ(笑)………久々に見ましたよ、「でんでん」を(爆)
神社エール(ジンジャエール………数年前に東博で開催された『神社展』にて販売された!!←ネタが古すぎですね)を飲みながら、文章を練るとしましょうか
いや、それにしても、やはりネット利用になるのですね┓( ̄∇ ̄;)┏
ネットでも何でもいいが (大納言)
2017-12-19 10:34:42
一度あったことへの抗議です。それはやっておくべきです。
ブログへ書くよりそっちです。
大納言様 (管理人)
2017-12-21 12:15:57
仰有る通りですね

ブログに書く………あくまでも自分に向けてですが、出来事の整理&検証の意味合いがあります
誰でもそうと思いますが、書くのみで記事にアップしないこともあります
ま、だらだら埒もないことを書くことが多いですが(ーー;)

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