文月の終わりに

2012-07-31 12:12:34 | Weblog
昨夜は常の如く1時帰宅。
身体中がガピガピに強張っていたため一時間程休んだ後に入浴したので、布団にはいったのは3時少し前…集合住宅ですから迷惑行為になりそうな(ーー;)


今朝は8時前に目を覚ましたところ、メルマガの他に、旧宅のことで話があるとの連絡があり、頭痛を抱えながら取るものもとりあえず新橋へ。
駅前広場にあるSLの掲示板は既に33度を示しており、今日も酷暑継続ですね┓( ̄∇ ̄;)┏
話そのものはメールか電話で十分な内容でしたから、朝食も摂らずに出掛けた身には何だかなぁってな感じでした。

今は、ブリヂストン美術館ティールーム“ジョルジェット”で朝昼兼用の食事中です。
一年ぶりに赤とんぼのサンドイッチとご対面(笑)。
昨年の今頃は、『青木繁展』でしたね。
虎ノ門の赤とんぼ、カレーを頼むと種類豊富な付け合わせが一緒に出てきたものでした。
サンドイッチは美味しいのですが、コスパの点で…苦笑。

ところで、頭痛も落ち着いたので『ドビュッシー展』を見るつもりになったところ、財布の中があまりにも寂しすぎることに気がつきました( ̄▽ ̄;)
i-modeで検索すると、口座を開設している金融機関の一番近いATMでこの炎天下を250メートル少々歩かねばならない…。
ここは中央区京橋で、私が持っているのは大手都銀のキャッシュカードなのですが。
手数料を諦めてコンビニ若しくは他行へ行くか、それとも改めて出直すか…悩むところです(苦笑)。




今夜は、芸大千住キャンパスでコンサートの予定(^^)v
午前中アタフタした分、一日の終わりは無事平穏に迎えたいと思いますが…。

まだまだ酷暑継続中

2012-07-30 14:44:52 | Weblog
昨年の夏は、ゲリラ豪雨によるクールダウンがあったにしても、ここまで暑くなかったような気がします。

度を越えた暑さは体力も気力も奪うものだと、殊更に実感する今年の夏…。
単にトシをとっただけの話でしょうか(ーー;)

とにもかくにも何をするにもこの夏を乗り気ってからの話だと、ひたすらやり過ごすことのみ考えている今日この頃です。
気が付けば文月は明日でオシマイ。
旧盆過ぎれば、少しはマシになるでしょうかねえ。

酷暑継続中

2012-07-28 23:22:01 | Weblog
今夜は大川の花火。
とは申せ、住まいでは音が聞こえるだけです。
火曜日にあった葛飾区の花火大会でも同様でしたから、取り立てて気にはしませんが…笑。

暑いと思っても、改めて夏を意識しているわけじゃなく…。
と言うより、暑さを殊更に迷惑がるばかりで(異常な暑さと思います)、夏を楽しむ心が消えてしまったような状態でしょうか。
私に余裕がないだけなら、僅かなりとも軌道修正せねばなりますまい。


昨日に続き本日もほぼ終日在宅。
18時過ぎに買い物へ出かけたのが、唯一の外出でした。
あとは、傍らに23区の地図(昭文社)を置いて、中公新書の『地図と楽しむ』を拾い読み。
目と鼻の先にある見慣れた景観が掲載されていたのに、ちょいとビックリ(笑)。
飽きると、多田富雄と山村修の本に切り換えて…。


それにしても、他の電力会社の管内は存じませんが、東京電力管内では日中の電力使用はかなりの量になっているはず。
しかしながら、各家庭はともかく、電車(JR私鉄問わず)内や地下鉄駅構内では昨年よりはるかに涼しいと思うのです。
昨年ほどには声高に節電が言われていないような気もします。
東電管内では原発が全く稼働していない中でこうなのですから、昨年の節電騒動(適切な節電は結構なことと思います)や原発がなければ電力不足になるとの話は一体何だったのでしょうね。
そもそも震災前だって、毎年夏になると冷房に加えて高校野球視聴で電力使用量が急速にアップして…なんて騒がれていたように記憶します。
それが今年はロンドンオリンピックもあるわけですから、それだけ余計に電力が必要なはず。
ですが、節電のためにオリンピック中継・視聴は自粛しましょうなんて、誰も言いません。
自粛ばかりが能じゃない…でも、何か釈然としないですね。


ウェザーニュースからのメルマガによると、台風10号が発生したそうです。
厄介なことになりませんように…。

カラス堪能

2012-07-27 18:29:17 | Weblog
酷暑継続中。
シーツもバスタオルもあっという間に乾いてしまうのは嬉しいのですが…余程の用事がなければ、外には出たくありませんね(苦笑)。
この暑さ、暫く続くようです┓( ̄∇ ̄;)┏



たまたまラジオをつけたところ、耳に飛び込んできたのはカルメンのメロディ。
NHK-FM午後2時からの「オペラ-ファンタスティカ」で、マリア・カラスの特集でした。
“カルメン”全曲の他、ベルリーニ“ノルマ”・プッチーニ“トスカ”・ヴェルディ“椿姫”・“仮面舞踏会”・ロッシーニ“セビリアの理髪師”各々からアリアを数曲。
カラスは、ずいぶん昔に銀座ヤマハホールで“歌に生き、恋に生き”というパリオペラ座のフィルムを見てファンになったクチですが、カルメンは実は初めて。
いやぁ、改めて惚れ直してしまいました(笑)。
オペラって、生の舞台ならともかく、ラジオやCDで全曲通して聞くと、どうしても途中でダレてしまうのですよね。
でも、カラスの歌声が聞こえると、こちらがビシッとするような…笑。
思いがけない、昼下りの幸福でした。

1001回目にして、御礼を…

2012-07-26 23:22:13 | Weblog
特別に意識してはいなかったのですが、前回のブログがどうやら1000回目だったようです。

私自身は、備忘録としてそれなりに利用をしています。
ですが、他人様への公開となりますと…もって生まれた性格そのままに、気の向くままかつ中途半端に書き散らかして1000回ですから、恥の上塗りを重ねて鉄面皮となりつつあるような気がしないではありません。

皆様がどのような経緯で当ブログを覗くに至ったか存じませんが、ご縁をいただいた方々には心より御礼申し上げます。
また恐らくは、この先も勝手気儘に書き綴ることになるかと思いますが、お気が向きました時はお付き合い下さいますよう、宜しくお願い申し上げます<(_ _)>

暑すぎ(ーー;)

2012-07-26 14:49:37 | Weblog
東北地方、梅雨明けとのこと。
辺りの景色はいつもより白っぽく、いよいよ灼熱の夏の気配。
区役所の防災無線でも、熱中症への注意を呼び掛けていましたね。
それでも、皆様結構出掛けているのですよね。
私なんぞ、仕事がなければ終日蟄居していたいところですが…苦笑。


二十数年ぶりに都民に戻って一年経過。
危なっかしいながらも何とか暮らしてきました、みたいなところでしょうか。
欲を申せば際限なく、その一方反省点も山のようにあります。
それでもどうにか過ごせたのは、ひとえに親族と友人諸氏の御厚意の賜物。
このブログを訪問くださるうちのほとんどは未知の方と思いますが…只管に感謝しております。
もっとも、日頃は感謝の「“か”の字」も表さない(表せない!?)せいか、昔と変わらぬ傲岸不遜な面構えと評されているようで…苦笑。
不徳の致すところ、なのでしょうね┓( ̄∇ ̄;)┏


さてさて、明日明後日は連休。
おろそかになっていた諸々の片付けをして…。
一昨年購入した扇子を、本腰入れて探すとしましょうか。

本日の収穫

2012-07-25 22:57:17 | Weblog
一昨日から、日々蒸し暑さが増幅中。
体温超えの焦がされるような暑さは大変ですが、スチーム風呂に放り込まれたような環境も辛いものがあります。
未だ暑さ本番とは言い難いながら、既に挫けているような…苦笑。
22時過ぎから雨が降り始めましたが、これでいくらかマシな夜になるでしょうか。



本日の収穫:先日ネット注文した本
*新編 霊魂観の系譜(桜井徳太郎/ちくま学芸文庫)
*イタリアの旅から(多田富雄/新潮文庫)

霊魂観の~は、泣きたくなるほど懐かしい…笑。
吉川弘文館で刊行されていた著書は学部生には歯が立ちませんでしたから(図書館の閲覧室で枕代わりに愛用していました)、こちらが入門書としてどれほど役に立ったことか…。
でも書店では入手できず、図書館で借りて読んだはず。
講談社学術文庫から出た時は既に社会人でしたから、改めて購入するのは躊躇われ、宮田登の解説だけ立ち読みした記憶があります(苦笑)。

初めて読んだ多田富雄の本は『ビルマの鳥の木』でしたっけ。
個人的には、これをどこかで再刊してほしいのですが…。

宿題、のようなもの

2012-07-25 10:39:16 | Weblog
先日、懸案(でもないか!?)の、県立神奈川近代文学館“中野重治の手紙『愛しき者へ』展”へ行ってまいりました。

最寄り駅のみなとみらい線「元町・中華街」を何故か市営地下鉄と思い込み、横浜駅をウロウロする羽目に…苦笑。
どうしてこのような勘違いをしたのか、未だに理解しかねまして┓( ̄∇ ̄;)┏
そんなこんなで書きあぐねているうちに、日にちばかりが経ってしまい(;^_^A

私の場合、中野重治の人物像や作品そのものよりも、佐多稲子『夏の栞』に描かれた姿への思い入れが強いものですから、逆にそこから抜けられないようなところがありまして…苦笑。
澤地久枝講演会が開催されていたなら、別な感想があったかもしれませんが、それは詮方ない話。
澤地さんご本人は意欲的だったそうですが、ドクターストップがかかってしまったとのことでした。


県立神奈川近代文学館のチラシによると、「中野重治の人間性に焦点をあてつつ、その生き方や考えを、時代を超える普遍的なメッセージとして伝えます」とのこと。
書簡や日記の他、豊多摩刑務所の写真や蔵書目録などの展示もあり、これはこれで興味深いものがありました。
ただ、敗戦から70年近く経とうとしている現在、時代背景をもう少し細かく説明しないと、この中野重治・原泉夫妻が置かれていた状況はギャラリーに伝わりにくいのではないかしら。
私が行った日(夏休み前の平日午後)の館内は、ご年配の男女がちらほら。
ゆっくり展示を見ることができた点は有り難かったものの、寂しいような心細いような観があったのも事実です。
夏休みに入り、若い世代の入館者が増えれば良いなぁと思いますが…。


ところで、講演会チケットの払い戻しをした時、本展の招待券を二枚頂戴したのですが…。
既に入館している当方としては使い途がなく、友人知人を見渡しても中野重治に興味を持つ者もおらず、宙に浮いた状態です。
会期は8月5日(日)迄。
興味のあるかたはいらっしゃいますでしょうか…?

蒸し暑い

2012-07-23 14:55:14 | Weblog
午前中は青空が広がっていたものの、出勤時には鉛色の空に…。
酷暑復活の兆しはあれど、まだ本格的ではないようです。
夕立はあるのでしょうかねぇ…?


昨日は終日在宅。
特に出かける用事も無く…と言うか、只管惰眠を貪って過ごしたような(ーー;)
睡眠のコアタイムは22~翌日2時と言われていますが、見事に外してますものねぇ。
その上、ずっと遮光カーテンは開けて朝日が射すようにしていますから、何時に寝ても必ず4~5時には眼が覚めます。
その後、起きられるか二度寝、三度寝に突入するかは、その時の状況によりますが、あまり良いことではなさそうですね。


今日は、出勤途中にあるくまざわ書店へ。
来月は『エロイカより愛をこめて39』が発売予定とのことで、これをまず記憶に留めます。
それから文庫の棚をチェックし、欲しい本はネット注文。
ポイントが付くことと、それ以上に目下の荷物を増やしたくないだけのことです。
実際のところ、本を買うどころの話ではなく、手元の本の行く末を考えねばならないのですよね。
夫だった人から、福岡の家に置いたままになっている本の始末も迫られていますし…。
頭が痛いことです┓( ̄∇ ̄;)┏

涼しい!!

2012-07-21 14:50:01 | Weblog
一昨夕、冷んやりした風が吹きはじめてから、気温が急降下。
更に昨日今日は、梅雨が戻ったかのような陽気です。
これに身体が慣れてしまうと、酷暑復活の時がオソロシイ…。
ま、不安を先取りしたところで、良いことなんか一つもありませんね(苦笑)。



オフの昨日はナタリー・デセイのCDを聴いて過ごし、夕方近くなってから上野へ。
目的は都美『東京都美術館ものがたり』のフジタでしたが、いささか欲求不満気味になり、ついでに東博『青山杉雨の眼と書』へも。
金曜日は夜8時閉館ですので、時間は十分あります。

都美の企画、本当に興味深い内容ではあったのですが…。
「3:芸術家の晴れ舞台ーニッポン・アート史ダイジェスト」のコーナーで力が抜けてしまったような気がしないではありません。
タイトルから申せば作品点数はこの程度に絞るとしても、もう少し背景の解説が必要だったように思います。
都美の歴史や内装も含め、建物の変遷を辿るぶんには面白かったのですけどね。
目玉になるような作品を海外から呼び込んでギャラリーを集める企画も、今の御時世では特に必要でしょう。
ただ、それだけでは貸しギャラリーと同レベルでして…このような企画でこそ、スタッフの質や見識が問われるのではないかしら。
勝手放題言いたい放題ですが、好企画と思われるだけに勿体ない気がするのですよねぇ。


一方、青山杉雨~。
焼き物と同様に、書もどうも…なのですが、それでもなかなかに楽しめました。
書を美しいと感じることはありますが、それだけに止まらない自由闊達な世界が展開され、眼を見はるばかりです。
ここまで表現されてしまうと、後世の書家は何をやっても亜流と言われてしまうのではないかしら。
殷文鳥獣戯画なども刺激的でしたが、個人的には臨書帖・折帖が興味深かったですね。
あとは、再現された書斎…。
数々の硯は、眼の保養でしょうか(笑)。


ところで、東博の常設に土田麦僊『大原女』が展示されていてビックリ!!
これって、近美のコレクションではなかったかしら。
竹橋から上野に、いつ移ったのでしょう(;^_^A