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宮代町の水墨画グループが中国で水墨画展開催を検討へ 日中民間文化交流

2010年09月19日 20時02分57秒 | 宮代ニュース
宮代町で水墨画を愛好するグループ「和墨会」(代表=鈴木勝二氏)は、10周年という節目の「第10回水墨画展」が20日終了するのを機に、次のステップとして、水墨画発祥の地中国で展示会を開催する検討を開始した。同会の主宰である江和汀・画伯も中国から来日し、更なる日中民間文化交流に向けて共に歩んでいく姿勢を表明した。


(写真右から 和墨会・鈴木勝二代表、江和汀主宰、尤國忠理事)

日本に鎌倉時代に伝わった言われる水墨画だが、日本人の感性による日本の水墨画へと変化してきているといわれる。



和墨会では、中国人の江画伯を先生に迎え、その教えを受けているが「日本人と中国人の捕らえ方の違いというのはある」(江氏)という。



また「日本人の水墨画には緻密に描きあげたものが多く、日本水墨画の一つの特徴ではないだろうか」(鈴木氏)という。



こうしたことから「中国で展示会を開き、中国の人に見てもらうことは、お互いの刺激になるのではないか」(鈴木・江氏)として、展示会開催に向けて検討を開始したもの。



江氏は3年前まで日本に在住し、和墨会の指導を行っていたが、帰国。



現在、蘇州で絵画活動を行っている。



今回、和墨会の展示会に合わせる形で来日。時間の許す限り直接指導を行っている。



こうした中で、日中民間文化交流の検討が始められたもので、江氏も積極協力の意向を示し、その具体化が期待されている。

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