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「成長する宮代」に向けて「行財政改革」と「町の活性化」 町長施政方針

2014年02月27日 16時42分19秒 | 宮代ニュース
宮代町議会は27日、3月定例会を開催した。冒頭、榎本町長が「わたくしは「成長する宮代」を公約に掲げて町長に就任いたしました。「行財政改革」と「町の活性化」を車の両輪として、「市街地整備」、「定住促進」、「子育て支援」、「産業振興」を進めます」との施政方針を明らかにした。

施政方針の詳細については宮代町の公式HP「電脳みやしろ」に掲載されているので、そちらをご覧ください。

3月定例会は25日の議長選挙等を経て、今日27日から実質的な審議入り、執行側上程議案は、25年度補正予算が5件、26年度当初予算が7件など合計16件。

上程議案の説明と予算の総括質疑が28日も行なわれる。

一般質問は3月4日、6日、7日の3日間行なわれ、議長を除く13議員全員が質問に立つ予定。

議会は、予算の委員会審議を行なった後、3月27日に本会議を開いて、質疑、討論、採決を行なう予定。


執行側上程議案は次の通り。
議案第1号 宮代町監査委員の選任につき同意を求めること
議案第2号 宮代町公平委員会の委員の選任につき同意を求めること
議案第3号 宮代町固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めること
議案第4号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更
議案第5号 平成25年度宮代町一般会計補正予算(第4号)
議案第6号 平成25年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
議案第7号 平成25年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第4号)
議案第8号 平成25年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
議案第9号 平成25年度宮代町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)
議案第10号 平成26年度宮代町一般会計予算
議案第11号 平成26年度宮代町国民健康保険特別会計予算
議案第12号 平成26年度宮代町介護保険特別会計予算
議案第13号 平成26年度宮代町後期高齢者医療特別会計予算
議案第14号 平成26年度宮代町公共下水道事業特別会計予算
議案第15号 平成26年度宮代町農業集落排水事業特別会計予算
議案第16号 平成26年度宮代町水道事業会計予算


一般質問通告は次のとおり。
●3月4日
▼山下議員:須賀小・中学校プール周辺の用排水路整備について、和戸駅の進ちょく状況と見通しは、風疹予防接種の助成について、須賀小、中体育館北側の道路の冠水対策について
▼飯山議員:土曜日授業の実施について、災害時応援協定について
▼伊草議員:今後のまちづくりの方向性について、ふれ愛センター施設機能転換検討の状況について、社会保障・税番号制度関連4法成立に対する対応について
▼中野議員:町長の考えは(エアコン設置、合併意識調査)、地域敬老会について、防災について、都市計画道路整備、その他について
▼石井議員:道仏地区土地区画整理事業について、宮代・杉戸まちバリバルについて、高齢者に対する振込み詐欺などの犯罪抑止対策について、空き家条例の制定について、島地区新橋通り線(町道第148号線)の拡幅、整備について 


●3月6日
▼関弘秀 議員:4月の消費税率アップに伴う負担軽減策について、青少年の「インターネット依存」への対策について、「いじめ防止対策推進法」を受けての町の対応は
▼丸藤栄一 議員:東小学校付近の危険な五差路の交通安全対策について、介護保険改悪で要支援・要介護者を減らさないよう国に要望を、「空き家条例」の制定について、重度心身障害者医療費助成制度について
▼加納好子 議員:学園台3丁目付近の雨水・汚水対策、県道沿いの学園台の街路灯、学校の普通教室にエアコン設置・十分な論議を、町立小中学校の適正配置に関する意識調査、まちバリバルの継続実施はあるか
▼小河原正 議員:指定管理者制の効果について、町長公用車について、町長室について、ふれ愛センターについて、防災について、宮代町のマスコットについて、道仏区画整理地内の利用について
▼田島正徳 議員:榎本町長が、考えているこれからの歳入増加プランについて、榎本町長は、宮代町の子ども達について、どのように考えているのか、榎本町長は「新しい村」の、今後のありかたについて

●3月7日
▼島村 勉 議員:防災計画の見直しについて、救急指定病院設置について、公共施設の禁煙対策について
▼合川泰治 議員:雪への対応、30年後の宮代町、産業基盤としての農業、田んぼの学校、英語教育、親守詩
▼金子正志 議員:宮代・杉戸まちバリバル、東武動物公園駅東口通り線、合併についての住民意識調査



【施政方針を聞いて】

榎本・新町長の具体的な考え方が示される初めての施政方針ということで、関心を持って聞いた。
だが、傍聴席は2名。寂しさは隠せない。

榎本町長はキャッチフレーズともいって良い「成長する宮代」に向けた取り組みの中心に「行財政改革」と「町の活性化」をあげた。
そして「市街地整備」、「定住促進」、「子育て支援」、「産業振興」を進めますとも。

「行財政改革」の具体例として、「ふれ愛センター」の見直し、「進修館」の指定管理者化、小中学校再編の検討など設備のハードそのもの及び運営の見直し。

「町の活性化」としては、東武動物公園駅西口駅前広場、春日部久喜線整備、東武動物公園東口周辺整備事業、和戸駅西口の区画整理事業といずれも開発型のハード整備。

成長するためには、旧来型のハード整備ということなのだろうか。この件に関しては、もう少し議会での論議の深まりをみていきたいと思った。

今回の施政方針を聞いて「農あるまちづくり」「新しい村」に全く言及が無かったのにはちょっとびっくりした。

また、「産業振興」と語りながらも、その具体的なものが全く示されていないのにも驚かされた。

施政方針の内容を見るとこれまでの町長施政方針とは違った印象を受け、それはそれで新町長としてのカラーが出ているともいえるが、施策全体へ目配せが十分なのか、職員や議会との意思疎通が円滑に出来ているのか、ちょっと心配な感じを持つ施政方針と受け取ったのは私だけだろうか。


初の女性議長に角野由紀子氏 宮代町議会

2014年02月25日 16時18分10秒 | 宮代ニュース
宮代町議会は25日、3月定例議会を開会し、中野松夫議長の辞意を受けて、議長選挙を行い角野由紀子議員を第23代議長に選出した。宮代町議会で女性議員が議長を務めるのは昭和30年初議会以来これが初めて。



角野由紀子氏の議長選任に伴い、角野氏が務めていた副議長が空席となったことから、同時に副議長選挙も行なわれ、合川泰治議員が副議長に選出された。

角野新議長は「円滑な議会運営に誠心誠意取り組んでいきたい」と挨拶、合川副議長は「ルールを重んじる議会運営を進めたい」と語った。

なお、議長選挙の結果は次のとおり
○角野由紀子 7票
 飯山直一  5票
 丸藤栄一  2票

副議長選挙の結果は次のとおり
○合川泰治  7票
 加納好子  5票
 山下秋夫  2票