日本の未来を担い、震災復興元年の子どもたちが30日、宮代町・和戸宿の浅間神社を訪れ、健やかな成長祈願を行なった。
両親や祖父母らと共に浅間神社を訪れた赤ちゃんたちは、初山に登ったことを証す朱印を額に押してもらい
誇らしげ。
お参りを済ませた赤ちゃんたちは、記念撮影をして
団扇や痰きり飴など近所の人に初山に登ったことを報告する品々を買い求めていた。
宮代地区では、辰新田や山崎山の浅間神社で7月1日、富士山の山開きに合わせて初山が行なわれているが、和戸宿の浅間神社はそれを前にした6月30日に「うら浅間」として初山が行なわれている。
境内では、子どもたちによる灯篭が設置され、和戸宿山車保存会による祭り囃子が奏でられるなど、夏祭りムードの中で初山が行なわれた。
今年は震災復興ということで、灯篭の多くは被災地に対する「頑張ろう」のエール。
これから、日本の復興・再建に向けて一緒に頑張っていく気持ちよとどけと
祭囃子の音が響き、近在の人らが訪れて、参拝していた。
なお、明日7月1日は、宮代町の山崎山の赤松浅間神社、辰新田の安養庵・浅間神社、杉戸町の河原の浅間神社の三山で初山が行なわれる。