宮代NOW(出来事編)

埼玉県宮代町及び周辺のもろもろ情報

復興元年の初山 宮代町和戸宿・浅間神社に健やかな成長祈願続々

2011年06月30日 22時07分19秒 | 宮代ニュース

日本の未来を担い、震災復興元年の子どもたちが30日、宮代町・和戸宿の浅間神社を訪れ、健やかな成長祈願を行なった。

両親や祖父母らと共に浅間神社を訪れた赤ちゃんたちは、初山に登ったことを証す朱印を額に押してもらい

誇らしげ。

お参りを済ませた赤ちゃんたちは、記念撮影をして

団扇や痰きり飴など近所の人に初山に登ったことを報告する品々を買い求めていた。

宮代地区では、辰新田や山崎山の浅間神社で7月1日、富士山の山開きに合わせて初山が行なわれているが、和戸宿の浅間神社はそれを前にした6月30日に「うら浅間」として初山が行なわれている。

境内では、子どもたちによる灯篭が設置され、和戸宿山車保存会による祭り囃子が奏でられるなど、夏祭りムードの中で初山が行なわれた。

今年は震災復興ということで、灯篭の多くは被災地に対する「頑張ろう」のエール。

これから、日本の復興・再建に向けて一緒に頑張っていく気持ちよとどけと

祭囃子の音が響き、近在の人らが訪れて、参拝していた。

なお、明日7月1日は、宮代町の山崎山の赤松浅間神社、辰新田の安養庵・浅間神社、杉戸町の河原の浅間神社の三山で初山が行なわれる。


子どもの健やかな成長を願う 初山の準備整う

2011年06月29日 20時10分56秒 | 宮代ニュース

赤ちゃんの健やかな成長を願って6月30日、7月1日に行なわれる『初山』。各浅間神社では初山の準備が整い、訪れる赤ちゃんを待つばかり。

杉戸・宮代地区で「初山」が行なわれるのは4箇所。

6月30日は「うら浅間」として、宮代町和戸宿の浅間神社で「初山」が行なわれる。

例年、多くの赤ちゃんが両親や祖父母と共に訪れ参拝し、額に初山登山の証の朱印を押してもらう。

翌7月1日は、三山として「宮代・杉戸」地区の3つの浅間神社を回って、それぞれの山に登る「初山」が行なわれる。

杉戸地区にあるのは、通称「河原の浅間様」

例年、多くの人が訪れ、混雑する時間も。

宮代地区にあるのは「赤松浅間様」

富士塚を登る階段脇にはアジサイを植栽するなど訪れる人を迎える準備も万端。

三山のもうひとつの浅間神社は宮代地区辰新田の安養庵・浅間神社。

富士塚としての雰囲気を今も残す山で、安易には登れない。

それぞれに特徴を持つ三山。今では3つの山全部にお参りする人は少なくなっている。


宮代町のヒーロー・ハナレンジャーは今日も雑草と戦っていた

2011年06月28日 21時16分28秒 | 宮代ニュース

宮代町商工会青年部は28日夕、アジサイの除草作業を行なうなど「はなみやしろ」活動に汗を流した。

宮代町商工会青年部が大活躍するヒーロー軍団・ハナレンジャーは、子どもたちの人気を集めているが、ハナレンジャーの原点は「はなみやしろ」

宮代町商工会青年部が宮代町と協力して取り組んでいる「華のある町」「花いっぱいの町」を目指した『はなみやし ろ』活動。

見沼用水路沿いに紫陽花の植樹を行い、町民の憩いの場にしていきたいとスタートした。

その活動を知ってもらうと共に、子どもたちに楽しみと笑顔をと結成されたのが「ハナレンジャー」。

ハナレンジャーショーは、花の街・宮代を襲う「雑草軍団」から宮代町を守るハナレンジャーというストーリーで展開する。

そのヒーローたちが28日、実際の雑草と格闘

これまでも年数回、雑草除去作業を行なっているが

28日の宮代地域は33.6度と真夏日。ちょっと動いただけで汗が噴出す。

本物の雑草は、ハナレンジャーショーで演じられるように簡単に料理できない。

それでも、宮代町の次代の商工業を支える青年部の若い力。

見る見るうちに綺麗になっていった。


大きく羽ばたけ「日野熊蔵」二世たち 日本工業大学の学生が「鳥人間」にチャレンジ

2011年06月27日 21時54分31秒 | 宮代ニュース

一世紀前の1910年12月、徳川好敏大尉と共に日本で初めての動力機飛行に成功した日野熊蔵氏。その志を受け継ぐ日本工業大学(埼玉県宮代町)の学生たちが7月30、31日の両日、琵琶湖東岸・滋賀県彦根市の松原水泳場で開催される読売テレビ主催の「第34回 鳥人間コンテスト」の「人力プロペラ機ディスタンス部門」に挑戦する。

 

挑戦するのは、日本工業大学の学生有志25名による「Team飛行時間」。チャレンジする機体は「Sun Field 2011」。

現在機体製作が急ピッチで行なわれており、「日野熊蔵氏のように『大空を飛びたい』との思いは、時代は違っても変わらない。当時、日野氏と一緒にチャレンジした先輩(東京工科学校=1907年創立、日本工業大学の前身)たちの夢を果たしたい。」と頑張っている。

日本工業大学の学生たちの挑戦には、日本工業大学としても、全面的なバックアップ体制をとっており、柳澤学長も「鳥人間 日野大尉の夢 果たせるか」と学生たちにエールをおくっている。

「空を飛びたい」との強い思いを実現するための私財をなげうって動力飛行機4機を製作し、チャレンジした日野熊蔵氏。その2号機「日野式2号機」のレプリカが日本工業大学工業技術博物館の天井に展示されている。


(日本工業大学工業技術博物館HPより)

この二号機の製作は日本工業大学の前身である東京工科学校の実習室が利用され、組み立て、輸送、飛行試験には当時の東京工科学校の学生が参画したとされている。二号機は残念ながら飛行に成功しなかったが、後の礎となった。

その思いを「勝手に受け継ぐ」現在の日本工業大学の学生たちが、「飛行」にチャレンジしている。

その機体の名前は「Sun(日) Field(野)」。

 

実は、Sun Fieldも二号機である。一号機は昨年(動力機飛行に成功から100年目)の鳥人間を目指して製作されたが、書類選考で不採用に。

今年は、思いも新たにエントリーし、書類審査をパス。琵琶湖プラットフォームに立つこと、そして羽ばたくことを目指して25名が思いをひとつにして連夜製作に励んでいる。

 

世界の舞台への挑戦を目指すフォーミュラカーに加えて今回の「鳥人間」で空への挑戦と日本工業大学は今、学生たちの夢へのチャレンジが繰り広げられている。


日曜の午後家族で人形劇を楽しむ 「みやしろこども劇場」を上演

2011年06月26日 18時07分11秒 | 宮代ニュース

日曜日の午後のひと時を子どもと一緒に童心にかえってゆっくりすごそうという家族がなど約80名が26日、進修館で行われた「みやしろこども劇場」で人形劇と紙芝居に歌を楽しんだ。

「みやしろ子ども劇場」は、宮代町の人形劇サークルの「人形げき団みやしろ」が出演して行っているが、子どもとお母さん連れだけではなく、お父さんも一緒に楽しむ姿が目立っている。

この日も10人前後のお父さんが子どもと一緒にゲームに興じたりしていた。

午後2時から始まった「みやしろ子ども劇場」は、最初に紙芝居が行われ

子どもたちを引き入れると

人形劇「赤ずきんとオオカミ」が上演され

「お母さんに頼まれて、おばあさんにぶどう酒とパンを届けに行く赤ずきんが、途中でオオカミに会い・・・」という人形劇に、子どもたちは次第に引き込まれていく。

そして、赤ずきんが助けられるとホッとした表情。

人形劇の後は、歌ったり、身体を動かしたり

楽しい午後の1時間ほどを過ごした。

お父さんたちも久しぶりに童心に返って、リラックスした様子。