3.11の東日本大震災から、災害時の防災・減災に対する地域力が改めて見直されているなか、宮代町辰新田地区・蓮谷地区では1日、自主防災組織の主催で防災訓練が実施され、辰新田地区では50名、蓮谷地区では40名を超える住民が参加し「地域の絆」を確認しあった。
宮代町は自主防災組織率が96%を超え「自らの命・地域は自らで守る」という意識は定着しつつある。
こうした意識をどう具体的な活動に結び付けていくかが課題となっており、各自主防災組織を中心に各種の取り組みが行なわれている。
1日は、辰新田地区と蓮谷地区の自主防災組織が笠原小学校で防災訓練を実施。
久喜地区消防組合の担当者から各種の防災・減災指導を受けた。
保護者に手を引かれた子どもたちも積極的に訓練に参加。
訓練と共に地域の連帯の絆を確かめる意味合いもあって
時折、笑いもこぼれるわきあいあいとした訓練。
それでも、イザというときに確実に出来るよう、熱心に訓練は行なわれ
数多くの質問も指導者に寄せられていた。
訓練は2時間程度で終わり
地域の集会所に戻って
炊き出し訓練の食事をとりながら地域の絆を確認しあった。