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5議員が質問 一般質問2日目 宮代町議会

2012年03月07日 20時18分55秒 | 宮代ニュース

宮代町議会は7日、一般質問2日目。5議員が質問に立った。

主なやり取りは次のとおり。

○小児医療センターの存続を
埼玉県でも小児医療センター(さいたま市岩槻区)の全面移転については一部機能を残す等、見直しを示唆している。また、埼玉県利根保健医療圏では土屋小児病院が40床の病床を持つ新病院を久喜市久喜中央3丁目367-2に本年6月のオープンを目指して移転・拡充中であり、利根医療圏の小児科中核病院として24時間360日の診療体制が整う見通しである。

○県道さいたま-幸手線(御成街道)の整備について
埼玉県によると5年以内の完成をメドに和戸交差点の右折帯、歩道、隅切り整備を行なう予定で1億円が予算化されたとのこと、宮代町としても協力して早期の整備を達成したい。

○学校備品は教育予算で
昨今の夏の暑さ対策として一部でPTA予算から、扇風機を設置した学校がある。子どもを思う気持ちは大切にしたいが、反面、学校によって教育環境に差異が生ずるのは好ましくないと思う。宮代町では暑さ対策として24年度、全小中学校の教室に扇風機を設置する予算を計上した。

○公共における節電・省エネの取りくみ
電力依存体質を見直すと共に、自然エネルギーに更に目を向け、新技術情報の収集に努め、コスト・省エネ効果など様々な側面から検討・研究していきたい。

○放射能対策
別項

○副町長のスタンスは
宮代町がよりよくなることを最前に置いている。

○下校時の安全性
学校を支援しているすべての人が児童・生徒の登下校時の安全性について一堂で意見交換する場を設けるよう各学校に投げかけていきたい。

○共栄大学との包括協定
日本工業大学に続いて昨年12月共栄大学(春日部市)と包括協定を結んだ。「遊びと運動教室」や「めだかの学校」など共栄大学教育学部との連携活動も始まっている、さらに、国際経営学部観光ビジネスコースなどとの活動も具体化させていきたい。

○町内の医療体制
町内の医療機関の「とねっと」への参加は、事務量の増加、利根医療圏で最南に位置するという地理的条件などで、現在までの参加は六花や鈴木医院と少ない。宮代町としては引き続き参加を呼びかけていきたい。 

○廃屋対策について
24年度、宮代消防署と共に空き家・廃屋の実態調査を行ないたい。そうしたことをふまえて、空き家条例などの制定を含めて、この問題の検討を行なっていきたい。

【一般質問を傍聴して】

今回の議会は、今までと大きく違う。

議員の質問や執行の答弁が変わったというのではない。

変わったのは、傍聴席。

連日、10人を超える人が傍聴に訪れる。今日はついに20人を超えた。

何故増えたかはわからない。しかし、理由はどうであれ、傍聴席がにぎやかだというのは好ましいことである。

ただ、傍聴席は活気があるのだが、議員の質問は・・・・。

議員の勉強具合で質問の出来、不出来の差が大きい。新人だからとか古いからとか言うのは問題ではない。質問のテクニックは古い議員の方が慣れているし、新人は問題へのスポットのあてかたが新鮮であるので、新旧による差はない。

問題は、質問項目をどれだけ勉強し、何を質し、どうしたいのか、そのためにはどんな提案・提言・切込みがあるかだ。

議員の勉強もだが、執行側も勉強不足、あるいは一般論に逃げるという論点外しなどもある。

それを突っ込めない、議員の勉強不足という側面もあるが・・・・。

それがなくなり、丁々発止の論戦が続けば、傍聴席も盛況が続くだろう。

傍聴席の動向は議会が活発かどうかのバロメーターの一つともいえるのでは。

これからの傍聴席に注目してみたい。

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