
なんともオーバーな名前の付いた花である。コウゾリナ。

漢字で書くと顔剃菜あるいは剃刀菜。カオソリナあういはカミソリナが転じてコウゾリナになったといわれる。

何故剃刀かというと茎などに茶色の鋭く見える棘がある。これで手を摺ったりすりと時には非常に痛いことがある。

これが剃刀のようだっということのようだが、実際は、かなりオーバーな表現だと思われる。
剃刀の役目は出来ないし、ましてや顔剃りなどしてみようという発想に至らない。

ただ、侮るなかれ、このコウゾリナが沢山生えているところを藪漕ぎすることだけは避けたほうが良いと思う。