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大地震を乗り越えてSLが力強く走る 宮代町・日本工業大学

2011年04月16日 19時56分24秒 | 宮代ニュース

宮代町の日本工業大学で16日、東日本大震災後初めてのSL有火運転が行われ、訪れた人のなかには、その力強い走りと被災地の復興への願いを重ね合わせ、拍手をおくる人も。

昨日来の強い風で、大方の桜は散ってしまったが、散り残った花びらや真っ赤な桜蕊、緑鮮やかな若葉などがその走りを祝福しているかのようだった。

散り残った桜のなかには、最後の花びらを散らしてSLの走りに彩を添える心憎い花も。

日本工業大学工業技術博物館では明治24年(1891)にイギリスのダブス社で製造された蒸気機関車B6 2109号機関車を動態保存しており、毎月第3土曜日(8月と12月を除く)の午後1時から午後3時の間、構内の線路で有火運転を行っている。

16日は、東日本大震災後初めての有火運転となったが、線路の点検などを行って問題がないことが確認されたことから運転を行ったもの。

SLファンや子どもたちが訪れ、初夏を思わせる天候の中、風を感じながら走るSLの姿にカメラのシャッターを切ったり、乗車体験などを行って楽しんだ。

また中には、力強い走りを、大震災の復興にかける願いと思いにつなげる人もみられた。


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