28日、宮代町の進修館に各地から箒に乗って(?)駆けつけた魔女たちと、約60人(人と数えるのが正しいのか不明)の魔女見習いおよび候補生・シンパが集まり、表の顔は宮代町長の庄司魔王を中心に「ハーブ魔女サミット」を開催、「ものぐさ魔女の思惑」というなんともとぼけたサミット声明を採択すると共に、明日29日「みやしろハロウィンパーティ2011」を開催し、大いに楽しもうと宣言した。
いつもは、宮代町議会などが開かれる宮代町コミュニテイセンター・進修館の小ホール。28日午後1時、進修館(シンシュウカン)が進修の館(シンシュウのヤカタ)となった。
その、原因は、どこからやってきたのかわからない、魔女たちが集結したため。
魔女だけならまだしも、魔女を目指す予備軍や見習い、さらには魔女に心を寄せるシンパなど約60人(?)も・・・。
宮代NOWも潜入に成功したのでルポする。
魔女たちが待つ中、おどろおどろしく登場したのは・・・・。
表の顔は宮代町長、裏の顔は・・・・。『魔王』。
表の顔は「新しい村」の村長も村の魔王として魔女たちを迎える。
無論、「新しい村」の魔女と見習いも全世界から箒に乗ってやってきたであろう魔女たちをにこやかに迎える。
迎えるからには、「新しい村」の様子を報告し、魔女たちや魔女親衛隊のご機嫌をうかがう。
サミットと題するからにはと記念講演その1 「空飛ぶ魔女の秘密~ハーブと魔女の意外な関係~」を西村佑子氏に語ってもらう。
魔女は本当に箒に乗って飛ぶのか。箒に乗って飛ぶのはいいが何処に行くのか。などを語る。魔女にとっては常識なのだろうが、魔女を全く知らない潜入記者にとっては驚きの連続。西村氏によると、箒に乗ったり、箒や杖のようなものや雄のヤギ、豚などに乗っている例もあるそうだ。また箒も掃くほうを前にしたり後ろにしたりまちまち。
では、その姿で何処に行くのか・・・・。記者は豚に乗るというところで、完全にふいてしまって、後は記憶に残っていない。ただ、メモを見ると悪魔と黒ミサをするために悪魔のところに行くのだそうだ。
いやー、魔女の世界は難しい。
続いての記念講演は「メディカルハーブ入門~ハーブを使って心も身体も健やかに~」を村上志緒氏が語ってくれた。西村氏、村上氏とも魔女では無いと主張したいのか格好は・・・。だが、村上氏は猫の格好。どうもよく分からない。
この鍵を解くヒントは西村氏の講演にあった。「実は20世紀中ごろ(1950~60年)から魔女に対する新しい価値観が生まれた」らしい。どうも女性の社会進出と関連があるらしいのだが、潜入記者には理解できなかった。ただ、その中で、近年、「薬草魔女」の部分が急速に力を持ち魔女の一つのカテゴリーを形成しつつあるらしい。
その意味では、村上氏はまさしく「薬草魔女」。ハーブなど自然素材を駆使して魔界(?)を作る。
会場に、すばらしい香りを漂わせ、魅惑の世界へと引き込む。まさに「魔女」。
講演後、ホスト魔女である新しい村の魔女から「ハーブ魔女サミット」の声明文が発表され、
あれよあれよというまに採択。
魔王も満足げな様子。
気を良くした魔王は明日29日、「みやしろハロウィンパーティ2011」の開催を宣言。にこやかなうちに魔女サミットは閉会した。
それにしても、魔界というのは記者のような常人には分かりづらい。例えば・・・、下の記念写真。
魔王2人(?)に対して魔女は十と・・・・・。
つまり、魔界というところはハーレムなのか????!!!!と下世話な人間は考え込んでしまった。
なんとも、しまりのないルポで申し訳ありません。ただし、明日29日の「みやしろハロウィンパーティ2011」は魔女から人間まで、大人から子どもまで、すべての人(?)が楽しめること請け合い。
是非、宮代町を訪れることをお勧めする。