ウグイス

2017-08-26 05:03:35 | 日記

 

 雨降り続きの天気で早生種りんごつがるの着色がなかなか進まない。明日々9月に入るのに色付きが悪くてまだ収穫は出来ない。農作業するには曇り空で真夏日ならない気温で楽で良いのだが農作物の生育の遅れが心配になって来る。

平年より気温が低いので水田の水管理は深水して温度管理の徹底を広報している。あまり遅くまで水を入れて置くと秋の刈り取り時期の圃場が乾かなくなる。いつもなら20日頃から委託しているコンバインでの刈り取り作業が始まる。

軟弱な圃場の稲刈りは平らな圃場をキャタビラの跡で凸凹の轍で台無しになってしまう。翌年の春の耕耘作業で雪解け水が遅くまで低い場所に溜まって乾かない。乾かない場所をそのままにして耕耘して代掻き作業をしてしまうと田植えには難儀する。

底なし沼のような軟らかい場所に田植機が抜かりにっちもさっちも行かなくなってしまう。広い圃場の田植えしたばかりの苗を踏み倒して大型トラクターで引き上げた苦い経験がある。低い気温で減収覚悟で雨続きの毎日。週間天気予報では又後半雨続きなので水口から水入れと止めて乾かしている。

ちょっとの日射しで汗が流れ落ちる程の暑さに戻るが直ぐに雲の隠れてしまう。涼しい風で仕事は捗るがこの園地にいるとウグイスの鳴く声を聞きながら摘果作業をしている。今年はお盆の季節が終ってもまだウグイスが鳴いている。ミンミンゼミとウグイスの鳴き声の合唱、夜はコオロギ等の秋の虫の鳴き声でごっちゃまぜの季節感。時折涼しい風で仕事は捗る。