人間ドック

2016-08-31 05:25:32 | 日記


前日から人間ドックの健康診断があるので準備をする。前は農協女性部会員になりいくらかの助成金を貰い集団で送迎用のバスで行っていた。日の短い冬期間でまだ薄くらい早朝からそれぞれ各の集合場所に集まりまとまって乗車していた。40歳後半から毎年健康診断を受けその間、いろんな病気の早期発見で再検査したりで継続して来た。この頃は自家用車で家内と一緒に検診を受けている。

 台風10号の影響で生暖かい風、小雨の中、国道13号線を走行する。途中立谷川の水の流れは濁流で今に時期の芋煮会はここ暫く河原では出来ない状態。県検診センターの建物入り口には未だ数人並んで戸が開くを待っていた。開門時間は7時だが台風の影響で横殴りの雨の中衣服が濡れて来るので早めの開門。時折小雨で並んで待っているが上空を仰いで台風の進路が 気になっている。センター内のテレビでも特番の台風関係のニュース番組。今晩からの東北地方に上陸の進路が心配で黙って見ている。

     

 健康診断を休むと何かしら体の事が不安になってしまうので毎年これまで続けられた。丁度還暦の厄払いの時期の健康診断で胃壁の異変が発見された。その頃は内でも癌で亡くなる方が多く不治の病と恐れられ早期発見、治療が必要と話題になっていた。

 審査結果が最悪の場合大きい病院では空き病棟がなくなかなか直ぐには入院治療は出来なく何ヶ月後待ちだった。地元開業医院に行き検査して貰ったらやはり心配していた病気のようだった。年の瀬も迫り大きい病院に年明けの再検査の紹介をして貰ったが手遅れが心配であえて医者に懇願して当日午後から再々度検査する。

 都合が良く大きい病院でも1日2回も胃カメラを入れての検査は無理のようだったが無理にお願いして胃壁の切り取り又大きい病院で細胞検査をする。結果が出るまでは自覚症状がないので医院では治療する事無く丁度胃医者も正月休みで少なく俺も家で正月を迎えた。

 その後正月明け早々摘出手術でなんとか瘦せ体で日常生活に戻る。術語体重15kgも減量になり毎年健康診断で当時の事を思い出し人間ドック検診の有り難さを痛感している。

 


台風

2016-08-30 05:11:09 | 日記

 

携帯ラジオの音声を上げ台風10号の進路を聞きながらリンゴ収穫。まだ台風の影響はないが東方から時折霧雨でリンゴの葉っぱは濡れて来る。東部の山の頂霧雨で見えなく成ったりで何時もの霧雨とは違い止まない。蒸し暑い天気だが一瞬の霧雨で気温は下がり気持ちが良い。

 黒星病で障害果が多く、超大型台風は明日には東北地方横断する予報で口数の少ない家内。リンゴ、ラ・フランスの収穫はこれから本番で今大型台風が来たら今年の農業も終わってしまう。台風対策でJAの広報車は遅い速度で走行している。昔果樹面積の狭い頃は落果防止で稲杭や角材で太い枝を支えたり、縄で枝吊りをやったりした。

 この頃では広い面積でどうすることも出来ず諦めて進路が外れたり温帯低気圧になり勢力が弱まってくれるのを期待しているだけ。台風が心配で忙しく台風対策をやっている農家は見当たらない。農業をやっている若者は少なく大抵は定年帰農者や高齢者で何時もと変わらない。

 ちょっとした集まりで良く話題にあがるのが担い手無いこれからの農業で誰が農地を守って行くのか?。毎年高齢や不幸で耕作不能で農地が放任されて荒れ地増えて来る現状。山里の農地は数年前から熊、猿の被害が増えて来ているが近年猪の被害が多く困っている。

 今からの会社定年組は大事の育てられ若い時分には農業には全然関係無く生活して来たので定年後は農業には無関心。機械化農業で慣れない運転操作で事故でも起きたら大変で御身大切で荒れ放題の農地が散見される。周辺の農地が放任されると隣接農地にも様々な障害が出て来て農業は出来なくなってしまう。


台風

2016-08-29 04:51:25 | 日記

 

 台風10号の進路の心配しながらリンゴの玉回しをする。今回の台風の進路は不思議なくらい迷走して東北地方からは離れて過ぎ去って行くだろうと暢気な事を思っていた。それが日増し段々と大型台風に成長して雨、風も強い台風になって東日本を横断する形の進路。

 頭を垂れた稲穂、風には弱いラ・フランスの落果、リンゴと思ったばかりでゾ~とする。防風除けに支柱で枝を支えたりも考えるが余りの広い園地の面積で成り行き任せ諦める。この頃は日差しもどことなく弱まり秋の雲で出てちょっと太陽が雲に隠れると涼しい風。

 休憩時間の飲料水も手作りの梅ジュースに冷たい氷水ではなく、熱いお茶になって来た。何の考えもなく働いていると自然に飲み物も変わって来て季節の変化を思う。サクランボは豊作だったがリンゴは黒星病の障害果が多く、ラ・フランスはまあまあの出来映え、水痘は平年並みを期待が出来る。

 すべて満点の作柄なんては所詮無理な事でリスク分散する為様々な農作物を栽培している。初夏に販売したのはサクランボだけでこれから果物、米の収穫が始まる。携帯、ラジオ等で台風の進路を気にしながら農作業で忙しく動き回る。


スズメバチ

2016-08-28 04:51:48 | 日記

 

何時もリンゴの葉摘み暑い中日焼けリンゴで変色して腐れがかったリンゴが多い。今年は白く変色した日焼けリンゴは散見されるが日焼けで茶色に変色したりんごは余り見かけない。日焼けで表皮が柔らかくなったリンゴや傷果で表皮が破れたリンゴにはいろんな蜂が飛んで来る。

 リンゴの甘さに誘われて中の果肉を食べに集まって来るのだ。果実に傷が付いた障害果は熟するが早く、蜂だけでなく甘いジュースを餌に小さい虫も寄って来る。雨上がりの傷果には小さい昆虫が来るのを待ち構えて青蛙がジ~として瞬時に長い舌で捕まえている。青蛙は野鳥の餌で旨く自然界は循環している。

 今頃の葉摘みはスズメバチが多く果実だけ食べて薄い表皮だけ残して外見からは判断出来ない。日焼けや傷果は上部が多くそこから食べ始めるので下方から葉摘みをしているとスズメバチがいるのか分からない。丸い風船状に薄皮の表皮とリンゴの芯だけのリンゴになっていて知らずに葉摘みで触ると中の大きいスズメバチが威嚇して出て来る。

 退屈しのぎにたまにスズメバチのリンゴを食べる姿を近くのよりジ~と見ている。果実をガリガリと強いあごで食べて砕き、下に食べかすをボロボロ落としている。すごい早さで食べていて果実が減って行くのが分かる程食欲旺盛。脚立の高い所の踏み段に上って作業中、急にスズメバチの威嚇に会うとびっくりして転落の危険で注意を促している。

 今年は全然スズメバチの被害果は無く不思議な年、また超大型迷走台風が上陸して東日本列島横断の心配。


暑さ

2016-08-27 04:58:05 | 日記

 

働らかないで家の中にいても蒸し暑い毎日。朝からギラギラの日差しを受けてリンゴの葉摘みをする。暑さ対策に首にタオルを巻き薄い手袋をかけて1個々りんごに日陰を作る葉っぱを摘んで陽を当てて着色を良くする。摘み残しの1枚の葉っぱがあっても日陰で着色にむらが出来て製品としては下級品になってしまう。葉摘み後着色が進んだ後に今度はリンゴを回して全面に色付けして見栄えの良く美味しいリンゴを作る大変な手間のかかる作業。

 高温の中日陰を作る葉っぱを全部摘んでやると急な日差しで白く脱色したり茶色に変色して日焼け果実になってジュース用の安価になってしまう。またあまり遅い時期や早い時期の葉摘みも着色には良い結果が出来ない。農作業は簡単なようだがなかなか葉摘み作業1つをとっても難しい。呑気に構えて脚立の上り下りしては手間負けして経営は成り立たない。いかに手際良く上手にするかだが、この連日の高温で体がもたない仕事。今年の夏は日中は高温だったが夜の気温は低く熱帯夜は少ない気がする。

 いつも年のお盆頃は夜は茶の間の窓を開け虫除けの網サッシ窓でテレビを見ていると池のカエルの鳴く声が煩く音が聞き取れない程。お盆の来客もカエルの鳴く声が煩く参った~と嘆いていた。今年は朝晩の気温は低く都会からの帰省客は夜半肌寒い程の気温でびっくりしていた。何時も煩いカエルの鳴く声が少なく熟睡出来て満足していた。この頃日中ミンミンゼミの鳴く声も時たま聞く程度で夕方から鳴くヒグラシは全然聞こえない。お盆前からコウロギの鳴き声が方々から聞こえ、もうすぐ収穫の秋で週間天気予報でも真夏日は少なくなって来た。