収穫

2018-10-11 06:42:37 | 日記

JA農協共選場のラ・フランス受付は15日までで収穫を急ぐ。園地で1個毎の重量選果をするとなかなか面倒で仕事が捗らない。目測で傷果、擦れ果、虫害果、石梨等の障害果、他に3階級の重量選果をして5個のコンテナに荒選別している。余所の果物と違い1個の4重量が重く1コンテナいっぱいに入れると20kgは越える。重いコンテナを軽トラックに積んで作業小屋に運んで後日計量器で計り贈答品、JA選果場に運んでいる。

心配した台風25号の被害は少なく一過後天気も回復して暖かい陽射しの中収穫を急ぐ。この頃曇り空になると5時前には収穫を止めて帰宅する。今年は雨降り空も無く夕焼け空の連日で仕事は思ったより捗る。

パソコンに載っている昨年の農作業日誌や親父のブルグを見ながら作業の進捗具合を話ししながらもいでいる。「あ~あ、台風来なくて良かった~」何回も同じ事を言いながら脚立の上り下りに気を配りながらの収穫。

朝露でズック履きでは濡れてやばついなのでゴム長靴を履いての収穫。アルミ脚立の踏み段は濡れて滑りやすいので危ない作業。ラ・フランスの実は800g越える重さのもありまとも頭に落ちて来たら脳震頭で救急車で搬送だ。

花摘み、摘果だけで葉摘みや玉回しは必要がないので栽培管理は楽。今年はリンゴと違い病虫害果や台風の被害果が少なく安心して収穫が出来る。

 

 


台風一過

2018-10-10 05:54:45 | 日記

 

大した台風25号の暴風被害もなく安堵してラ・フランス収穫をする。最低気温は19度くらいで温かい朝日中の気温は24度の予報。段々と里山の落葉樹は紅葉が落ちて来る。マツクイ虫の被害で枯れがかって葉っぱが茶色に変色している。マツクイ虫の被害樹は毎年専門伐採業者が伐採してビニールで被覆して被害が広がるのを防いでいる。

古木は伐採して幼木の松の木で幼時の頃はマツタケやサクラモダシ等のキノコの宝庫だった。この頃では里山の手入れも出来ず荒れ放題になってしまう。燃料の材料や炭の用材、建築資材等で大切な森林だった。

世の中、余り開けて若者は里山を見向けもしない。昔は山の木を伐採する時にはそれぞれ所有者が立ち会いして境界づたいに目印に木を残して伐採した。後で離れて見ても森林の樹齢で境界が判断出来た。まと所処の大きい石だったり栗の大木だったりしてして毎年秋には栗拾いで行って子供達に境界の話をして山を守って来た。

 

手入れの行き届かない里山の斜面には陽が射ささずキノコも生えない。イノシシ、熊、猿等の獣道があり里山沿いの農家は音花火やソーラ用の電牧を張って被害防止をしている。台風も過ぎ去り側のリンゴ園地では賑やかに葉摘みをしている。我が家では眩しい程の快晴の中ラ・フランス収穫に余念がない忙しさ。