夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『フィフス・ウェイブ』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の10本目@西宮)

2016年05月17日 | 映画(は行)
『フィフス・ウェイブ』(原題:The 5th Wave)
監督:J・ブレイクソン
出演:クロエ・グレース・モレッツ,ニック・ロビンソン,ロン・リヴィングストン,マギー・シフ,
   アレックス・ロー,マリア・ベロ,マイカ・モンロー,リーヴ・シュレイバー他

GWが明けて、ダンナが2泊3日で国内出張につき、私は羽伸ばし放題。
仕事には行かなあかんけど、その帰りに映画。
17:15に終業して18:00に西宮ガーデンズ着は無謀かと思いつつ、
チャレンジしてみなくてはわからない。
無理でしたというケースがなきにしもあらずでしたが、とりあえずやってみた。
そうしたら、道がわりと空いていたこともあり、18:05に屋上階駐車場に到着。
TOHOシネマズの予告編上映時間は10分以上あるから、本編にはセーフ。

原作はリック・ヤンシーの同名ヤングアダルト小説
監督は『アリス・クリードの失踪』(2009)が面白かったJ・ブレイクソン。

平凡で幸せな毎日を送っていた女子高生キャシー。
優しい両親とまだ幼く可愛い弟のサムと暮らしている。

しかしある日、謎の地球外知的生命体が地球上空に飛来する。
彼らは第1波で世界中の電源をシャットアウトし、地上の人々を混乱に陥れると、
人類の動きを見定めるように同じ空間に留まる。
姿を見せることはなく、ただ円盤状の物体の中から様子を窺っているらしい彼らを
人々は“アザーズ”と呼ぶように。

アザーズは第2波で大地震津波を引き起こす。
第3波では鳥インフルエンザを蔓延させ、
そのせいでキャシーの母親をはじめとする多くの人々が死亡。
残された人々は安全と思われる土地でキャンプを張り、協力して暮らす。

そのキャンプ地へヴォーシュ大佐率いる軍隊がやってくる。
ヴォーシュは人々に安心するようにと言い、
まずは子どもたちを基地へ送り届けると約束する。
キャシーとサムは基地への輸送バスに乗り込むが、
サムのお気に入りのぬいぐるみをキャシーが取りに行っている間にバスは出発。
キャシーは父親を含む大人たちが軍人に虐殺されるところを目撃する。

いったいどうなっているのか。とにかくここから逃げなくては。
森に逃げ込んだキャシーは、サムを助けるため、歩いて基地へと向かう。
アザーズは第4波として生存者への寄生を開始。
森の中には一見人間のアザーズがいるらしい。
細心の注意を払って歩くも狙撃されて気を失ったところを
エヴァンという男性が救ってくれたのだが……。

そんなに観る人もいないと思われるのでネタバレしちゃいます。
助けてくれたエヴァンはアザーズと人類どちらとも言えない存在。
基地にはキャシーが片想いしていたベンがいて、中盤以降に三角関係へと発展。
キャシーの生足にエヴァンが視線を這わせるシーンがあれば、
水浴びするエヴァンにキャシーが生唾ごっくんのシーンもありつつも、
露骨な絡みのシーンはなくて、青少年もOK(笑)。

特筆すべきはアザーズ討伐隊に任命された凄腕ガール役のマイカ・モンロー
ゴスっぽいメイクがとても似合います。
ヴォーシュに命じられてアザーズ退治に行くはずが、
実はヴォーシュがアザーズだったというトンデモな展開で、
スケールが大きそうなわりには小粒な印象を受けるのはなぜでしょう。

そこそこ面白かったけど、続編は要らないなぁ。
これで終わってほしかった。
だって、もう要らないと思いつつ、あれば観に行っちゃいそうなんだもの。
なんにせよ、『テラフォーマーズ』とは比較にならないぐらい面白さです。比べるなって!?

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