『かもめ食堂』
監督:荻上直子
出演:小林聡美,片桐はいり,もたいまさこ,
ヤルッコ・ニエミ,マルック・ペルトラ他
昨日は高速を飛ばして邦画を2本ハシゴ。
で、まずは1本目。
パリのルーヴル美術館より気になったのが
ヘルシンキのかもめ食堂。
群ようこ原作の同名小説の映画化です。
ヘルシンキの街角にたたずむ定食屋“ruokala lokki”(=かもめ食堂)。
ウリのメニューはおにぎりだ。
白いごはんにいちばん合う焼魚は鮭だから、
鮭の国ならおにぎりが受け入れてもらえるだろうと
サチエがオープンしたお店。
しかし、1カ月経っても客はゼロ。
毎日通り過ぎるフィンランド人のおばさん3人は
「客がいるところを見たことがないわね。大丈夫かしら」と噂している。
そこへ、記念すべき客第1号の青年、トンミがやってくる。
日本かぶれと見えて、Tシャツにはニャロメの絵。
彼は「ガッチャマン」の歌詞を教えてほしいと言う。
歌詞を途中までしか思い出せなかったサチエは、
カフェで見かけた観光客らしきミドリに
いきなり「ガッチャマンの歌、知ってます?」と尋ねる。
不審な表情をしながらも完璧に歌ってみせるミドリ。
聞けばミドリは特に計画も立てずにやってきて、
これからどう過ごしていいのかわからないと言う。
サチエが自宅に招待すると、ミドリは食堂を手伝いたいと申し出て……。
興味を惹かれる食べ物や飲み物がいっぱい。
なんとか客を呼び込もうと、ミドリが提案するのはおにぎり具材の変更。
トナカイの肉、ニシン、ザリガニを入れたおにぎりを試食する、
トンミの悲壮な顔つきが笑えます。
鮭、梅干し、おかかのおにぎりにこだわりつつ、
入店してもらえなければどうしようもない。
そこでサチエが作るのはシナモンロール。
店先に流れるその甘い香りに誘われて、ついにおばさん方も入ってきます。
揚げたてのトンカツをサクッと切る音、
網で焼かれる魚から滴り落ちる脂、
冷えた体にグッと効きそうなハードリカー、コスケンコルヴァ、
コーヒーを美味しくするおまじない、コピ・ルアック。
店員それぞれの「いらっしゃいませ」がある。
実際に店内にいる気分になります。ほのぼの。
ひとりで先走ってウケてしまったのが
トンミが「僕の名前を漢字で書いて」というシーン。
「トンミ」と言われて私が思いつく漢字の組み合わせはただひとつ。
それしかないやろ!
監督:荻上直子
出演:小林聡美,片桐はいり,もたいまさこ,
ヤルッコ・ニエミ,マルック・ペルトラ他
昨日は高速を飛ばして邦画を2本ハシゴ。
で、まずは1本目。
パリのルーヴル美術館より気になったのが
ヘルシンキのかもめ食堂。
群ようこ原作の同名小説の映画化です。
ヘルシンキの街角にたたずむ定食屋“ruokala lokki”(=かもめ食堂)。
ウリのメニューはおにぎりだ。
白いごはんにいちばん合う焼魚は鮭だから、
鮭の国ならおにぎりが受け入れてもらえるだろうと
サチエがオープンしたお店。
しかし、1カ月経っても客はゼロ。
毎日通り過ぎるフィンランド人のおばさん3人は
「客がいるところを見たことがないわね。大丈夫かしら」と噂している。
そこへ、記念すべき客第1号の青年、トンミがやってくる。
日本かぶれと見えて、Tシャツにはニャロメの絵。
彼は「ガッチャマン」の歌詞を教えてほしいと言う。
歌詞を途中までしか思い出せなかったサチエは、
カフェで見かけた観光客らしきミドリに
いきなり「ガッチャマンの歌、知ってます?」と尋ねる。
不審な表情をしながらも完璧に歌ってみせるミドリ。
聞けばミドリは特に計画も立てずにやってきて、
これからどう過ごしていいのかわからないと言う。
サチエが自宅に招待すると、ミドリは食堂を手伝いたいと申し出て……。
興味を惹かれる食べ物や飲み物がいっぱい。
なんとか客を呼び込もうと、ミドリが提案するのはおにぎり具材の変更。
トナカイの肉、ニシン、ザリガニを入れたおにぎりを試食する、
トンミの悲壮な顔つきが笑えます。
鮭、梅干し、おかかのおにぎりにこだわりつつ、
入店してもらえなければどうしようもない。
そこでサチエが作るのはシナモンロール。
店先に流れるその甘い香りに誘われて、ついにおばさん方も入ってきます。
揚げたてのトンカツをサクッと切る音、
網で焼かれる魚から滴り落ちる脂、
冷えた体にグッと効きそうなハードリカー、コスケンコルヴァ、
コーヒーを美味しくするおまじない、コピ・ルアック。
店員それぞれの「いらっしゃいませ」がある。
実際に店内にいる気分になります。ほのぼの。
ひとりで先走ってウケてしまったのが
トンミが「僕の名前を漢字で書いて」というシーン。
「トンミ」と言われて私が思いつく漢字の組み合わせはただひとつ。
それしかないやろ!