minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

宇都宮Fellows

2018年04月13日 | 環境
生音の響きが気持ち良い場所で演奏できることは音楽家にとって最高に幸せなことです。

ここ、Fellowsもそういう意味でも大好きなお店。そして、常連のおじさまたちがいつも大喜びで真剣に、そして時にはヤンヤの喝采で盛り上げてくださり、ありがとうございました。



演奏後のマスターや店長のおもてなしも楽しみの一つです。ここでたくさんの美味しいおつまみのレシピを教えていただけるのもありがたい。

また我が家にもどったら作ってみよう、ブルーチーズとハムを入れたチーズパイ。

宇都宮は貞夫さんの出身地でもあり、もっともっとジャズが盛んになっていきますように。いつも応援してます!

さあ、今日は福島(郡山)に向かいます。

福島(郡山)は大学時代に一緒にバンドをやっていたドラマー、佐藤真治先輩のふるさと。

大学当時からスティーブガッドそっくりに叩く素晴らしい腕の持ち主で、10年前に福島のライブハウス「Monk」で演奏したときにもきてくださり、演奏後に新澤くんと2人でリチャード・ティ&スティーブ・ガッドごっこで場内を沸かせたのを未だにはっきりと思い出す・・・。そのすぐあとにMonkのマスターが交通事故で突然亡くなってしまい、そのまま福島とはご縁がなくなっていたのです。

「さち、また福島にも呼ぶからきてね。」と約束して10年ぶりに再会したすぐ後に倒れ、そのまま天国に召されてしまった大好きな真治先輩。もう3年も経つのか・・・・。

今回は彼の息子さんや郡山で一緒にバンド仲間だったピアニストの菅井さんが「真治さんから聞いてます。ぜひやりましょう。」と言ってくださったので実現したライブ。真治先輩のおかげでまた福島に行くことができました。精一杯、素敵な演奏をしようと思います。天国に届きますように。