うそ:種田山頭火
つい嘘をついてしまって寒いぬかるみ
ウソを言ったが寂しい月の出ている
ちょっとふるい話ですが、2018、1、31日本ではスーパーブルーブラットムーンが話題だった。
前日の30日に弟に押しかけられ罵られ、外に出ることが怖かったので、
確かめていないが沖縄では多分この珍しく稀な皆既月食はお天気が悪く見えなかったのではないかと思う。
奇しくも前日にありったけの嘘をついて私のことを暴力的に罵った人にはこの素晴らしい月は寂しく見えるのだろうか。
何気なく読んだ山頭火の歌と昨日の出来事のあまりのタイムリーな組み合わせに私もビックリ。
私が極力嘘をつかないように努力しているのは、夢か現か知らないが幼い頃に小さなウソをついたのをキッカケに嘘にウソを重ねて苦しい思いをしたという微かな記憶が棘のように心ささっているからだ。
それと、幼い頃、教会に行きたいと言う私に父は神様は自分の心の中に住んでいると言って、教会に行くことを許可しなかった。心に住んでいる神にはどんなに隠しても嘘はバレバレだと思うからだ。
父の手帳にもこんな事が書いてあった。
人知らずとも我が良心これを知る
そんな思いで生きている私は、思いもかけず、こんな嘘の作り話をして、子供達にどう話すんだと罵られた。何のことやらさっぱりわからない。
私は美しい月は美しいと愛でたい。
そんな心で暮らしている。
息子のパートナーが送ってくれたと記憶