水面に映る光景

日常感じたことなど。

母の様子10

2014-08-12 08:24:31 | 母の様子
旧盆の迎えの日、妹と実家へ帰った。
母の施設により、3泊4日の日程で家に連れ帰った。お迎えも一緒にした。とても張り切って大丈夫、と言っていた母だが、一泊で根を上げた。微熱も出た。自分の家にいるより施設にいるのが楽だとわかったようだ。
家に帰ることも、施設に戻ることも母に決めさせた。食べるものも、食べる時間も母が決めた。持っていきたい服も自分で選んだ。

送りの日は母は家に帰らなかった。早めに父や母方の祖父母、母の弟をあの世に送り、母の施設に弟家族4人と妹と母の好きなものをお重から選んで持って行った。母は非常に元気だった。びっくりするほどの食欲で夕食も済んでいるはずなのに、持って行ったものを残さず食べた。

ほとんどは母のために私が料理していったものだ。これで親孝行終わりにしていいですか。母さん。本当の自分を生きたいのです。

何回も、何回も話し合ったでしょう。母さんのためにはできるけど、母さんの代わりはこれ以上出来ません。私は母さんではないからね。母さんの望むことはもう出来ません。私のためだけでなく、他の人のためにもです。私がやり続ける限り、他の人は何も学ばないのです。

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