水面に映る光景

日常感じたことなど。

人生を振り返る

2018-08-05 06:45:08 | Weblog
必要に迫られ、自分の日記風記録を20年以上遡って、見直している。とても苦しい作業だ。

1999年4月23日友人からのアドバイスの記録。
母親になるか人間になるかだ。両方望んだら潰れてしまう。その友人から見た私はもともとキャリアの人で結婚する人ではない。頭の良さと生き方とは違う。生き方がすごく不器用だと言われた。非常にありがたいアドバイス、と書いてある。

しかし、現実は今以て、両方とも中途半端だ。

一昨年は、今、交流を絶っている弟にお前は人生の失敗者だと、言われた。

私自身は私の人生の最大の失敗は父を母を愛しすぎたことだと思う。
母を愛さなければよかった。自分より母を大事にしなければよかった。
母の気持ちを忖度して兄弟のことを気にかけなければよかった。
結果的には母や兄弟たちにはなんの意味も持ち得ない
私の独り相撲、自己満足の人生だった、と思う。

後悔の多い人生だが、人生のすべてにおいて、判断、決断は自分でしてきた。
もしと考えても、どこから修正可能だったか、それすらもわからない。
同じ状況で人生をやり直しても、同じ人生を送ったように思える。
生まれた時に、生まれる前に亡くなった祖母の代わりに、母を支えるように
運命づけられていたように思う。

最近試験会場で知り合った方に、あなたの強さはどこから、と聞かれた。
子供の頃から、多分生まれた時から、と答えた。


違う人生を歩きたかった、と今はつくづく思う。
若い頃は歩きたい人生を定めることができなかった。
歩きたかった人生を諦めることなく死のその日まで、求め続けようと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする