めんのほそ道

わたし龍太郎の日々を記録しています。

冷やしたぬき@楠公 松濤庵

2007-08-06 17:32:27 | うどん・そば
このへんの蕎麦屋といえば、松濤庵が有名です。なかでも「福原松濤庵」はすぐ近所にあった演芸の松竹座の出演者がひいきにしていたことで、よく知られています。同じ屋号では、JR兵庫駅近所の「御旅松濤庵」、長田神社前の「長田松濤庵」があります。
いずれも、揚げたての海老天がジューっと音を立てながら出てくる「天ぷらそば」が人気です。

もう一軒、同じ屋号がありまして、それが中央区の「楠公松濤庵」です。そして、ここにはなぜか天ぷらそばはないのです。(前はあったらしい)
楠公はもちろん、「嗚呼、忠臣 大楠公」の楠正成です。ちなみにこの店の住所、多聞通は正成の幼名「多聞丸」にちなんだものです。

表通りから入って、また路地に入ったところにあるので目立たないのですが、近所の勤め人でいつも満員です。とても小さな店で、食べにくいくらいキチキチに詰めても12人ほどです。(2階席があるのですが上がったことありません)
冷たいの、温いタネ物どれを食べても味に間違いのない安心店です。低価格ですし、量もちゃんとありますよ。



高速神戸のUCC本社のすぐ東を北に入ると、こんな置き看板が出ています。



そこの路地を右に入ったところにあります。



店内はこんな感じ、小さな客席の奥が厨房です。2階客席には左の階段から。



お品書き。上段左のマスキング、透かすと「天ぷらそば」と見えます。



今日はとても暑いので、冷やしたぬき650円です。たぬきは甘いお揚げやきざみではなくて、天かすです。天ぷらがないのにどうして天かすがあるのかといえば、「かきあげそば」がメニューに追加されているからです。(帳場の柱に貼ってます)



うどんでたとえれば、つゆに麺が浮いている「ひやひや」というよりも「ぶっかけ」のように、量多めのそばにひたひたのつゆがかけてあるといった方がいいでしょう。そばもつゆもよく冷えていて、今日のような日にはぴったりです。



他の松濤庵は白地に黒字、文様入りで「生蕎麦」ですが、こちらは大きく店名が書かれています。ちょっと粋な感じです。


このへんです。

「楠公 松濤庵」
神戸市中央区多聞通4丁目3-3
078-341-8181
11:00~19:00
(日)(祝)休み

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