まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

Q.好きなアイドルはいますか?

2014-09-30 16:19:42 | 性愛の倫理学
A.いません。

今回も結論から端的に答えさせていただきました。

本当に子どもだった頃、浅田美代子のファンだったことがあって、

天井にでっかいポスターとか貼ってたことがあります。

そうです、「さんまのSUPERからくりTV」 のレギュラーだったあの天然ボケのおばさんです。

今じゃとても想像がつかないかもしれませんが、彼女は日本のアイドルのはしりでした。

今思えば歌は下手くそだったしセリフは棒読みだったし、

なんで彼女が人気あったのか (そしてなんで自分が夢中だったのか) まったく理解できませんが、

彼女の活躍によってその後の日本の芸能界の趨勢が決まったといっても過言ではないでしょう。

「アイドル idol」 という言葉は 「偶像」 という意味ですが (由緒正しい哲学用語です)、

芸のない人が芸能界でもてはやされてしまう現象は特に日本において目に余るものがあります。

その趨勢を作りだすのに私も一役買ってしまったのかと思うと忸怩たる思いがあります。

まあ、若気の至りだったんでしょうね。

その反動でか、その後アイドルを好きだったのは河合奈保子ぐらいまでで (これは知らないよね)、

それ以降アイドルと呼ばれる人たちには一切興味がなくなりました。

私の高校時代に 「おニャン子クラブ」 という、

今で言う 「モーニング娘。」「AKB48」 みたいな元祖アイドルユニットが登場しましたが、

1ミクロンも興味はなく、こんな素人を起用するから日本の芸能界はダメなんだよと嘯いていました。

その後、アイドルではなくとも日本の女性歌手で好きな人っているかな?

自分でわざわざアルバム買った人ってまったくいないような気がします。

あ、ジャズシンガーの浅田尚美のアルバム買ったけど、この人はぼくの同級生のお姉さんだし。

海外アーティストでもやっぱりダイアナ・クラールとかフィリッパ・ジョルダーノとか、

みんないい歳の人ばっかりだなあ。

女優でも一番好きなのは高橋惠子 (旧姓・関根恵子) だし (挙げた中で一番年上だ)。

かつては吉永小百合が好きだというオジサンたちをバカにしてたけど、自分も十分オジサンだなあ。

というわけでオジサンはアイドルには何の興味もないのでした。

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2 コメント

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Unknown (水辺のたんぽぽ)
2014-10-04 22:10:44
idolが哲学用語だとは知りませんでした。

ダイアナ・クラール
彼女が歌う ベサメ・ムーチョはいいですね。好きです。
ザ ルック オブ ラブは ダスティ・スプリングフィールドもいいですよ。よかったら聞いてみてください。
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アイドルのイドラ (まさおさま)
2014-10-06 15:23:17
水辺のたんぽぽさん、コメントありがとうございました。
『倫理』 の教科書でもフランシス・ベーコンの 「種族のイドラ」、「洞窟のイドラ」、
「市場のイドラ」、「劇場のイドラ」 というのは必ず載っています。
イドラがアイドルなわけです。
オススメの曲やアーティストはいずれも知りませんでした。
今度聞いてみたいと思います。
ありがとうございました。
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