アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

紅葉の大洞ダムと市ノ沢のイワナ

2019年11月17日 | イワナを求めて(場所)
場所 埼玉県秩父市大滝http://maps.gsi.go.jp/#15/35.899428/138.931475/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0
日時 11月中旬
気温 16度 水温12度
音楽 甘茶の音楽工房http://amachamusic.chagasi.com/index.html

大洞(おおぼら)林道から10分程下ると大洞ダムの姿が見えた。
ここへは過去に何度が来たことがあるが、その時も秋の紅葉時で、てんとう虫の群衆に出会い、水を満たしたダムの湖面には尺ヤマメの姿さえ見ることができたが、今回は川水を全く満たすことない風景が私を出迎えてくれた。

市ノ沢への入渓は今回が初めてで、どれだけのイワナを観察できるか期待に胸を膨らませたが、結果的には残念な結果になってしまった。

大洞川の出合いから15分程歩いて市ノ沢に下りた。
そこから1時間45分間にカメラを沈めた回数12回、カメラに映ったイワナは5匹(全て単独)、目視で2匹という結果に終わった。

3週間前に襲った巨大台風の影響だろうけど、川床には泥が降り積もり、水も濁り気味、おそらく水量も普段の2〜3倍はあっただろうと憶測する。
魚影の薄さは台風の影響か、あるいは元々イワナの数が枯渇していたのかはわからない。

帰りは右岸から下った。
所々、テープやロープがあるが、人が頻繁に利用したという形跡もなく、踏み跡もうっすらと残っている程度で、消えている箇所も多かった。

ダム直下で大規模崩落あった形跡があり、3週間前の台風の仕業であったならば、それだけ巨大なものであったのかを物語る。

※ 以下は経験による主観ですが、産卵期になると繁殖できる魚体に成長した渓流魚は産卵に適した川床に集まり、産卵が始まるまでそこで過ごす傾向があると思います。
そんな時期は警戒心が薄れ、ちょっとした物陰の異常でも逃げ込んだりしないと思います。
ですので、動画にも映っているようにメスが産卵床を作っている時には、オスが寄り添っていないといけない状況なのにメスしかいないというのは、いかにイワナがこの渓にはいないかを物語っていると思います。

コメント
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