4月のある日のことです。
札幌在住のMさんから次のようなメールが届きました。
「この9月に10日間ほど年休をとってブータンに行こうと思います。
今のところ1人です。
昨年7月より友人のYさんがJICA(国際協力機構)派遣で
ブータンの首都ティンプーに滞在しています。
幸福度指数世界1、戦乱のなかった仏教国を見にご一緒しませんか?
来年から滞在費が一日5千円位値上がりするようですが、
現在は、一泊200ドル(宿泊費、食事、車、ガイド、運転手など含む)です。
体力のあるうちに、遠方の国へ行きませんか?」
Mさんとは一緒にスリランカやカンボジアへ行ったことがあり、
気心の知れた友人です。
ブータンは私にとって全く未知の仏教(密教)国であり、
Yさんが駐在しているのも心強く、彼女の仕事振りも興味深く
「体力のあるうちに・・」という最後の一言でブータン旅行を決めました。
・・とは言うものの、Mさんは仕事で忙しいらしく、
私は直前まで夏期講習会に没頭していたので
ブータンについて調べたりする時間が取れませんでした。
Yさんの紹介で、ブータンの旅行会社シデ・ブータンの青木薫さんが
私たちの意図を汲んで旅行スケジュールを練り上げてくれました。
Mさんはオグロヅルなどの自然観察とツェチュ(寺院の祭り)見学、
私は軽いハイキングや工芸品との出会いを希望しました。
ブータン政府は外国人観光客の受け入れに一定のルールを決めていて、
国内移動は全て車、1泊200ドル(割引、割増あり)の公定料金制度です。
全行程の宿泊地や経由地を確定しておかないと、ビザが取れないそうです。
「とにかくゆっくりのスケジュールでお願いします・・」
これが大正解でした。
9月11日、バンコック5:50発(現地時間、日本との時差-2時間)の飛行機に3時間乗り、
ブータンのパロ空港へ7:50(現地時間、日本との時差-3時間)に到着。
・・・と思ったら、なかなか飛行機から降ろしてもらえません。
30分ほど待たされてやっと降ろしてもらえましたが、
そこで初めてカルカッタへ着陸したことを知りました。
天候不順で山間のパロ空港へ降りれないので、ここで天候の回復を待つとのこと。
・・そういえば窓から見た景色は大きな川が蛇行して流れ、
雨季の洪水のせいか、川幅が異常に広くなっていました。
あれはインドの川(フーグリ川?)だったのだ・・・。
町並みも大きく、カルカッタと聞いて全て納得です。
空港ラウンジで待つこと、5時間。
再びカルカッタから1時間飛び、パロ空港へ15時頃到着しました。
シデ・ブータンのガイドのキンレイさんと運転手のダモンさんが
笑顔で迎えてくれました。
その日の「パロ」での見学はカットして、今夜の宿泊地「ハ」へ向いました。
(2)へ続く
写真は、「ハの商店、伝統建築の建物がステキです」
「夜明けのハ谷、ハの町の標高は2730mです」
札幌在住のMさんから次のようなメールが届きました。
「この9月に10日間ほど年休をとってブータンに行こうと思います。
今のところ1人です。
昨年7月より友人のYさんがJICA(国際協力機構)派遣で
ブータンの首都ティンプーに滞在しています。
幸福度指数世界1、戦乱のなかった仏教国を見にご一緒しませんか?
来年から滞在費が一日5千円位値上がりするようですが、
現在は、一泊200ドル(宿泊費、食事、車、ガイド、運転手など含む)です。
体力のあるうちに、遠方の国へ行きませんか?」
Mさんとは一緒にスリランカやカンボジアへ行ったことがあり、
気心の知れた友人です。
ブータンは私にとって全く未知の仏教(密教)国であり、
Yさんが駐在しているのも心強く、彼女の仕事振りも興味深く
「体力のあるうちに・・」という最後の一言でブータン旅行を決めました。
・・とは言うものの、Mさんは仕事で忙しいらしく、
私は直前まで夏期講習会に没頭していたので
ブータンについて調べたりする時間が取れませんでした。
Yさんの紹介で、ブータンの旅行会社シデ・ブータンの青木薫さんが
私たちの意図を汲んで旅行スケジュールを練り上げてくれました。
Mさんはオグロヅルなどの自然観察とツェチュ(寺院の祭り)見学、
私は軽いハイキングや工芸品との出会いを希望しました。
ブータン政府は外国人観光客の受け入れに一定のルールを決めていて、
国内移動は全て車、1泊200ドル(割引、割増あり)の公定料金制度です。
全行程の宿泊地や経由地を確定しておかないと、ビザが取れないそうです。
「とにかくゆっくりのスケジュールでお願いします・・」
これが大正解でした。
9月11日、バンコック5:50発(現地時間、日本との時差-2時間)の飛行機に3時間乗り、
ブータンのパロ空港へ7:50(現地時間、日本との時差-3時間)に到着。
・・・と思ったら、なかなか飛行機から降ろしてもらえません。
30分ほど待たされてやっと降ろしてもらえましたが、
そこで初めてカルカッタへ着陸したことを知りました。
天候不順で山間のパロ空港へ降りれないので、ここで天候の回復を待つとのこと。
・・そういえば窓から見た景色は大きな川が蛇行して流れ、
雨季の洪水のせいか、川幅が異常に広くなっていました。
あれはインドの川(フーグリ川?)だったのだ・・・。
町並みも大きく、カルカッタと聞いて全て納得です。
空港ラウンジで待つこと、5時間。
再びカルカッタから1時間飛び、パロ空港へ15時頃到着しました。
シデ・ブータンのガイドのキンレイさんと運転手のダモンさんが
笑顔で迎えてくれました。
その日の「パロ」での見学はカットして、今夜の宿泊地「ハ」へ向いました。
(2)へ続く
写真は、「ハの商店、伝統建築の建物がステキです」
「夜明けのハ谷、ハの町の標高は2730mです」