☆★今日のショット★☆

綺麗なお花や美味しいたべものなどあれこれあれこれ載せて行きたいと思います。

堀淳一さん

2017-12-03 06:47:50 | Weblog
先日、北海道新聞に小さな死亡記事が載っていました。


地図を学んでいた学生時代、2度ほど特別講義を受けた記憶があります。

その後、社会人になってから、十勝管内の測量会社と地図会社合同で開催した「地図展」にも足を運んでくださり、お話しする機会がありました。

堀先生の文章は、なんだかとてもワクワクして、楽しいんです。


色んな本にエッセイが掲載され、その本を何冊か持っていました。
引越しなどで処分してしまったものもありますが、
日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した、「地図のたのしみ」は、大切に取ってあります。



地理は苦手だったけれど、地図は好きだった。
測量系の地図作成を学ぶ学校を出て、地図会社に就職した若き日。

ヘルマン・ボルマンの鳥瞰図(ケルンやニューヨーク)に感動し、その影響を受けた日本の石原正さんにも感動し、奈良や京都の鳥瞰図を購入して、部屋の壁に貼っていた。
(確か、新聞に載っていた石原正さんに、お手紙出した事あるんだな(^^;; )

すごく小さい夢だったけれど、オリジナルマップを作るのが、夢だったんだなぁ…
10年前まで、地図に携わった仕事をしてたけれど、世の中の変化には付いていけず…
手書きの頃と違って、夢が無くなったような気がする(現在も地図製作している方、ごめんなさい)

もちろん、今でも地図を見るのは大好き。
想像力が働き、行った事の無い場所でも、行った気になれる。

堀先生の記事を見て、一瞬にして20代の頃を思い出しました。

JRの車内誌にもエッセイを載せている頃があって、最近でも名前を見ていました。
紀伊国屋にも本が並んでいて、手に取ったけれど高くて買えなかった(T . T)

今は、歩いている方向が違うけれど、そんな時代があったって事を思い出しました。
堀先生ありがとうございます。

謹んで御冥福をお祈り致します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする