梅さんのかわら版.umelog

我が家の琉球朝顔~オーシャンブルー

林真理子×辻村深月~行って来ました

2020-09-27 16:47:59 | 林真理子

久しぶりに訪れた文学館。銀杏はまだ青かった。
今日の対談はディスタンスを保つため座席は半分の240席だった。

文学館へ続く道には真理子さんの道案内が…
手作り感満載!!楽しい演出でなんだか嬉しいなぁ

山梨県出身で直木賞作家というお二人だが、
実は親子程の年齢の差がある。
片や、日本文芸家協会理事長に女性として初めて就任。
すでに重鎮の立場にある。

この二人の対談はどのように進むのかな?と思っていたところ、
いやいや、辻村さんがすごく活発で物おじしない…
そしてしゃべるはしゃべるは…林さんをリードしているかのような…
辻村さんは一貫して、郷土の先輩に林先生がいてよかったということを言っていた。
そうだろうなと思う。
だから、今日は自分がどれだけ林先生を思っているのかを語りたかったのだろうと思う。

対談の内容は「物語をつむぐ時間」。
やっぱり興味深かったのは、お二人の共通して言っていたのは、
山梨の土壌が今を作っている…ということだった。
高校まで山梨で過ごし、その中で作家を目指した土壌、
それは何だったのか…興味深い話が聴けた。

辻村さんは、今や新人賞ではあるが、選考委員をしているという。
自分が直木賞候補になった時、林さんはその選考委員だった。
そんな経緯から、辻村さんは林さんにアドバイスなども聞いていた。
まぁ、対談は二人だけで進められたから、
少し井戸端会議みたいな部分もあっただろう。

対談の最後に感想や質問コーナーがあり、
突然林さんが一番前の人に振ったのだが、
なんと東京からあの社会学者の古市 憲寿氏が来ていたのだ。
辻村さんのお友達らしい。古市氏も2018年から小説を書き、
芥川賞の候補に2度なっている。その繋がりかな…






世界で影響力のある100人

2020-09-25 15:02:50 | ニュース

昨日は何の理由かわからないが、突然花火があがった。
結構長い間ドカンドカンと空を揺るがせ、行く夏を惜しむかのようだったナ。

世間の目は節穴ではなかった。
伊藤詩織さんが世界で最も影響力のある100人に選出された。
歪んだ正義の正体でも書いた通り、
伊藤詩織さんについては注目をしていた。
このような形で世界中から注目を浴びることとなり、
彼女の行動は一定の成果をだせたのではないだろうか。

泣き寝入りという言葉がある。
性被害については、このいう人が多いのではないだろうか…
どこに行っても興味本位で聞かれるし、家族も反対をするだろう。
自分さえ我慢をすれば…

これで、#MeToo運動がすこしでも後押しされればと思う。
女に生まれたばかりに、越後屋に売られていったあの時代ならともかく、
声を上げよう…


今だからできることを~

2020-09-24 10:42:28 | スポーツダンス(社交ダンス)

今だからできることを~華麗に踊ろう一人でも
イベントのチラシが出来上がった。
皆が参加してみたくなるよう工夫したけどどうかな?

コロナ禍でいち早く再開されたもの…
まだまだ模索中のもの…
人と人とが密接になってしまうものは最後に取り残さてしまう…

そこで、”今だからできること”を考えた。
今自粛中のどの分野でも同じだと思うが、
自粛期間が長いとこのまま活動をしなくなってしまう…
という危険が待ち受けている。

外に出ることが億劫になるし、家に籠ると身なりに構わなくなる。
足腰も弱くなる。
大勢の人が参加してくれるといいなぁ…
何とかみんなで、この難局を乗り越えていきたい!!

見逃し配信~俳句

2020-09-20 15:54:50 | 俳句&短歌

今日も見逃し配信で俳句を見た。
有価物の当番で今日は朝からその出労があった。

だいたい、この番組は誰がゲストかで、興味の度合いが違ってくる。
ゲストによってスルーなんてこともある。
今日の奥田英二は、ちょっと興味を引かれた。
俳句歴30年、俳優にして映画監督だ。
売れない俳優の時、野宿をしていて、今の奥さんに拾われた…?
なんてエピソードを聞いたことがある。

今回は合評句会ということで進行したが、
奥田さんの合評句会のエピソードが面白い!
句会はいろいろやり方があり、
指導者がその句の講評をして終りというのと、
句を選んだ人がその句がどういう風に良かったか。
というようなこと発表する句会もある。
後者を合評句会という。
umeさんの句会も合評句会だ。

ある時、奥田さんはその合評句会に誘われて出かけたが、
みなさんのパワーがすご過ぎて、翻弄されてしまい、
その時の句を覚えていないという。
まぁそれ以来一回も行っていないというから、
よっぽどすごいメンバーだったのだろう。

今回のテーマは「蟷螂」かまきり、とうろう、と読む。
蟷螂の生態が面白いので俳人は好んで詠む季題らしい。
俳句歴30年の奥田さんの詠む力は、やっぱり芸術家の目だなと思った。
蟷螂の生態から入り、微に入り細に入りよく観察していて、
その動きの表現にもリアル感がある。
又、その生き様に想いを馳せ、哀・愁・なども詠みとっている。
だから、蟷螂の雄の定めを目の当たり 中井一男 という句は、
「雄の定め」とう直接的表現がダメで生理的に受け付けないらしい。
繊細なのだ。

1位 蟷螂の押さえて何か動くもの  神野志季三江

西村さんの一位の句で、奥田さんが天に採った句。
この場面を直視できないから、こういう風に詠んだ句だ。
奥田英二さんの普段とは違う一面を見せてもらった。
興味のある回だった。



真理子展~入場券当選

2020-09-18 15:36:53 | 林真理子

文学館が主催する企画展…こういったものに当たったことが無いが、
今回は締切ぎりぎりで気が付いて送った所当選した。

県立文学館が主催する「まるごと林真理子展」の目玉企画である、
「林真理子×辻村深月対談」の入場券だ。
この二人は山梨が生んだ直木賞作家だ。

林真理子は西郷どんや白蓮れんれん等、
時代物から週刊誌にミーハーな記事を連載すなど、
幅広いファンを持つ。
辻村深月はミステリー作家だ。
この二人を対談させるとは…さすが山梨だなぁと思う。

以前書いたことがあると思うが、
林真理子は、山梨市の駅前で本屋を営んでいた林書房の娘さん。
我が家とは書店仲間として付き合いがあった。
父母から、真理子さんの小さい頃や日川高校時代のことをよく聞く。

辻村深月さんは、我が家の子供が中学、高校の同級生。
作家になったころからづっと応援している。

コロナ禍で応募数が少なかったのか、運よく当選したので、
この二人対談、楽しみに行ってみよう…

レッスン再開

2020-09-17 15:18:05 | オカリナ

いよいよGo To トラベルキャンペーンに東京都が追加される。
そろそろいろいろなことが解除されていくのかな?

そんな中5か月間休んでいた我々のレッスンが再開された。
勿論、ディスタンスを守って、体調を万全にして…
久しぶりに会う顔、顔、顔 みんな元気で嬉しかった。
全員が揃い、再開を喜びあう…

今年は、いつもの発表の場が全部中止。
施設などの演奏ボランティアも当面出来ない。
何を目標にしたらいいの?って感じだが、
一曲課題曲を提案した。
それからそろそろ始めよう…
取りあえず、休んでいた指を動かすことをしないと…

新入会員が一人入り、とても熱心で驚いた。
この日を待ちに待っていたようで、
一日5時間自主レッスンしてきたという。
そうはいっても、自己流なのでちょっと心配…


あなたはどう思うか?

2020-09-14 01:43:45 | ニュース

この虹は2017年8月の画像、すごくくっきりと表れている。

大坂なおみ選手の2020年全米オープンテニス優勝は、
本当に素晴らしい出来事だった。
特に今回は、人種差別への抗議のメッセージとして黒いマスクを着用した。
大坂選手の勇気ある行動に誰しも驚いたと思う。

優勝インタビューでこのことを聞かれた大坂選手は、
「あなたがどう受け止めたかに興味ある」と逆質問をした。
そして、「より多くの人がこのことを語る(きっかけになる)といいと思う」
と語っている。

「出自」という言葉がある。
この出自という言葉を頻繁に耳にしたのは、
橋下徹氏が大阪市長をしていた時だ。
その当時橋下氏の出自について各週刊誌が挙って取り上げていた。
しかし、橋下氏はDNAや先祖で人を判断することに抗議をして、
出版元が謝罪をしている。
これは日本における人種差別だ。
そういう元に生まれてきた人に罪はない。どうにもならないことだ。

このコロナ禍でも、多くの人がいわれなき差別を受けている。
大坂なおみ選手が必死に訴えた
「より多くの人がこのことを語る(きっかけになる)といいと思う」
を我々もしっかり受け止めなければならない。

常に緊張感を

2020-09-12 10:47:37 | 新型コロナウィルス

いつの間にか無花果が熟れている。
自然だけは流行りなど影響無くホッとする。

身内に高齢者がいると常に緊張感が必要だ。
つい2.3日前、その高齢者に風邪の症状が出た。
熱が出て怠いという。
この場合、すぐに病院に連れていけない。
保健所に連絡をしてリモート診察となった。
医者のリモート診察で、熱中症の初期症状だと診断された。
確かに、スポーツドリンクを飲んだら熱が下がったのだ。
薬を処方してもらい一件落着。

リモート診察で、朝から水分をあまりとっていないことが判明したが、
一人暮らしだと、こう言った思いがけないことが起きてしまう。
その一週間前は、常備薬が切れていて、飲んでいないことが判明、
これも症状が出てから気が付いて、てんやわんや…
高齢者には常に緊張感をもって接しなければと思う出来事だった。

医者に行くことの多いこの夏…
すごく丁寧にコロナ感染症対策を講じている病院と、
通常とあまり変わらない対応の病院があることが分かった。

内科、外科、歯科、大きな病院などは、入り口でしっかりテェックがあった。
歯科に至っては、毎回アンケートを出す徹底ぶり、県外に行ったか?等…

眼科と外科のリハビリは、けっこうゆる~い対応だった。
これはumeさんが行った病院の対応なので、どこもそうだとは限らないが…

まあ、何はともあれ、この際しっかり治すところは治しておくのがいいと思う。
市の健康診断は集団検診が無くなり、
各自が各病院に予約をして行くという対応となった。
これで今年は受診する人が少なくなるだろうな…なんて心配してしまう。
我が家は以前受けたことのある病院に予約をしたが…

かって無い~ということ

2020-09-06 17:50:09 | スポーツダンス(社交ダンス)

午後4時23分頃東の空に大きな虹が出た。
ちょうど図書館に着いたところだった。

今、ある検討委員会で検討していることがある。
昨日、第2回目にして一つの活動が具体化された。

今、大型台風の第10号が接近中だが、
最近は、”かってない”とか”いままでにない”とか”〇〇始まって以来”
と言う異常気象が多く起きている。
コロナ感染症も、我々にとっては今までないことだ。

検討委員会では、この”かってない”ことを検討している。
コロナ禍は、直ぐには終息はしないだろう。
決して、今までと同じ時間は戻ってはこない。
だったらいち早く頭を切り替えて、かって無いことを検討するのだ。

斬新なアイデア…
思いつかないようなアイデア
これが窮地を救う。



郷土の俳人~かけがえのないもの

2020-09-04 22:48:15 | 俳句&短歌
ついこの間、廣瀬直人全句集が刊行されたということを、
このブログで取り上げた。
句集を読もう
本当に分厚い。何かの拍子に足にでも落としたなら骨折もんだ。
この句集については、「俳句」7月号で大特集が組まれ、
井上先生等が記事を寄せている。
又、「郭公」8月号にも特集が組まれている。

郭公では、廣瀬町子先生の記事も載っていて、
非常に興味深く読ませて頂いた。

今日は、この町子先生のことについて…

直人先生と町子先生は、飯田蛇笏門下生で、
ここで知り合い、結婚している。
蛇笏先生に結婚報告に出向いた折のエピソード、
子どもを連れて訪れた時のことなど、
ここでしか知りえないことが載っていて、
一気に読んでしまった。

5月のブログにも書いたが、umeさんは町子先生の句会で学んでいる。
この時点ではまだ句会が開かれていなかったが、
実は7月から町子先生の句会は再開された。
そして順番でumeさんも当番幹事となり、何かと町子先生と接する機会が増えた。
会の運営は何かと忙しいはずが、なんだかとても楽しい。

既に発足から7年が経過したが、いつも変わらない先生の指導は、
温かく、慈愛に満ちている。
蛇笏、龍太先生の門下生として、研鑽をしてきた日日、
直人先生の妻として支えてきた日日、
その先生に指導を受けられるということ…
それを思う時、この時間はかけがえのない尊いものだと思う。
しっかり、勉強していこうと思う。