梅さんのかわら版.umelog

笛吹市・桃の花

”ひかりつめたきほたるかな~麻央さん追悼”

2017-06-24 22:07:58 | 日記・エッセイ・コラム

”たましひのたとへば秋のほたるかな” 飯田蛇笏

亡き人の魂魄はたとえてみれば秋の蛍のようだ…
薄く青白い光を曳いて闇の中に消えてゆこうとしている…

小林麻央さんが逝去した。
何か書くことによって彼女を送りたい。

若いのに可哀想ね…こう言われたくない
がん闘病が私を代表する出来事ではない

そう、彼女は可哀想ではないのだ。
彼女は、これまでに濃密な時間を過ごしている。
悔いの無い人生を過ごしている。
最良の伴侶を得て、最愛の子ども授かり、
幸せな人生を過ごした。

人の人生はその長さではない。
海老蔵さんは言っている、彼女によって変わった…と。
そして、私達も彼女によって変わった。
何が… そう、人の目を気にして生きる人生などしてはいけないのだと…
教えられた。
一度きりの人生だから、陰に隠れずに生きようよ…
そう麻央さんはいっているのだ。
彼女の残したメッセージは強烈だ。

”埴輪の土鈴”

2017-06-17 15:50:15 | 市民講座
 
笛吹市には沢山の埋蔵物が出土していて、風土記の丘などに展示されている。
我が家も「寺の前遺跡」の上に立っている。
昔は、畑を耕すとゴロゴロと貴重な壷など出てきたのではないだろうか。
今日は、埴輪の形をした土鈴づくりだ。
丸く土を延ばし、その中に鈴となる小さな土の塊を新聞紙に包んで入れる。
新聞紙は、粘土を焼く時に焼けてなくなる。

 
餃子を包むようにして包んで、あとはしっかりはりつけて、顔や髪の毛を作る
見本が3体…

 
umeさん作品は、両端をきるか、折りたたむ部分が少なかったので、本当に餃子のようになってしまった。
でも、顔は可愛い… 姫ちゃん埴輪になった。
1か月程家で乾燥させて、次回に焼くのだが、
どんなになるかちょっと楽しみ。