梅さんのかわら版.umelog

笛吹市・桃の花

”雨の鎌倉~明月院(紫陽花寺)

2019-06-30 06:24:36 | 旅行記

世界遺産登録を目指す鎌倉…多くの寺が存在する。
その中にあってもこの時期の名月院は格別だ。
ちょうど前の日に雨が降り、しっとりとした紫陽花を
散策することが出来た。
本堂にある丸窓、「悟りの窓」と言われている。
雨に濡れた裏庭の景色が丸窓の奥に広がっている。
この座敷に座って悟りを開く…大勢の観光客がいるのに
この空間だけは、静まり返っているのが不思議だ。

悟りの窓の裏側の景色…
ここも不思議なくらい静寂が漂っている。
 
散策道には、沢山の大仏様が鎮座している。
花想い地蔵は、季節によって様々な花を持って出迎えてくれるお地蔵様。
六地蔵は紫陽花に囲まれて静かに鎮座している。
 
名月院ブルーと言われている青い紫陽花が散策道に群れ咲いている。
 
姫あじさいがほとんどを占めている中で、ガクアジサイ等いろいろな紫陽花も見られる。
 
朝早く出かけたので静かな中に散策することが出来た。
紫陽花のちょうど見ごろに出会えるのは軌跡のようなものだと思う。
この後、引き続き長谷寺にも行っているので続きを…

"課外授業in万葉の森”

2019-06-20 14:57:59 | 市民講座

一年ぶりの課外授業は万葉の森の写生…
昨年は金川の森にへ行っていた。
その日はとても蒸し暑くて、藪蚊が半端なく飛んでいた。
今年は、梅雨の晴れ間で綺麗に整備された公園はとても快適!!

動物園や万葉歌碑がある園内を避けて、笛吹川沿いの土手付近を
写生することにした。
暑い日だったが、風邪は爽やかだった。
特に水辺は気持ちがいい…

昨年は色を濃く塗りすぎて失敗したので今年は色付けに注意する。
図書館で、水彩画の本を3冊ほど借りて勉強した成果は出たかな?

昼食後、午前中に描きあげた分の講評を先生にしてもらう。
木々の間の涼しい場所で写生する人…
大きな木の幹に焦点を当てて写生する人…
橋を写生する人…
それぞれ特徴ある作品の出来上がり…まだ途中だけど…

先生の作品!!
たまたま居合わせたギャラリーが、写真のようだと感想を述べていた。
やっぱり先生の作品は一番先に目に付くようだ。
当然と言えば当然だけど…


"鍋島焼で絵付けされた楽器~オカリナ”

2019-06-13 14:54:58 | オカリナ

つい最近、こんなオカリナがお目見えした。
陶芸歴20年のumeさんにとってこれほど魅力的なものはない…
鍋島焼の絵付けが本当に心を惹きつける。
これをウェブサイトで見つけた時から、心がうずうず…
6月6日発売と同時に購入した。

オカリナ奏者の大沢聡先生のオカリナはいつもこの絵柄に惹かれる。
勿論、オカリナの本体は誰もが保証する優れものだ。
以前に購入したもと並べるとこんな感じ…

このオカリナに絵付けをしたのは、佐賀県の鍋島焼の窯元「畑萬」さん。
5月にこんな、令和元年 新天皇・皇后様即位 限定記念作品の
ぐい吞みを出している。
ぐい吞み、オカリナともに落ち着いた瑠璃色に特色があるのが分かる。
この鍋島焼は絵付磁器製品の中でも日本随一と言われていて、
中でも特筆すべき点は、手間暇を懸けた丁寧な絵付けの
技術が優れているということだ。
このオカリナも経験豊富な絵付け師が一つ一つ描いている。
又、このオカリナは楽器としても他にはない特徴があり、
それを使いこなすのには少し時間がかかりそうだ。

”吟行~レトロな動物園”

2019-06-09 14:24:56 | 俳句&短歌

このレトロな売店!ここは令和の今の時代の動物園である。
昨日は、甲府市にある遊亀公園で俳句の吟行だった。
前日に梅雨入りして、お天気が心配だったが梅雨晴間
という季語がぴったりの良い天気だった。

動物園内もやっぱりレトロ!!本当にローカル感があふれていた。
羊って、こんなに高いとこが好き?
まぁ見事な雄姿だ。

象さんの前には沢山の親子連れ…

そして、動物園から続く遊園地…
ここが最もレトロだ。
遊具が所狭しと並んでいる。
昔のものも、今のものも…それがいい…

動物園の隣には、稲積神社が鎮座している。
せっかくなので参拝をした。

御朱印もしっかりしてもらう。
農業の神様だと思うけど、俳句の上達もお願いした。
吟行の後は、昼食を取り句会に入る。
何時もの通りだが、同じものを見て、同じ空気を吸って、
同じ音を聞いて…さて、さてどんな俳句が出来たのか…

この場所は甲府空襲の時に逃げてきた場所…
又、今はなくなってしまったが音楽堂というのがあった場所…
皆さんの作った句にはそういった思い出が詰まっていて、
ひとしきりそんな話に花が咲いた。
特選4句の中にumeさんの句も入ったが、一番多くの点数が入り、
多くの共感を得たのは、戦火逃れし…という内容の句であった。