MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「ドラマチックな残照」と「残照の彩雲(虹色の雲)」

2018年01月12日 | 写真


本日の日没時には、年に一度有るか無いかというほどの、
ドラマチックな残照と彩雲が見られた。

日没直前の夕焼け(本日の東京地方の日没時刻は16時47分。下の写真)で、
当地ではこの一年間でもっともドラマチックな夕焼けだった。


めったにない光景なので写真を撮り続けていたが、
今度は日没後の残照の中に彩雲が煌き始めた。


距離的には遠い場所だったので、
カメラの限界によりその美しさを十分には捉えられなかったが、
雲の流れや、日没後の太陽の移動により次々と変化し、
見ているだけでも感動的なものであった。


彩雲は、上空の雲が氷の粒子となることによって発生することが多く、
昨日今日の寒波の影響により、私にとっては初見の、
残照時間帯における彩雲だった。


彩雲はやがて消えていったが(下の写真右上部付近で見られた)、
全天を茜色に染めた残照は恐ろしさを覚えるほどのものだった。


やがて茜雲もコントラストを下げながら、都心を茜色に染めていった。


巻頭の写真は広角レンズで写したほぼ上空までの茜雲。
雲間に見られた青空が、なんとも安らぎのある薄青緑色だったので、
その色を写し取るべくさまざまな設定を試みて撮影したが、
やはりカメラの光学的な限界のようで、再現は出来なかった。
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