MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

初夏の蝶(赤星胡麻斑の春型、青筋揚羽、褄黒豹紋、黄立羽、小三條の吸水、と、エイリアン????)

2017年05月22日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


大町公園では、繁殖のため一時期減っていた蝶の種類が増えてきた。
今日だけでも、
長崎揚羽、並揚羽、紋白蝶、裏銀小灰蝶、姫蛇目、黄立羽、紅小灰蝶、大名挵、茶羽挵、
褄黒豹紋、大和小灰蝶、青筋揚羽、赤星胡麻斑(春型と夏型)、小三條などが見られた。

「赤星胡麻斑(アカボシゴマダラ)の春型」・・・巻頭の写真。
春型は色が白く、特徴である赤星模様が殆ど見られない。
巻頭の写真は赤星模様がやや薄く見えているので、
徐々に夏秋型に変化していくものと思われる。

「青筋揚羽(アオスジアゲハ)」
満開に近いクレソンの花を忙しなく飛び回り吸蜜する姿が多くなった。
写真は午前中のためか、木の葉の上で休んでいた。


「褄黒豹紋(ツマグロヒョウモン)」
朝のうちは陽光の中で休んでいる蝶が多い。


「黄立羽(キタテハ)」
思い切り太陽光を受けて体を温める姿は、見ていても気持ちがいい。


「小三條(コミスジ)」
こちらは午前11時ごろの撮影で、活発に飛び回っていたが、
目の前を過ぎた5mほどのところの地面に舞い降りた。
口吻を土の中に入れての吸水行動である。
吸水する蝶は殆どが雄で、雄にとって必要なミネラル分を補給しているのだという。


恐らくこの5頭の蝶は今春の生まれのようで、
羽が破れたりの傷がなく美しかった。


今日はエイリアンのような昆虫(?)に出会った。
体長は4mm前後で、レンズを近づけると逃げていくので、
ロープ(直径約1cm)を調整しながらの撮影となった。
全く初見の昆虫(2本の触覚があるので昆虫であろうと・・・)で、
名前を知るべく、ネット検索を約2時間・・・徒労に終わった。

下の写真が「エイリアンのような顔を持った昆虫」(ピクセル等倍でトリミング)


ご存知の方がありましたら、よろしくご教示の程をお願いします。

追記・「エイリアンのような顔を持った昆虫」について
5月23日、昆虫等を再検索。目の特徴などから、アワフキムシやヨコバイを精査し、
「ブチミャクヨコバイ科の幼虫(固有名は不明)」と判明しました。
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