MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

下総航空基地開設55周年記念行事

2014年09月27日 | あらかると

海上自衛隊下総航空基地開設55周年記念行事が行われ、
様々なイベントが企画されているというので、
友人を誘って見学に行った。

下総基地は十代最後の2年半ほどを勤務した地であるため、
私にとっては青春時代の1頁となる思い出の地でもあるので、
基地記念行事の際には可能な限り現地に赴くことにしている。

記念行事の内容としては、
・航空機展示
・記念式典・祝賀飛行
・花電車
・体験搭乗
・ミニP-3C展示・講演
などで、体験搭乗については事前の申し込みで抽選に当たった人が体験できる。

新鎌ヶ谷から下総基地までは無料のシャトルバスが出ており、
駅周辺には制服姿の隊員が配置されていて、乗り場を案内してくれる。
友人とは新鎌ヶ谷で待ち合わせ、
10時過ぎにシャトルバスに乗って基地内に入った。

すでに式典は開始されており、
エプロン(格納庫前の駐機場)に到着してまもなくすると、
編隊飛行による祝賀飛行が行われた。


上の写真でも判るように、例年以上の混みようで、
式典会場周辺は通勤ラッシュ並みの状況だった。

編隊飛行の後には基地隊の消防隊による演技が行われた。
下の写真は演技の一部の消防車放水展示で、
これまでの記念行事にはなかった新しい展示だった。


下の写真は展示されていた救難飛行艇US-2。
夏制服の女子自衛官が機の近くにいたので、
アクセントとして入れて見た。


で・・・・5年前の同機。
海自らしいスマートな塗装で、私としてはこちらの塗装がすきなのだが・・


更に5年前といえば、カラーガードの下総マリンブルーの訓練されたキレある演技も秀逸だった。



閑話休題。

私が任官していた頃は、女子自衛官と言えば看護婦で、
自衛隊関連の病院や基地の診療所にしかおらず、
階級的にも上位の人が多かった。
ということで
当時に今ほどの割合で女子自衛官が任官していたら、任期の3年では辞めなかったかも??
そして教育隊同期で同じ51空勤務だった同僚が、
内部幹候から護衛隊司令官を務めあげたように、私も切磋琢磨したかもしれない・・・
ただ唯一、
夜学に通いつつも「ぬるま湯に浸かっているような日々」が我慢できなかった。

下の写真は「体験搭乗」を終えて着陸態勢に入ったP-3C。
右下には、新鎌ヶ谷と基地を往復していたシャトルバスか写っている。


巻頭の写真は、55周年記念行事用にデコレーションされたP-3Cの機首。
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