今年も池の端の鳥避け用のテグスを張った針金の上にシオカラトンボが来ています。
この位置が定位置らしく飛び去ってもすぐ戻ってきてテレトリーを守るように全方位の目玉で周りを警戒しています。
毎年、この時期にやってきますが寿命からして同じトンボとは考えられず子供なのでしょう。
この位置が親から伝わったDNAなのでしょうか、代々やってくる定位置です。
デジカメを持って近付いても逃げる様子はなく、レンズに納まってくれます。
ここの住人の爺さんは写真を撮るだけで悪さはしないとこれも遺伝子で伝わっているのかも?と思うくらい毎年同じ時期に同じ場所にやってきてデジカメに納まってくれます。
この池で生まれてヤゴから羽化したトンボなのでしょう。トンボにとって此処は故郷なのです。