YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

DURO HF-329装着

2013年10月24日 | YBR125整備

今週末も雨模様になりそうなので、無理やり時間を作ってやっとDUROのHF-329をYBRに装着したよ。

う~ん、初めて体験する銘柄とトレッドパターンでミシュランのM45に似てなくもないブロック構成。

手組作業時の第一印象は少し耳が硬い感じでピレリのタイヤに似てる。
自転車の空気入れではビードを上げる最初のきっかけがつかみにくかったので、早々近所のガソリン
スタンドでいっきに持ち上げた。

装着状態のタイヤ幅は85mmでM62・3.00-18の実測値と変わらない。


試しにブレーキのテンションロッドやチェーンカバーとの隙間を測定したら15mm。

計算上115mm幅で干渉するので実測110mm幅までのタイヤならギリギリ履けるんだろうな。

溝の深さは5mm。

どのくらいの走行寿命なのかまだ不明だ。

タイヤ自体の空気圧表示を探したらポンド法だったので換算してみた。

430LBS(200kg)AT 32PSI(220kPa)
最大荷重:200kg 220kPa冷間時 なので通常は175~200kPa充填すればいいだろう。

扁平率の関係でM62よりも尖った感じ。

3.00-18と90/90-18の違いがどう走りに影響するか・・・・?

実際に走り出していきなりリアブレーキを強めにかけてみたけれど、純正のようにズルっともならずに
食いついて減速する感じがした。
住宅街の細かい右左折を抜け、走り慣れてる道を普段通りに走ってみたら予想よりも食いつく印象で
不安がない。
左右のヒラヒラ感は扁平率が同じTT100-GPやK388の90/90-18と変わらず軽快だ。
皮むきを終えていない状態でこれなら合格点だと思う。
少し硬いのか路面の細かいギャップによる突き上げ感があり、リアサスを1段弱めにするか空気圧を
190kPa程度に下げるといい。

試しにフラットダートに入りこんでみたら意外や意外、砂まじりの細かい砂利道でのグリップがTT100-GP
やK388よりも確実にいい。

オンロードタイプなのに悪路もちょっと走れる不思議なトレッドパターンだよ、これ。w

雨が降りだしたので濡れた路面でも慎重に確認してみた。
特に滑りやすい印象も無く、交差点の白線をわざと踏みながら曲がっても純正のような急激な変化は
感じ取れなかったので、毎日の通勤・通学でも安心して使えそうだ。

好意的に表現するなら
・純正よりも確実にいい。
・一般路で問題なし。
・路面を選ばない中途半端さがYBRに合ってる。
・安いけど大丈夫だ、問題ない。

悪意的な表現するなら
・過信すると痛い目にあいそうだな。
・確実にレーシーなハイグリップタイプじゃないね。
・オールラウンドっぽいおかげで中途半端なビジバイ用だろう。
・そんな安さで大丈夫か?

今現在未知な部分
・土砂降り雨天時での挙動
・耐久性、耐摩耗性

最初は怯えて控えめに走らせていたけれど、慣れた頃にはHF-329なのをすっかり忘れていつもの様に
走っていた。
TT900GPやGT501のように若干攻めに向いてるのとは違ってYBR125本来の車体性能と合ってる
印象だし、チューブレスなのでお店で堂々と交換可能だから、純正からの履き替え候補に入れてもいいと
思うよ。
DUROタイヤのインプレを色々見たけどタイヤモデルや車種、走り方によって賛否両論で、HF329
に関してはバイク用品通販サイトで軽いインプレを見かけた程度だった。
まだまだハッキリしない事が多い。

残念ながらフロントにはめられる2.75~3.00-18や80/100-18サイズはHF-329に無いから、現在
フロント用チューブレスタイヤだとダンロップTT100-GPかK527しかないのが残念だ。

と、思ってたらHF-329 90/90-18をフロントに履かせてる画像を某オクで発見。
冷静に考えてみれば俺が今フロントに履かせてるM62と幅が同じなんだから着くわなw

チューブ仕様の旧型YBRはフロントタイヤの選択肢が多いのでちょっとうらやましいと思ったなあ。
(だからフロントは個人的に自己責任の変態チューブレス化で運用中でもある)



6 コメント

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尖ったタイヤ (ぐろさん)
2013-10-26 08:03:33
アジアンタイヤの人柱乙です( ̄∀ ̄)

ダンロップK388と同じような尖った形状なのですかね?
私のK388は速度の速い国道17号や菅平高原の登りで酷使した結果、4500kmでセンター部分を終了させたわけですが、DUROも同程度の耐久性だと、大きく価格差がないだけにあまり魅力を感じないですねぇ…(´・ω・`)

110/70-17・140/70-17のようなミドルバイク用サイズのDUROのタイヤは、ビッグネームのメーカーとの価格差もあり、割と好評なようですが…、ビジバイサイズはどうなんでしょうか。
扁平率 (雷太)
2013-10-26 13:07:59
尖り方はK388と同等です。
たぶん扁平率が同じなのでそうなるのでしょう。
爪で押した感じが少し硬いので、寿命に関しては想像ではK388よりは持つと思いますよ。
110/90-18って設定はあるのでSシェルパの後輪に使えるでしょう。
でも実売価格差で言うならIRC GP-210の方が魅力的ですよね。
タイヤ幅と耐久性 (男52歳)
2013-10-26 14:13:33
ダンロップTT-100の90/90-18と 3.50-18の比較です。

3.50の扁平率は不明ですが90~100ぐらいでしょうか?
見比べると明らかに、3.50の方がなだらかな曲率で扁平足でした。

90/90の寿命は1万キロ弱で、 3.50は1万7000キロでした。

コンパウンドの材質は同じと思われますので、尖った物より なだらかな方が単位面積当たりの接地荷重が少ない分、耐久性があるような気がします。

同じブランドでも、これ程差がついた事に驚きです!
TT100-GPのサイズ違い (雷太)
2013-10-26 17:27:44
TT100-GP内で違いなのですが、断面形状や接地面積の他に外周(直径)の差も影響してるはずです。
また情報によると3.50の方が溝の深さが深いとの事です。
どちらにしても、同じトレッドパターンとコンパウンドでもサイズによって距離寿命が変わるのが面白いですね。

大いなる人柱様のおかげで実測幅110mm以内のサイズならなんとか履けるのが分かったので、加速や軽快感、燃費
を犠牲にして4.10-18や100/80(90)-18の種類を一度は履いてみたいなあと思っております。
チューブレス化できました (すんや)
2015-05-03 19:51:54
CGL125のリアタイヤにHF-329をチューブレス装着してみました。
手押しポンプでビード上げもできて意外に簡単でしたよ。
ビードとリムの密着に気をつけて下準備をしておけば難しい事もないですね。
とりあえずエア漏れは無いみたいですが、他にもスイングアームやらブレーキやら分解しまくって疲れたので試走はまだですw
世界初か? (雷太)
2015-05-03 20:39:29
CGL125のチューブレス化は世界初かも?
クランプインバルブのナット締め付けトルクは太平洋工業のpdfファイルによると2.0±0.5N・mだそうで、
想像よりも軽く締めるようですね。
想定外装着なのでリム内の湾曲に密着する程度まで締めればOKでしょう。
CBFの例では締めすぎてゴムが劣化割れしちゃったとの事なので、もしも数年経ってバルブ部から漏れだしたら
消耗品と思って交換し、ついでに締め付けを見なおせばよいと思います。
ある程度締めていれば構造上、内圧でゴムが押し付けられるから密着するんでしょう。
湾曲を埋める程度で少し潰れればOKってのが締め具合のコツらしい。

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