Montblanc Johannes Brahms のインプレッションです。
書き出しでインクが擦れることはありません。どうも、こういう低レベルで書き始めるのは、自身としても忸怩たるものがあります。しかし、モンブランでは、先ずここが大事(笑)
他社の万年筆と比べて十分にお高いものでも、モンブランとしては低価格帯のものは本当に心許ないです。私だけでなく、前職の時に仕えた役員もそう話していました。
本件は流石に 146 クラスですから、書き出しから問題なくいけます。と、言いますか、インクフローも十分で、書き味はイイです。字の太さは M ですが、ペリカン M405 の F とイイ勝負です(M405 が F の中では太いのを選びましたからネ)。でも、一番ヌラヌラして書き味が良いのは、一番廉い M405 ですかねぇ。お財布には悲しい気分ですね、トホホ。
因みに、ドラ猫に試し書きをさせたら、M405 > 145 > ブラームスでした。145 が上かよ!?と思わないでもないですが、彼は左利きなので、ニブのあたり方が私とは違うのでしょう。でも、やはり M405 が一番!!で、その M405 は「万年筆、何本も持ってるんだから、貸してよ」と言われて、ペリカン派のドラ猫の手に。もう返って来ないでしょうね (^^ゞ
さて、ブラームスですが太くて重いので、メモ書きには立派過ぎるように思いますが、字が太いこともあり落ち着いて企画を考えたりするときにはイイ感じで、日常使いにしています。自宅に置いたままの 146 が EF で繊細と言いますか、硬い感じなのと少し趣きを異にするような気がします。まぁ、気分だけですかね(自爆)
結局、鞄に入れている 3 本差しのペンケースには、ブルーブラックを入れたブラームスと「露草」を入れた 145 の万年筆 2 本と 163 を入れております。そして、164 と ボエム と K605 の油性ボールペン・トリオから日替りで 1 本選んで、シャツの胸ポケットに差しております。
http://www.mb-moments.jp/pickup/donation_johannes_brahms/
http://www.montblanc.co.jp/products/12917.php