Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

Ice Wineなど

2005年11月26日 09時18分34秒 | 飲食遊興
Ice Wineという種類の葡萄酒があるのですね。不勉強で存知ませんでした。知り合いのご婦人からご教示戴いた上に、1本頂戴しました。貴腐ワインとは製造方法こそ異なりますが、同じように甘口でデザート向きでしょうか。食後に、チーズとクラッカーで、というお薦めに従って、味わいました。嫌味のない甘さで、甘いお酒は苦手なんですが、美味しく飲めました。そう何杯も飲むものではないでしょうが、一杯だけで贅沢な時間が作れそうなお酒です。
また、同じ方からの差し入れで、「小糊ト(サンズイに余)仙」という52度のお酒も某所で味見しました。高粱と小麦が原料と何方かのWEBに出ていましたが、グラッパの様な香りがします。兎に角、強いです。1杯だけでも、カーッと飲んだら気持ち良さそうですが、体力を考えると、チビチビとやるものでしょうね。

Triplet Elmarの実力

2005年11月24日 23時20分36秒 | 写真・カメラ
Angenieuxと撮り比べてみました。エルマーとズマロンの「35mm対決」の時には、他に初期玉と2枚非球面と云う35mm最強のズミルックス・ペアがありますから、ルックスだけでも選べる余裕がありました。一方、今回の「90mm対決」ですと、1本に絞る積りなので、慎重にデータを比較しましたが…
近距離のF4同士では、やはりアンジェニューがピントの線が細くて良いと思います。F5.6では区別がつかなくなり、どちらもF8がベストでしょうか。なお、エルマーのF32は明らかに悪化しています。無限遠ではF4から互角です。逆光には同じ程度に強い(弱い!?)です。(受験生の息に「アルバイト」をさせて撮った)ポートレイトでは、ボケ味はアンジェニューの開放がやはり素晴らしいです。F4でも、見掛けの被写界深度はアンジェニューが浅い感じです。色抜けは3群3枚のエルマーも4群4枚のアンジェニューも良いです。張り合わせ面がありませんので、バルは出ません(笑)
結論としては、どちらも良く写り、また軽く、困りました。勿論、アンジェニューが、一段明るいのとスクリュー・マウントであることは利点です。ただ、エルマーの方がルックスは良く、殊にアンジェニューに純正フードが存在しないのが辛いです(キャノープロは、格好の良さが重要と、折に触れて仰いますし…)。
まぁ、直ぐには結論を出せませんので、暫く併用してから二者択一をします。

ACAM-106

2005年11月23日 17時30分11秒 | 写真・カメラ
絹の組紐をつかった、アルティザン&アーティストのカメラ・ストラップです。
A&A社のWEBでは、「組紐の厚みがあるため、あて革がなくてもボディを傷つけにくくなっています」とあります。確かに「傷つけにくく」はなっていますが、あて革無しで済むと考えたのは机上の空論だと思いますネ。事実、その下の写真の「装着時イメージ」を見ると、輪の上部でボディと接触するだろうと解ります。カメラバッグに入れたりするときに、往々にしてこんな感じになります。貧乏性の私は、黒の実物を見たときからこの状態になるのを危惧して、二の足を踏んでいたのです。なお、金具の擦れが全くイカンと思っている訳でもありません。現在のM4BPに換える前のM2BPは、それこそ金属環の後がアイレットの周囲に綺麗に弧形に剥げて、なかなかの風景でした。それも味のウチと考えられるなら、そう書けば良いし、傷の心配に言及するなら、中途半端だと感じるだけです(こんなの使うの?と悩む製品もありますし、最近の商品コンセプトは、私みたいな凡人の理解を超越していますから、何とも言えませんけどね)。
ところが、OkadayaでA&A社言うところの「カーキ」の実物を見て、ブラックペイントに似合うとビビッと来ました。それで、革は自分で当てればイイや、と購入しました。ただ、和のテイストで「カーキ」と云うのも如何なものでしょうか。勿論、国防色と単に和訳すれば良いものでも無いでしょう。「鶸萌黄」とか何とか、風情のある和色の名前を、製造元の組紐屋さんに教えて戴きたいものです。
PS. 色々と不満をアゲツラいましたが、それ以外は大いに満足しています。その証拠に、主力機M4BPのストラップをコードバンのACAM-260からこれに換えました。

エルマー35mm(その2)

2005年11月20日 17時41分46秒 | 写真・カメラ
テスト撮影では無くて普通に撮り歩いた結果が上がってきました。A改DIIに着けると1/200が使えるシャッタースピードの上限ですので、ISO100のネガカラーでは、日中の絞りは6.3か9程度になります。ここまで絞れば、暗部が潰れない豊かな階調と繊細な解像力を何の心配もなく堪能出来ます。夕焼けに染まる川の水面のヌメッとした感じなど、実に良く表現しています。
ズミルックス初期玉とかこのレンズとか、開放では(私は好きですが、通常の価値観では)今一なレンズな訳ですが、F5.6~8辺りに絞った時の滑らかさは、その鏡筒+フードの優美なデザインに匹敵する美しさがあります。

ボージョレ・ヌーボー

2005年11月17日 23時58分00秒 | 飲食遊興
解禁日の本日、ヌーボー樽酒の梯子をしました。先ず、仕事で担当している某シンクタンクの理事長主催の会。長く続いていますが、私は2度目の参加です。次が隠れ家バーで、こちらはフル出場で3回目。
お味の差は、良く解りません。どちらも同じ国分さんの輸入で樽の大きさも同じです。ただ、二軒目の方が良く言えばまろやか、悪く言えばキックが無いですね。やはり、今朝(!)零時から開けて飲まれていた分、空気と混ざったということかもしれません。それにしても、しっかりとした味でヌーボーらしさが無い程普通に美味しかったです。
去年に比べて、ですか? そんな難しいことは解りません。場所や相手にも恵まれて、お酒を美味しく飲めることだけで、もう十分です。

この記事へのコメント
1. Posted by KANO 2005年11月20日 00:59
M氏にメールしておきました。ハッセル大明神の前でライカへの
転向を宣言したのが病因ではないかと忠告しておきました。
そんなこんなでノンアルコールブームですが流行には乗り
遅れないほうがいいのでは。
2. Posted by Leikon 2005年11月20日 06:44
お見舞いメール、本人に代わり、御礼申し上げます。
そうですね、転びバテレンはイカンですね。
僕はバッカスに誓って、転びません。貴台もそろそろ飲みはじめないと、バッカスから神罰が下りますよ。それに、ノンアルコールで、男3人の忘年会をやったら、お店に悪いでしょ。

Triplet Elmar90mm

2005年11月16日 22時58分14秒 | 写真・カメラ
90mmのレンズでは、Angenieux Y12の絵画的な描写に参って以降、ライカRを含めて他のレンズには興味が向わずにいたのです。が、11日の夜、酔眼に映るこの麗人のフォルムにコロッとよろめいてしまいました。幾つになっても、外見に弱くて…
で、その取り置いて貰ったトリプレット・エルマーM90mmを熱海帰りの「悪魔の商人」から身請けしました。熱海・身請けと来れば、「来年の今月今夜のこの月も…僕の涙で曇らせて…」となる訳ですが、一点の曇りも無い綺麗なレンズです。バルも当然無し。
ところが、悪徳商人は、このフードを持っていないので(正確には12575の根元までブラック・クロームの未使用はありますが、時代が合わないのです)、三原橋まで行って、根元が白で、ペイントのそこそこ綺麗なフードを買いました。
近日中に、Angenieux vs Tripletをご報告します。まぁ、恐らくどちらかを嫁に出すと思います。90mmはそんなに頻繁に使う玉じゃないですから(自爆)

エルマー35mmの実力は?

2005年11月13日 18時57分33秒 | 写真・カメラ
2度目のエルマー35mmとズマロンF3.5のA36仕様を比較撮影しました(もっとも、この比較は、私の「当り」と思われるエルマーと並のズマロンの比較と推測されますので、一般論としてエルマーとズマロンの比較にはなりません。ご高承の通り、個体差がありますからね)。なお、比較のためのテスト撮影とはいえ、非球面のズミルックス35mm同士を比較する等ではないので、大らかなものです(抑々、絞りの刻みが違いますので、ズマロンの方を適当に中間絞りで使っていますし)。
先ず、日中の順光でみて、F3.5開放では、どちらも背景のボケが「グルグル」になります。エルマーの方がグルグル度はきついものの、ズマロンの方が2線ボケっぽく、一長一短。中心部の解像力は、エルマーの方があると思われますが、ピント合せの精度の問題もありますので、大差無しとしておきます。F6.3辺りの常用域では、グルグルもかなり収まり、線の細い更にスッキリとした画像になり、F9では問題なく、シャープで立体感も残っています。F6.3(か、背景が煩いときにはF9)が良い絞りでしょうか。
日中の逆光(開放で比較)では、ゴーストはモノコートのズマロンに若干負ける程度で、フレアは良い勝負ですから、これは大健闘と言うべきでしょう。
夜景では、エルマーは強い光源のゴーストがはっきり出て、ズマロンの勝ち。ただし、そのゴーストの出方は、非球面2枚のズミルックス(この手の光源にはマジで弱い!)と良い勝負!?ですから(キャノープロとも冗談半分にそう話し合いました)許容範囲。むしろ、フレア、光源の滲みではズマロンを明らかに凌ぎ、全体的にもコントラストが有り、すっきりとして、夜景としてはズマロン以上。
トータルの評価として、17歳も若くて(と言っても、もう53歳)、単層とはいえコーティング有りのズマロン3.5に勝っており、充分に実用可能なレンズです(繰り返しになりますが、後ボケのグルグルはありますが、それが目立つ写真を撮らなければ良いのです)。
追加で触れますと、前回のエルマー35mmは周辺部の流れ、中心部のシャープネスにも辛い印象を持ちました。同じくテッサー系のAngenieux X1型を使った時も、周辺の流れに加え、像面の平面性で更に劣りましたので、この時代のテッサー系での35mm広角の限界を感じた積りになっていました。しかし、今回のものは一味違うゾ、っと。やはり、経年変化を含め個体差は大きいと言うことでしょう。
ニッケルなので、黒いフードを被せA型改DIIに着けると、最高に格好イイ!
誰ですか、3ヶ月保つかなァ?、なんて言っているのは。

この記事へのコメント
1. Posted by KANO 2005年11月13日 20:41
70歳と53歳の余生を送る人に勝った負けたと酷なことを
言っては駄目ダメです。
貴殿の場合、つまりどっちを手放すの?っていうことでしょ。
2. Posted by Leikon 2005年11月13日 21:07
今の社会じゃ、53歳なんて、現役バリバリです。70歳だって、少子高齢化社会を考えれば現役、文化勲章の日野原先生からみればヒヨッコ同然です。
因みに、私は、貴台の健康を祈ってますよ、マジで。お酒を勧めながら、なんで、お気に障るかもしれませんが…
だって、こんな良いレンズを紹介してくれるんだモン。

ブラックホールの出口

2005年11月12日 01時21分15秒 | 写真・カメラ
午前様の酔っ払いの書き物ですから、意味がピンと来ない方は詮索せず無視して下さいね。
国債天文連合が昨日発表したところに拠ると、丘座ダメダメジャン星付近に、大量の星間物質の噴出が観測された。その規模からみて、鱸座ドボンキング星付近のブラックホールの出口との推測がなされている。ただし、ドボンキング星付近のブラックホールの規模からすれば、噴出量が少な過ぎるとの説も有力である。一方、この噴出された星間物質が瞬く間に消えたとの観測データもあり、ダメダメジャン星付近に小規模の複数の新たなブラックホールが存在する加納星も示唆されている。
なお、以上のニュースに比べれば全く取るに足らない話題として、ライコン・ヨッパライ彗星の尾が、昨日の23時頃(天文台の観測時刻を3時間近くも遅延している)エルマー座のM90大星雲のトライスターを掩蔽したことも観測された模様。ただし、この彗星は財政再建軌道を逸脱したコースを取ることで悪名高いものの、ブラックホールと違って直ぐに掩蔽を止める癖があるので、トライスターも直きに見られる様になるとの予想が出されたので、天文ファンを安心させている。

この記事へのコメント
1. Posted by KANO 2005年11月12日 15:36
この文章を理解出来る人は10人もいないでしょう。
要はまた買ったのね。
2. Posted by Leikon 2005年11月12日 16:57
Yes, Sir !
でも、10人と居ないでしょう、ってことは、7~8人は居るってことですよね。嬉しい!
3. Posted by ドボンキング 2005年11月12日 23:57
お騒がせしてどうもスミマセン。
4. Posted by Leikon 2005年11月13日 18:50
ドボンキングさま、ご無沙汰しています。
「お騒がせ」は、もっとドンドンやってください。ズミルックスの初期玉黒とか、ヘクトール73mmとか…、でも、私がもうチョットお金が貯まるまで、そのまま持っていてくださいネ。
そんでもって、私もドボンしますんで(今もか!)、貴方も更にドボンして、付き合ってやってください。


Vinpicoeur 銀座

2005年11月04日 23時58分00秒 | 飲食遊興
先月末近くに久し振りに行って、美味しいと思いを新たにし、また行って来ました。Vinpicoeur は、「焼トン屋」です(爆)
冗談はさておき、ここでは、フレンチバーベキュー(葡萄枝焼)と称して、ポーク等の串焼きが名物となっています。フォアグラの串焼きなどもありますし、姉妹店であるフレンチのAux Amis des Vinに倣い葡萄酒も豊富に揃っています。姉(?)のAux Amis も新しい丸ビル店は立派ですが、銀座本店はビニールの覆いがあり、味と値段に比べてルックスは庶民的です。こちらの店内は更に庶民的です。カウンター主体(奥に4人用のテーブルもありますが)でチョット狭いことに加えて、やはり焼トン屋の風情(?)が出てしまうので、接待(だとか、改まったデート!?)向きではありません。ただ、親しい人と気取らずに葡萄酒を楽しみたい時に使えると思います。なお、お支払いは、当然ながら、「焼トン屋」程、庶民的でなくて…
http://www.auxamis.com/vinpicoeur/vindex.shtml