Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

CLS フィルターなど

2022年09月30日 23時16分19秒 | 天体望遠鏡 関連
本日は快晴。天体観測日和。
先ず月齢 4.5 くらいの月から。ジャンサンのクレータの底に陽が当たった頃で複雑な地形がよく分かりました。月は大きいですから視野から外す心配が少ないので(爆)、EiC-16 に Hi-Or 4mm( 296 倍)で観てみました。かなり暗くなりますが、月に近付いたような臨場感があります。もっとも、細かな地形を観察するとして 169 倍( EiC-16 + NAV-7SW )が最適かな。加えて、タカハシ、ニコンは同焦点なのですが、これだけ違うので使い難いです。
土星ではタイタンが見え、木星の衛星 イオ、カリスト、エウロペが正三角形をしているのが面白かったです(でも、ないですか?)。
続けて、天文少年の腕の落ちた成れの果てには、ファインダーで探すのに首が痛くて辛い ε Lyr(ダブル・ダブル)です。最初のダブルはオペラグラスでも分離します。それぞれの分離も 10cm ならチョロいという記憶があったのですが、大外れ。53 倍( NAV‐14SW )では無理でアレレとなり、106 倍( NAV-7SW )でもお団子状態で焦りましたが、148 倍( NAV-5SW )で綺麗に分離しました。後で調べたら 100 倍は必要とのコメントが多くて、乱視の白頭翁なら 148 倍で綺麗に分かれれば御の字でしょ(笑) 逆に、8x42 の双眼鏡で分離する β Cyg(アルビレオ)は低倍率の方が綺麗ですね。106 倍だと間延びした感じで、せいぜい 53 倍まで。

そして、今夜の真打と言いますか、自分が確かめたかったのが、SVBONY CLS フィルター( City Light Suppression:光害カット)の効果。比較対象にした M8 では 53 倍を使いました。26 倍( Erfle 28mm )より背景が締まって星雲も見える気がしましたから。で、初めにフィルター無しで見ていると西側の暗黒星雲が見えるような見えないような。フィルターを付けると切れているのがはっきり分かりますし、他の暗黒星雲と言いますか濃淡がはっきりしました。フィルター無しに戻すと・・・同じように分かります(爆) これだと、効果ないじゃん、と思いがちですが、一度見えると見えてしまうのです。双眼鏡の優劣比較でも「あるある」ですが、最初に見えるのが大事だと思っていますので、効果ありだと思いました。中華製で廉いので、お試しには良かったでしょう。


https://www.svbony.jp/filter-cls-filter/#F9155A

ペンネ・ゴルゴンゾーラのレシピ修正

2022年09月29日 20時22分21秒 | 男手料理
ペンネ・ゴルゴンゾーラは手軽に(ほぼ準備不要!)作れるので、よく作るようになりました。真中陽宙『 PASTA―基本と応用、一生ものシェフレシピ100 』では、ペンネ 140g に対してゴルゴンゾーラ 40g、生クリーム 50g で 2 人前になっています。我が家の 3 人では大食漢のドラ猫がいるので、ペンネは 350g 使います(レシピだと 5 人前!)。で、比率から言えばゴルゴンゾーラは 100g なのですが、150g を投入します。なお 生クリームは 100g なので、まぁプロラタですね。
ゴルゴンゾーラはこれくらいの方がソースにコクが出るように思います。塩味も強くなるので、味付けに塩は余り使わなくなりました 。

出来上がりはこんな感じです。

木村伊兵衛写真展

2022年09月28日 15時38分39秒 | 写真・カメラ
藤沢の片田舎から上京するときには、あれこれ纏めて用件を済ますようにしています。昨夜の飲み会の前に秋葉原ヨドバシでアイピースケースを物色したり(結局、買うには至りませんでしたが)、悪の巣窟にご機嫌伺いに行ったり。
K 谷長官に教えて貰った品川のキャノンギャラリーで「木村伊兵衛写真展」を拝見してきました。なお、昨日が最終日でした。

秋田の母と子、馬と塀、青年や沖縄の芸者、秋田おばこなど市井のポートレート、横山大観、上村松園、永井荷風、泉鏡花と里見弴などの文化人、名作:本郷森川町などのスナップと眼福でした。
所蔵・公開するキャノンは偉い!

また「蕎麦切り 酒 大愚」

2022年09月27日 23時58分00秒 | 飲食遊興
隔月程度で実施している前職の執行役員 商品開発本部長・総料理長と財務部長と 3 人の飲み会で、今回は私が西新橋の「蕎麦切り 酒 大愚」に案内しました。カウンター 7 席ほどのお店で大将一人ですから、予約は 3 名までしかできないので、ピタリ上限です(笑)

かぼちゃの茶碗蒸し、鶏と蓮根の和え物。鶏と無花果のゴマだれ掛け。
 
玉子焼き。茸尽くし。
 
里芋と枝豆の擂り流し。「媛っこ地鶏」のモモなど。
 
相盛り。

お酒はタップリ! お店を出てからの記憶が抜けています(自爆)

NAV-SW 三銃士+ EiC-16 その 2

2022年09月26日 23時24分36秒 | 天体望遠鏡 関連
藤沢は二日連続で晴天。何か月振り?
今日は日中だけでなく夜も快晴で、しかも気流が穏やかで、絶好の観測日和!
先ず土星では EiC-16 を使って NAV-5SW でも大気の揺れが少なかったです。NAV-7SW 単体でもカッシーニの間隙が楽に見られます。迫力は倍率が高い方がありますが、土星本体の表面の模様がそうそう見えないこともあり、手動経緯台ですし EiC-16 + NAV-7SW の 169 倍が総合的には観ていて最も楽しかったです。
続いて木星では 2230 くらいから見て、大赤斑が見えていました。小学生以来?中学生かも・・・ちょっと小さくなって目立たなくなっていましたか。こちらは、EiC-16 + NAV-5SW の 237 倍が最も見応えがありました。木星は明るいので、もう少し倍率を上げても良いと思いました。Hi-Or4 も使えば良かったかなぁ。。。

NAV-SW 三銃士+ EiC-16 その 1

2022年09月25日 22時51分48秒 | 天体望遠鏡 関連
藤沢では全く晴れません。本日は久し振りに晴れて、漸くNAV-SW で14mm、7mm、5mmの「三銃士」に EiC-16 を初めて使えました。東の空の木星で大赤斑が見えている筈の 18 時 45 分から見始めました。NHK『鎌倉殿の 13 人』の「オンベレブンビンバ」が気になって(笑)

取り敢えず、東の低空の木星。低空の所為か、大気が揺れます。7mm でも輪郭が歪みます。5mm だと揺れまくり。 「スターベース東京」の S 宿さんが確認してくれているので当然のこと乍ら、EiC-16 を附けても 15mm ほど繰り入れてピンが来ることが自分でも確認できました。もう少し高度の高い土星を観ようとしたら、もう雲が拡がり始め、一応 5mm + EiC-16 を使った場合で、土星の光度でも見られそうなことは判りましたが、輪が分別できないほどの雲の厚さとなり、ここで中止。
本当に晴れませんね。異常気象とは気温とかでなくて、このことでしょう。不愉快千万!

見掛け視界

2022年09月24日 07時42分11秒 | 天体望遠鏡 関連
そのアイピース沼に嵌まりそうになったのを救った(?)のが眼鏡です。乱視ですので、眼鏡必須なのです。
乱視は、ひとみ径が小さい場合には影響が少ない=高倍率用のアイピースは裸眼で見ても大きな問題にはならない、と一般に言われています。が、でも気持ち悪いのは残ります。それで高倍率でもアイレリーフの長いアイピースが欲しくなったのです。うん、これは沼に嵌まりに行く理由かぁ(爆)

いえいえ。ここから本題です。
眼鏡を掛けて見るのは双眼鏡みたいに眼鏡に接眼部を押し付けるような見方をしない天体望遠鏡では、覗くポイントが更にシビアになります。少し外すとビーンズエフェクト(エンドウ豆現象:豆の形に視野が黒く隠されて見えなくなる)が発生したりブラックアウトしますから、キチンと視るのにコツが要ります。

実は、バーダープラネタリウム社の Morpheus が( NAV-SW より!)レビューの内容が良いので、そちらも候補にして悩んでいる話を「スターベース東京」の S 宿さんにしたら、「(雨天なので)外には出られずガラス越しにはなりますが、覗き易さの雰囲気は分かりますので」と言われて FC‐100DF に嵌めて貰い、覗いてみました。こういう処が実店舗の良さですね。しかも、スターベース東京では、実際に近い状況を気安く作ってくださいます。ここで比較したのは NAV-7SW と Morpheus 6.5mm です。アイレリーフは 18~20mm で眼鏡使用に支障はないのですが、見掛け視界は僅か 4 度しか違わないのに、後者で全視野を見られるポイントで見るのは意外に難しいのです(裸眼の方がまだしも容易ですが、それでは乱視問題が発生します)。ってか、眼鏡使用時にはうまく出来ませんでした。ブラックアウトはしましたけど(笑) 一方、前者ではサクッと全域が見られますし、ブラックアウト等も起きません。なお、Morpheus の方が明るく感じましたし( NAV-SW シリーズで批判されている着色の問題?)、上手く見えたときに開放感・没入感が上そうなのは分かりました。設計思想の違いかもしれませんし、なかなか微妙な比較ですが、使い難いものは使わなくなるので、やはり NAV-7SW に軍配。更に S 宿さんから、見掛け視界の広さに応じて難易度が上がると考えてよい旨を教えて貰いました。そう考えると、経験と技術のない初心者かつ眼鏡使用者の白頭翁が、例えば 100 度の視野のアイピースを楽しむのは相当無理があると悟りました。因みに、眼鏡使用で全視野を容易に楽しめる NL Pure 8x42 の見掛け視界は 72.7 度で NAV-SW とほぼ同じです。
念のためですが、ニコンの NAV-SW シリーズは初心者用ではありません(初心者にも使い易くしている、ということ)。なお、ニコンのアメリカンサイズのアイピースで持っていないのは 17.5mm と 10mm ですが、倍率の刻みからまず要らないので(低倍率域で刻む必要性が乏しいうえに、EiC‐16 があるのでその焦点距離に同じか近いものも作れます)、これ以上は沼に近付かないで良くなりました(接眼レンズの生産をほぼ中止して開発中のタカハシが 2.5mm クラスの広角アイピースを上梓したら、同社の Hi-Or4mm の代わりとして 1 本いくかもしれませんが)。

なお、昨日の画像の左端に写っていたのは ND フィルター(ムーングラス)と(光害カット用の)CLS フィルターです。この後、必要なものはアイピースケースだけの筈です。

アイピース沼?

2022年09月23日 15時25分44秒 | 天体望遠鏡 関連
好事家の世界にはたくさん「沼」がある。曰く、「レンズ沼」、「時計沼」、(「万年筆沼」とは余り言わないものの)「インク沼」、「ワイン沼」、「辞書沼」・・・鉄道沼は聞かない。「〇鉄」が有名だからか?

さて、そうした中に「アイピース沼」と云う怖い沼があることを最近になって知りました。天体望遠鏡の接眼レンズを何本も持ってしまう沼。双眼装置で観ることも流行っていますから、同じものを 2 本ずつ揃えないといけない人も多くいるそう。怖い!
で、沼に嵌まっていない単眼の私の場合、アイピース群はこうなりました。

元々は右端のツァイスサイズのタカハシ Hi-Or 4mm と此処には写していませんが Pentax の Or 5mm、SMC O 7mm、K 20mm は残していましたので、それらを使う積りでした。ですが、FC-100DC 購入に際し、折角ですから広視野のアメリカンサイズのタカハシ MC Erfle 28mm に加えて、ニコンの NAV-14SW も導入しました。それでも、高倍率は既存のツァイスサイズで賄おうとしたのですが、SMC O 7mm よりも半分の倍率の NAV-14SW の方が月面の細部がよく分かる事態に直面し、老い先を考えれば、ここで時間を無駄にしたらイカンぞっ!と思いました。で、先日 NAV-7SW、NAV-5SW、EiC-16 を一気に追加投入しました。最初は、NAV-7SW は次回にしようと思っていたのですが、変に「余地」を残すと沼に嵌まりそうで、一気に完成させて、沼に入ることを回避した次第です。これまでレンズ沼で財政破綻しそうになったり、インク沼で溺死しそうになった辛い経験が活きました。うんッ、時計沼は、未だに窒息死寸前のまま、か(自爆)

結果的に(上の表で淡青色の網掛け部分を主に使いますので)アメリカンサイズで最大実視界になりそうな Er 28mm から倍々で口径 cm の 10 倍までの 3 本は勿論のこと、148 倍も気流状態に拘わらず概ね使えるでしょう。その上の 169 倍以上は気流次第とはいえ 237 倍までは常用できそうです。(「重星用過剰倍率」280 倍に相当する)296 倍は視野も極端に狭くなりますので、近接重星の観望専用として、特殊任務を負って貰います。

十分、沼だろうとは言わないでください。保有だけでなく、売って買って、であったとしても数が「両手」を優に超えてからが「沼」の始まりです(爆)

悪天候のなか上京

2022年09月21日 18時25分23秒 | 飲食遊興
ネタがないときの飲食遊興(爆)
昨日は早く出て色々と廻る積りが、悪天候のために予め約束していた秋葉原の「スターベース東京」にしか行きませんでした。が、それだけだと癪なので、最後は「オーパ」に。26 周年行事の後に伺ったときには麗子オーナーがお休みでしたから、お礼を申し上げていなかった所為もあります。

黒崎バーテンダーのマティーニ。だいぶサマになってきたかな。