先ずは、昨晩のNY…
ムニューシン米財務長官
・議会は8月の休会までに債務上限引き上げを。
・米金融システムの資本は潤沢。
・減税は中間所得層が目標で富裕層ではない。
・トランプ大統領の成長目標は予算巡る難しい決を断伴う公算。
・税制変更が税収に跳ね返ってくる効果の推計「ダイナミック・スコアリング」は民主、共和で変わらない。
ムーディ-ズ
・今年も来年も緩やかな利上げを継続。
・2019年までに約3%までの利上げも。
配車アプリのウーバー・テクノロジーズはカラニックCEO休職
・役割も縮小
・セクハラ隠蔽体質など様々な問題
・幹部の辞任が相次ぐ
・NY市場は全体的に様子見
・株式市場で、急落していたIT・ハイテク株に買い戻し
・ダウ平均は最高値を更新
・為替市場の反応は小幅
・ドル円は110円ちょうど近辺での推移
・全体的に、明日のFOMCや消費者物価、小売売上高の発表といった重要イベント待ちの状況
・FOMCは利上げは確実視
・利上げのペースと、バランスシート縮小開始について、ヒントが出るか注目!
・米30年債入札
・応札倍率は前回を上回った
・無難な入札となり、反応は限定的!
・ユーロも狭い範囲での上下動
・ユーロ・ドルは1.12ドルちょうど付近
・ユーロ円も123円台前半での推移
・先日のECB理事会を通過しても、ユーロは底堅い動き
・米インフレ鈍化への警戒感
・ドルの上値が重い
・理事会でECBは出口戦略に向けて一歩舵を切った
・依然、慎重姿勢維持
・きょうは理事会メンバーのスメッツ・ベルギー中銀総裁の発言
・刺激策を後退させるためには耐久消費財のインフレが目標である2%付近に達するのを確認したい
・ユーロ圏の景気にはポジティブな雰囲気が高まってきている
・労働市場や賃金の強さは無い
・耐久消費財のインフレを支援する2つの要素が弱いまま
・ポンドは買戻し
・英消費者物価指数が強い内容となった
・ポンド円は140円台を回復!
本日の経済指標は、マーケットはFOMC待ちで、それ以前の指標は、余程のサプライズでもない限り、動きにくい展開を想定しています!
07:45↓↑NZ経常収支(第1四半期)結果2.44億NZドル 予想10.00億NZドル 前回-23.35億NZドル
08:00↑↑韓国失業率(5月)結果3.6% 予想3.9% 前回4.0%
09:30↓豪州Westpac消費者信頼感指数(6月)結果-1.8% 前回-1.1%(前月比)
11:00→→→↑中国小売売上高(5月)
結果10.7% 予想10.7% 前回10.7%(前年比)
結果10.3% 予想10.3% 前回10.2%(年初来・前年比)
11:00↑→↑→中国鉱工業生産(5月)
結果6.5% 予想6.4% 前回6.5%(前年比)
結果6.7% 予想6.6% 前回6.7%(年初来・前年比)
13:30↑日本設備稼働率(4月)結果4.3% 前回-1.6%(前月比)
13:30→→日本鉱工業生産・確報値(4月)
結果4.0% 前回4.0%(前月比)
結果5.7% 前回5.7%(前年比)
15:00→→→→ドイツ消費者物価指数・確報値(5月)
結果-0.2% 予想-0.2% 前回-0.2%(前月比)
結果1.5% 予想1.5% 前回1.5%(前年比)
15:00→→→→ドイツ調和消費者物価指数・確報値(5月)
結果-0.2% 予想-0.2% 前回-0.2%(前月比)
結果1.4% 予想1.4% 前回1.4%(前年比)
15:30↓↓インド卸売物価指数(5月)結果2.17% 予想2.90% 前回3.85%(前年比)
IMF
・中国の2017年GDP成長予想6.7%に引き上げ、従来6.6%
リプトンIMF筆頭副専務理事
・短期的リスクは後退してきた、中国は改革を加速する必要がある、とコメント。
17:30→英国失業率(5月)結果2.3% 前回2.3%
17:30→→英国ILO失業率(4月)結果4.6% 予想4.6% 前回4.6%(3カ月)
17:30?クノット・オランダ中銀総裁、議会証言
英平均賃金
・週平均賃金は前年比+2.1%と事前予想+2.4%を下回った。
・前回値も+2.4%から+2.3%に下方修正。
・昨日発表された5月消費者物価指数は前年比+2.9%と4年ぶりの高い伸びだった。
・賃金上昇がインフレ上昇に追い着かず。
・英国民の生活実感は悪化しそう!
日銀
・本日は従来型のETFを購入せず
・J-REITを購入せず
・設備・人材投資企業支援のETFを12億円購入
アイスランド中銀
・政策金利(7日定期預金金利)を従来の4.75%から4.50%に引き下げると発表
18:00→↑→↓ユーロ圏鉱工業生産(4月)
結果0.5% 予想0.5% 前回0.2%(-0.1%から修正前月比)
結果1.4% 予想1.4% 前回2.2%(1.9%から修正前年比)
BBC 英政府とDUPの交渉が来週に延期の可能性、ロンドンの火災影響も
20:00↑↑南アフリカ実質小売売上高(4月)結果1.5% 予想0.6% 前回0.9%(0.8%から修正前年比)
20:00↓米国MBA住宅ローン申請指数(9日までの週)結果2.8% 前回7.1%(前週比)
21:30↓↓↓↓米国小売売上高(5月)
結果-0.3% 予想0.0% 前回0.4%(前月比)
結果-0.3% 予想0.1% 前回0.4%(0.3%から修正自動車除くコア・前月比)
5月の米小売売上高
・3ケ月ぶりの前月比マイナス
内訳
・電気製品-2.8%、
・ガソリンスタンド-2.4%
・自動車などが-0.2%、
・スポーツ・書籍、趣味関連が-0.6%
・家具+0.4%、
・衣料品+0.3%
一段とドル売りが進行!
21:30↓↓↓↓↓→↓↓米国消費者物価指数(5月)
結果-0.1% 予想0.0% 前回0.2%(前月比)
結果1.9% 予想2.0% 前回2.2%(前年比)
結果0.1% 予想0.2% 前回0.1%(食品エネルギー除くコア・前月比)
結果1.7% 予想1.9% 前回1.9%(食品エネルギー除くコア・前年比)
米10年債利回りは2.19%台から一気に2.15%台へと急低下
・ドル相場も急落
NHK 米共和党の下院議員、銃で撃たれる
独財務省報道官 15日のユーログループ会合でギリシャ合意の見込み
23:00→↓米国企業在庫(4月)結果-0.2% 予想-0.2% 前回0.2%(前月比)
23:30↑↓↓↑米週間原油在庫統計
・原油 -166.1万(5億1155万)
・ガソリン+209.6万(2億4244万)
・留出油 +32.8万 (1億5142万)
・クッシング地区原油-115.6万(6222万)
トランプ大統領
・米バージニア州アレクサンドリアのデルレイで行われていた議会らが参加する野球の練習で発砲事件が発生
・スカリス下院院内幹事ら5人が銃撃された
・トランプ大統領は銃撃犯は死亡したと述べている。
アトランタ連銀が公表しているGDP予測モデル「GDPナウ」
・14日時点の第2四半期のGDP予想は年率換算で3.2%を予想
・9日時点の3.0%から上方修正
・5月の小売売上高と消費者物価(CPI)を受けて実質の個人消費を上方修正
・次回の発表は6月16日(金)を予定。
ムニューシン米財務長官の議会証言
・中国との経済対話に真剣に取り組んでいる。
・リバランスが必要なことを明白にしている。
・ロシアとはまだ経済対話はオープンではない。
・米国の外交姿勢において制裁は統合的手段。
・現時点ではロシアへの制裁は強化する意向。
03:00→↑米国FRB政策金利 結果1.00-1.25% 予想1.00-1.25% 現行0.75-1.00%
03:00!FOMC経済予測公表
FOMC声明
・保有資産の再投資方針を維持。
・縮小計画を説明。
・カシュカリ総裁は金利据え置きを支持し反対票投じた。
・バランスシートは今年縮小を始める見通し。
・当初3ヵ月は月100億ドルのペース。
・3ヵ月ごとに縮小額を増やす。
FOMC見通し
・今年あと1回の利上げ予想を維持。
・来年は3回の利上げ予想で変わらず
・コアPCEは1.7%に下方修正、3月は1.9%。
・2017年の成長見通しは2.2%に上方修正、3月は2.1%。
FOMC経済見通し()は3月時点…今年の成長は上方修正 インフレは下方修正
*実質GDP
17年 2.2%増(2.1%増)
18年 2.1%増(2.1%増)
19年 1.9%増(1.9%増)
長期 1.8%増(1.8%増)
*失業率
17年 4.3%(4.5%)
18年 4.2%(4.5%)
19年 4.2%(4.5%)
長期 4.6%(4.7%)
*PCE
17年 1.6%(1.9%)
18年 2.0%(2.0%)
19年 2.0%(2.0%)
長期 2.0%(2.0%)
*PCEコア
17年 1.7%(1.9%)
18年 2.0%(2.0%)
19年 2.0%(2.0%)
FOMCメンバーによる金利見通し 年内あと1回の利上げ見通し 来年3回で変わらず
ドットチャート
2017年
1.125% 4人
1.375% 8人
1.500% 0人
1.625% 4人
中央値は1.375% 年内あと1回の利上げ
2018年
1.125% 1人
1.625% 1人
1.875% 2人
2.000% 0人
2.125% 5人
2.250% 0人
2.375% 2人
2.500% 0人
2.625% 3人
2.750% 1人
2.875% 0人
3.000% 0人
3.125% 1人
3.250% 1人
3.375% 1人
中央値は2.125% 年内あと1回と来年3回利上げ
03:30!イエレンFRB議長、記者会見
・適切な時期になれば保有資産の正常化に着手。
・コアインフレは小幅に低下した。
・引続き緩やかな利上げが正当化される。
・経済は我々の目標に向かって進展。
・引続き緩やかな成長を見込む。
・バランスシート縮小を年内に開始する。
・資産縮小の上限設定は金利変動を抑制へ。
・資産縮小の終了は恐らく数年先に。
・数回のインフレ指標に過剰反応しないことが需要
・きょうのCPI、多くの分野で弱さ示した。
・雇用は強い。
・経済は回復を示している。
・賃金の伸びが依然として低い。
・インフレが上向いた証拠はない。
・保有資産の縮小は比較的早期の実行あり得る。
ドルは買い戻しが優勢
・大方の予想通り利上げを実施
経済見通しについても、今年のインフレ見通しは下方修正
・成長見通しは上方修正
注目のFOMCメンバーの金利見通しも前回から変わらず
・中央値では年内はあと1回、来年は3回の利上げを見込み
バランスシート縮小も発表
・当初は月100億ドルづつ縮小
・3ヵ月ごとに見直す具体策
・開始時期については明言しない
インフレについてイエレン議長は
・インフレが上向いた証拠はないとした
・数回のインフレ指標に過剰反応しないことが重要
・インフレは一部のちょっとした(ONE-OFF)物価の下げを反映とも言及
全体的には正常化に向けてタカ派姿勢を堅持している!