ココロの手帳にメモっとこう

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『THE LEGEND & BUTTERFLY』

2023-03-21 10:03:22 | └映画のこと
2023年3月18日(土)のこと。

@新宿バルト9
上映時間:2時間48分


キムタクは、すごく好きだったときと、すごくキライだった時があって、今は何周か回って、やっぱこの人スゴいんだな、スターだなと思ってる。

道三が討ち死にしたときの、濃姫の悲しみ
綾瀬はるかの涙が美しかった。
なんてキレイに涙するんだろう。

初っぱなの信長は、まんま若い頃のキムタクかって感じだったけど、途中でガラッと雰囲気が変わる。

濃姫が離縁を願い出たのは、もう病を患っていて、それで離れていったのかな。
あの小屋は、あの時の小屋なのかな。

濃姫が去っていくときの、小刀を噛んで耐えているのがせつなかった。

キム様、こんな演技できたんかいと。

信長と濃姫の着物が艶やかで、着物を観るのは時代ものを映像で観る楽しみのひとつ。

信長が光秀を足蹴にするシーンは、
本能寺の変の謎は、本当はどうだったんだろうと妄想させる見せ方がよかったなぁ。

信長の亡骸は見つかっていなかったとか、そんな歴史のもしもから、ありえたかもしれないもしもを妄想するのもいいもんだ。

さすがに、それはやりすぎーと思ったら、まぼろしだったか。

藤吉郎は音尾さんだったの、分からなかった。
斎藤工の家康は、あれ、斎藤工である意味あったんかい。

キムタクってことで、世間の評価は分からんけども、
わたし的には、エンタメとして十分楽しめたー。

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『ミナト町純情オセロ~月がとっても慕情編~』

2023-03-17 01:03:32 | ├お芝居のこと
2023年3月15日(水)のこと。





2023年劇団☆新感線43周年興行・春公演
@東京建物Brillia HALL

1幕:1時間30分
休憩:20分
2幕:1時間50分


原作:ウィリアム・シェイクスピア
作:青木豪
演出:いのうえひでのり


亜牟蘭オセロ・・三宅健
亜室蘭モナ・・松井玲奈
三ノ宮一郎・・粟根まこと
汐見丈・・寺西拓人
沙鷗アイ子・・高田聖子


シェイクスピアの四大悲劇のひとつ『オセロ』を港町を舞台にチンピラヤクザたちの人情悲喜劇に翻訳して2011年に上演された作品の再演

当時、観たときの記憶が“石原さとみがかわいかった”ことくらいしかなくて
今回、こんなに悲劇だったっけー?となった。

原作での、オセロの奥さんデズデモーナ
そこから「モナ」を取っていたのか。


嫉妬とデマにのみこまれて狂気へと堕ちていくオセロ
デマで父親を亡くしているのに、自らもデマに翻弄されて追いつめられていく。
観ていて、オセロー、モナを信じてーってなった。
アイ子もまた、オセロが先代組長を見殺しにしたというデマをうのみにして
オセロを追いつめていく。


オセロもモナも純情
純情過ぎるのはときに自分や回りを傷つけてしまうんだ。


高田聖子さんの歌が、安定のうまさでイイ。

救いの無い終わり方


こんな重い感情をぶつけている健ちゃんが心配になっちゃう。


次回はまた全開で笑える新感線がいいな。




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