蜷川実花展

2021年9月24日（金）のこと。


＠上野の森美術館

平日休みの金曜日。

上野の森美術館へ。


先週、うえPの舞台を観にPARCO劇場へ行ったときに、渋谷の駅地下で大きな広告を見かけて開催を知った。

家にこもりっぱなしだったら見逃していたかもしれない。

一つの動きが、次の動きにつながる。

それが楽しい日々を作っていたんだなということを思い出した。

いろいろ、なかなか
思うように動けない今だけど、動くって大事。


蜷川実花さんといえば、足らない語彙力で言ってしまうと、極彩色

自然の花にフィルターをかけて作り上げる世界

改めて観ると、あざやかで美しかったー

魅了された。

写真って、今やデジタルで撮るのが当たり前だけど、
プリントされたものを面と向かって観るっていうのはすごいパワーを感じる。

今回の作品展には、女優さんたちを撮ったものもあって、
これまた美しいんだけど、わたし的には宮沢りえさんの美しさに感動した。


以前、嵐さんのカレンダー写真を撮っていたけど、すごくエロかったんだよなー

『人間失格』とか『ヘルタースケルター』も観たくなった。


パッサパサの日常が潤いました。

『BIRDLAND』

2021年9月17日（金）のこと。

＠PARCO劇場

作/サイモン・スティーヴンス
出演/上田竜也/安達祐実/玉置玲央/佐津川愛美/目次立樹/池津祥子/岡田義徳


上演時間
1幕1時間
休憩20分
2幕1時間10分




ずーっと閉じた世界にいて
久しぶりのエンタメ


世界的ロックスターの栄華衰退、狂気を描いた物語


20人近くの登場人物を7人のキャストがいくつかの役を演じている。


ワールドツアーを回る人気絶頂の世界的ロックスターを
上ピーが演じている。


舞台のセットはいたってシンプル
だけど、そこがホテルの部屋になり、Barになり、
世界がひろがる。
それこそが生の舞台


上ピーの狂気が、観ていてつらくなった。


どんどん破滅にむかっていくのが伝わってきてこわい。


早く医者に診せてーーって突っ込みたくなるほど。


外に出ればみんなが自分を知っているということに
追いつめられていく。
一般人には分からないけど、
多くの有名人はそんな恐怖とともに生きているんだろうなぁ。


こんな深い感情をもった演技を毎日やっている上ピーが心配になっちゃう。


ドラマ『節約ロック』の時も思ったけど、
役者としての上田竜也はもっと評価されていいと思う。


破滅にむかう狂気にやられて、終演後は、はぁぁーーーという感じ。


ぼっちでの観劇は、感想を言い合えない物足りなさがあるね。


パンフの上ピーがカッコいい。