クニの部屋 -北武蔵の風土記-

郷土作家の歴史ハックツ部屋。

歩いて行ける3つの県の境目は? ―三県境―

2018年02月20日 | 歴史さんぽ部屋
柳生駅のやや北東側、
「道の駅きたかわべ」の南側と言えばいいのか、
“三県境”がある。

三県とは、埼玉・群馬・栃木。
すなわち、1か所で3つの県境となっている。
日本国内で40か所以上ある三県境の中で、
歩いて行けるのは唯一ここだけという。

渡良瀬川の流路が変わったことにより、
歩いて行ける三県境が実現した。
さすがは低地。
流路の歴史は複雑怪奇だ。

三県境は、埼玉の旧北川辺町(現加須市)、栃木県の旧藤岡町(現栃木市)、
群馬県板倉町からアクセスできる。
そばには手作り感満載の案内板が建ち、
カメラ台まで設置されている。

テレビで取り上げられたこともあり、
ここを訪れる人は少なくないのだろう。
海なし県三者は、今日も陸地になった旧流路跡で互いに顔を合わせている。




埼玉と群馬を股にかけてみた

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