雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

ムーディーなボーデの銀河 M81

2024年02月22日 | 天体写真(系外銀河)
出足から躓(つまづ)いた12日夜に撮った3タイトル目のおおぐま座のM81になります。

 M81 NGC 3031 (おおぐま座) 
( 元画像の 50%に縮小 ほぼノートリミング )
(  上 が 北 になっています )
撮影DATA : 2024/ 2/13 00:56’~ Vixen VC200L(レデユーサーHD) (合成fl=1386㎜)
露出 6分 × 22枚 (Gain150  Offset1) LPS-D1フィルター ASI533MC Pro(冷却-10℃)
 タカハシ EM-200 Temma2M  ステラショット3(導入・撮影・オートガイド) ステライメージ9(画像処理)
ダーク・フラット処理はまじめに行っています

これまでこの銀河は北側にあるM82と一緒に撮るのが定番でしたが、
昨年から導入したCMOSカメラのASI533MCのセンサーサイズが小さいことから
長焦点のVC200L鏡筒だとレデューサーを付けても単独にしか写せません。

この前に撮ったきりん座のNGC2403の画像処理で、この夜のシィーングの悪さは
わかっていたので期待していなかったのですが、
2時間以上の総露光時間の割にはメリハリのない画像になってしまいました。

わたしがこのM81を撮る時のポイントは 銀河右下にある近接した2つの星のきれいな分離と、
銀河左側にある淡い伴銀河(?)が確認できるかなのですが・・
淡い伴銀河の方は上の画像では厳しいかも。
そこで画像を反転してコントラストを上げてみると ↓
なんとか写ってはいるようですが

この夜の透明度の悪さもわかる「只今撮影中ショット」になります。 ↓
( 鏡筒の向いた方角に見える小さなが今回の撮影範囲です )
2024年 2月13日 01時50分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8)30秒×6枚 ISO1600 
ソフトフィルター使用 kiss DX(SEO-SP2) 三脚固定撮影


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「上越天体写真友の会 (J-APA)」の月例会は毎月第3火曜日です。
今月の例会では今話題のSeestarの実物と動作検証を行いました。
他には話題の画像処理ソフトのPixInsightが円安で高すぎて買えないとか・・
勉強会のネタは尽きません。
先日まで春のような陽気だったのですが、また冬に戻ってしまいました (2月18日ベランダより)


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