雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

Cooled”ON” 3度目で再び不具合発生!

2013年04月05日 | 機材
ほんとは、本日のブログで「しし座の銀河トリオ」の撮影成果をお見せするはずが・・・・

わたしの主力機になりつつあった冷却デジ一眼のS○O Cooled60D
昨年12月に結露対策を強化して修理から戻って来たのですが、
その後冬の雪国の悪天候と、たまに晴れた夜も気温が零下と
あえて危険をおかして、更に冷却する必要はないだろうという事で
Cooled60Dを冷却オフで使用してきました。

ところが、春の気配が誘ったのか
3/12  で、
冷却オンの封印をついに解きました。

その後
でも問題なく撮影できたことから、すっかり安心しきっていたのですが・・・

昨夜は予想通り晴れましたが、透明度が悪く北極星がかろうじて見える春の夜空。
冷却オンでの撮影は今年3回目になります。
当初予定どおり、「しし座の銀河トリオ」の撮影を22時ころから開始しました。
(最初は10分露光、2枚目からは15分露光に変更して撮影しました。)

予兆とも思える最初の異常は4枚目から発生しました。/
撮影後、カメラの液晶モニタでもはっきりわかる縦縞ノイズ(トリミング、コントラスト強調しています)

縦縞ノイズは計4枚連続で発生し、1時間が無駄になりました。
少しカメラを休ませてから、撮影を再開したところ残り8枚にはノイズが発生しませんでした。

結局ねばって「しし座銀河トリオ」を15枚(うち4枚はノイズあり)撮影した結果、
時間はすでに2時を回っており、薄明が4時前から始まる事を考えると
別の銀河の追加撮影は無理。
そこで南天がわに見えていた土星を拡大撮影する事にしました。
コマコレクタからエクステンダーに付け替えるため、一旦カメラを取り外さなければなりません。
以前の不具合修理の際に言われていた
フィルター周辺の冷えた部分を長時間外気にさらすと結露してしまう可能性は残ります。・・
という事から、電源オフ後少し間をおいてカメラを外し、すぐにボデーキャップを付けたのですが・・・

再び、電源を入れた時にErr70表示が!
電源を入れると、このエラー表示が出てカメラを使用することができません。

すでに購入元には連絡済みなのですが、この先も繰り返しが続きそうで深刻な事態です。

冷却デジ一眼は製造(改造?)元にとってもリスクが大きいのか、
かなり前から広告で見る事はなくなりました。


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撮影した画像は直接カードから読み取りができました。
画像処理を終わったらお見せいたします。
それにしても、これからどうすれば・・・

雲上くもがみ
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