RUNNING BEAR Ⅱ

くまこの日記です。コメントは承認制とさせていただきます。

朝日新聞記事。

2020-06-30 23:32:51 | 東京五輪


斉藤君のお顔が手で隠れてしまっていますが
2014年NHK杯、航平君が跳馬を跳んだあと、同じ班で回っていて、同じ技ヨー2を跳んだ斉藤君と、ヨー2について語ってるのかな?っていうほのぼのスクショです(*^。^*)。

今回の航平君の鉄棒に絞るニュースをとても素敵な記事にしてくださった朝日新聞さん

金メダル有力? 鉄棒専念の内村が秘める底知れぬ可能性こちら

会員限定の鍵のかかった記事ですが、無料会員登録で読めますね。
紙面にもありました(#^^#)。
ただ、こちら地方は、お写真がモノクロでした
この中の斉藤君の言葉が、良かった~(*^。^*)。
「今までの鉄棒は、本気じゃないと言ってもいいくらい。一つに絞った航平の鉄棒は規格外。どれくらいの技で、どれくらいの完成度を見せてくれるのか楽しみです。」


斉藤君の期待が、私たちのものと同じ~♪
連続技は何かな~♪
ブレッドシュナイダー、やるかな~♪
もしかして「ウチムラ」あったりして!!!

斉藤君と言えば、航平君の大学の同級生。この冒頭の2014年のシーンを、いつも思い出してしまうのです。
このシーズンの航平君は、全日で跳馬が上手くいってなくて。
野々村君に肉薄されてのNHK杯でした。
1種目目のゆかは、最初のシリーズでラインオーバー。2種目目のあん馬は落下。つり輪は耐えてまとめての4種目目の跳馬。
シューフェルトなのか、ヨー2なのか。航平君はヨー2を跳びました。そして、見事に成功!!
その直後の斉藤君と会話しているのをテレビに抜かれた時の様子なのです。
何を話しているのかまではわかりませんが、身振り手振りしているところから、齊藤君もヨー2を跳んだので、ヨー2について語り合っているのかな、同級生だもんね!って、ほのぼのした気持ちになりました。
試合をしているライバルだけど、同じ技を跳んだ同級生と演技について語り合う航平君の嬉しそうなこと(#^^#)。

このスクショを探すのに2014年の記事をうろうろを読んで、あ~こうだったな~。そうそうそんなこともあったなあ~って、色々思い出しました。
あの年は、追い上げてくる加藤君、野々村君について聞かれることが多くて、でも航平君は、自分と闘うライバルというより、日本にとって心強いメンバーだという見方をしているということをいつも言っていましたよね。
団体で闘うことをまずは第一に考える航平君がいつもいました。

1年1年、毎試合毎試合本当にいろいろなドラマを見せてくれた航平君ですが、それをあまり振り返ってばかりいると。気持ちが後ろ向きになってるみたいで良くないかなってずっと思ってきたのですが、やっぱり航平君が残してきてくれたものってあまりにもドラマティックだから、時々は振り返って思い出して、航平君の偉業をかみしめるのもいいのかもと、ふと思いました。

ロンドンもリオも、鉄棒は予選が上手くいかなくて種目別決勝に進めなかったのですが、「これはきっと東京までとっておくという体操の神様の仕業に違いない」と言ってきたものです。まさか1種目に絞って、ということは予想の範囲外でしたが、確実にそこに向かっていくのだな~と、今、思っています。




新聞記事。

2020-06-27 21:42:33 | 東京五輪
今朝の中日新聞です。



昨日、鉄棒1種目で東京五輪を目指すという一報を聞いたとき、「来年まで続けてくれるんだ!」という安堵の気持ちがありました。
今まで水鳥さんのコメントとかで航平君の状態は良いということが言われていて、東京五輪の延期が決まった時も、ものすごく前向きでいる、とおっしゃっていました。
でも、航平君自身の声がなかなか聞かれなくて、とても不安でした。
1年の延期って、選手にとってものすごく重たい事実だと思うし、コロナウィルスの影響でNTCも閉鎖されて、練習もままならなくて。
でも、今、こういうコメントが発表されたということは、確実に来年に向けて進んでいっているんだなということで、それでホッとした次第です。
そして、次に思ったのが、「種目別の代表って、どうやって入るの?」ということ!
今年の全日本、N杯が中止になって、まだ予定が決まらなくて、逆算が立てにくい状態ですね。

そうはいうものの、航平君の床、見たいなあ~。美しい旋回のあん馬、色っぽいつり輪もね。跳馬も。平行棒も。

「俺がどれだけ6種目で残してきたか、わかってる?」

そうでした。そうでした。
予選、団体決勝、個人総合決勝。世界選手権やオリンピックの世界の舞台で、6種目を存分に残してくれていました。
私が見てきた東京世選からの試合、どの試合の6種目にもドラマがあり、どの試合の6種目も美しく、そして胸キュンだった。
リオでの団体金メダル。ただただその1点を見つめて、航平君は極限までの努力を重ねていました。
東京五輪で団体戦にかかわれないのは、航平君も心残りかもしれません。
でも、代表の一員でいることが、団体メンバーに安心を与えることは間違いないでしょう。
団体戦がなかったベルギーの世界選手権。団体はないけど、チーム日本で闘うと航平君は言っていました。
自分の仕事は個人総合で、自分が先陣を切って良い結果を出して、日本チームに良い流れを作る。
有言実行でしたね。その流れに乗って、白井君の鮮烈なデビューがありました。亀山選手も金メダルで。そして、航平君自身もその流れに乗っかって種目別で複数のメダルを獲っちゃいました(^^)。
平行棒で金メダルを獲ったのに、余韻に浸る間もなく鉄棒の決勝に向かうキングはカッコよかったなあ~
あの時は、航平君から流れを作ったけど、今度の五輪は航平君はトリを飾るわけです。
母国開催で、お家芸体操でいくつメダルを獲るのか、きっと世間で色々言われるでしょう。そんなときに、航平君が最後の最後に控えている。
体操の神様は、航平君にそういうポジションをお与えになったのだなあ~なんて思いながら、きっとその場面が実現すると信じています。










東京五輪は鉄棒1種目で狙う。

2020-06-27 17:36:29 | 東京五輪
航平君は、東京五輪を、鉄棒1種目で狙うことにしたと報道がありました。



『今が一番いいと思うんですよ。』



『気持ち的にも体操をちゃんと出来てるというか。』



『一つのことにちゃんと向かっていけてるみたいな。体操において。』



『6種目で世界で一番になっているので、』



『1種目だけに今まで経験してきたことを凝縮できてるのかな、っていうか・・』



『6種目諦めたんだ、って思われるかもしれないなと思ったんですけど』



『今は、もし思うんだったら思ってていいよって感じですね。』


『俺がどれだけ6種目で残してきたかわかってる?って逆に言うと思います。』



『その上での選択なので、それは別に誰が決めることでもないし、自分が胸を張って選択したことなんで。』


NHKWEB記事こちら



『自分だけでオリンピック行くわけじゃないし、』



『行くんだったら気持ちよく、自分もそうだし、周りの人も気持ちよくオリンピックつれていきたいなというのがあったんで、そう考えると』



『6種目やらなきゃいけないっていう自分のプライドはいらないかな、っていう。』



『絶対、鉄棒だけやった方が、身体的にも・・・楽なことはないですけど、6種目やっていた時よりは負担は減るし、』



『何より一番、楽しかったですね。久々になんか体操やってるなっていうか、自分の思い通り動かせてるなっていうか。』

東京オリンピックに向けて、内村選手は個人総合で代表に選ばれることにこだわりを持ってきましたが、肩の状態が悪いときには、肩への負担が大きいつり輪や平行棒の練習ができないなど、調整に大きな影響が出ていました。

そして、東京オリンピックの代表選考会として、ことし4月に行われる予定だった全日本選手権のおよそ2か月前に佐藤寛朗コーチと話し合い、体の状態に不安が残る中、より確実にオリンピック代表の座をつかむため、6種目で争う個人総合でなく、1種目だけに絞ることを決めました。

その1種目を鉄棒にしたのは、世界トップレベルの実力があること、体の負担が少ないことが理由です。

個人総合への思いは持ち続けているものの、内村選手自身が「出場するのが夢」と話す東京オリンピックへの強いこだわりが、希代のアスリートを大きく方針転換させた形です。





ニュース7で一報が報じられて、その時はただアナウンサーさんが言葉を読み上げただけだったので、事実はわかっても、自分の中に受け入れられない感じでした。航平君の言葉で、航平君の口から語られるものじゃないと納得できないなあ~って。

ニュース9で航平君が語る映像を流してくれて、そしてWEB記事にも違うコメントを添付してくださって、それで自分の中に納得できました。

ずっと個人総合へのこだわりを持ち続けた航平君ですので、この決断をするにはものすごく悩んだことでしょう。
年始の記事には6種目への意欲を語っているし、り・シャオペンについても「諦めきれない」と言ってるくらいです。
その後、キング杯に向けて、6種目の追い込みをかけるうちに、また肩の痛みが悪化したのでしょうか。

「なんで肩の痛みごときに勝てないんだろう」
年始の記事のこの言葉は、本当に胸が痛くなりました。
どんなにきついトレーニングも、決してあきらめないでやり遂げることが出来る航平君なのに、練習が出来ないという苦しさ。
練習さえできれば、この痛みさえなければ・・・・何度そう思って体育館の天井を仰いだことでしょう。

その中で出した航平君の決断。
もちろん、それを決断するのは航平君以外誰でもないし、「諦めた」という言葉を私は使いたくありません。
鉄棒で狙いに行くことに決めた、のです。
オリンピックで金メダルを狙える力がある種目で闘おうとしているんですもん。

ちょっと悔しそうというか、「6種目諦めたって思うなら今は思ってもいいよ」っていう航平君の言葉に、私は勝負に行く気持ちを感じて、
航平君の鉄棒への挑戦を、楽しみにしよう!と、そう思いました。

航平君は、みんなを五輪に連れていきたいんです。
自分が出たいのはもちろんですけど、みんなを連れていきたい。
みんなって誰かな。家族はもちろん、大好きなひろコーチ、そして、バックアップしてくださるスポンサーさん。
もう自分のためだけに体操して欲しいと思っていたけれど、航平君にはいつでも背負うものが沢山ありますね。
でも、その背負うものからもらうパワーもあるはずと信じて、ファンもその中に入れていただいていいかしら?とちょっと控えめに思いながら、
絶対に五輪の場面で、航平君の試合を見たい!と思っています。