ロシア軍のウクライナ侵攻は、プーチンの野望とみる。
プーチンにとって、ウクライナとは?
ソ連崩壊が無かったら、ロシア領と一帯の地域であり、
独立することも無かった国であった。
ウクライナ侵攻は、ロシアへの領土編入が本質であり、失地回復である。
■
昔のロシアは、ツアーの専制に反抗した。
農奴や労働者の解放をめざしてボルシェビキが革命を起こした。
そんなロシアのレーニンなどに憧れた西側の左翼思想かぶれも多数いた。
今のロシアは、プーチンの専制・独裁である。
ロシア軍のウクライナ侵攻は、プーチンの野望とみる。
プーチンにとって、ウクライナとは?
ソ連崩壊が無かったら、ロシア領と一帯の地域であり、
独立することも無かった国であった。
ウクライナ侵攻は、ロシアへの領土編入が本質であり、失地回復である。
■
昔のロシアは、ツアーの専制に反抗した。
農奴や労働者の解放をめざしてボルシェビキが革命を起こした。
そんなロシアのレーニンなどに憧れた西側の左翼思想かぶれも多数いた。
今のロシアは、プーチンの専制・独裁である。
ウクライナ情勢が深刻である。
ソ連時代のウクライナは、モスクワの支配下にあった。
ソ連崩壊で独立国となったが、
プーチンのロシアにとっては、失地回復の狙いの処でもあった。
ウクライナのドネツク州とルガンスク州が、
ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国と名乗りを上げた。
これを、プーチンは「独立国」として承認。
平和維持の名目で派兵を指示した。
ロシアの文豪ゴーゴリの『死せる魂』からカンニングして綴る。
なお、ゴーゴリの生誕地はウクライナ。
ああ、プーチンよ、お前も、
あの三頭馬車(トロイカ)のように、
ずんずん走っていくではないか?
…プーチンは、あらゆるものを跳び越えて飛んでゆく。
横目でそれを眺めながら、
もろもろの他の国民と国家は、傍らへ寄って道を譲っている。
わが日本国の岸田首相は、記者団に向け「国際法違反」と叫ぶが、
どこか犬の遠吠えのようにも聞こえる。
まん延防止の特別措置が継続中の熊本県。
日別の感染者は、1月27日の1275人が最多記録のピークで、
その後も高止まりで推移してきており、当分は要注意である。
ここ1週間を振り返り、
曜日別の先週比(先週曜日感染/今週曜日感染)を試算してみた。
2月13日(日):0,87(653/566)
14日(月):1,16(494/575)
15日(火):0,93(1030/943)
16日(水):0,91(884/802)
17日(木):0,72(940/676)
18日(金):0,80(889/707)
19日(土):1,23(594/733)
■
結果は、月曜と土曜が1を超えており、要注意。
なお、直近1週間の人口10万人あたり感染数は約288人。
これは全国都道府県のワースト20位に当たるそうだ。
まだまだ、要警戒の日々が続く。
きょう(2月18日)3回目のワクチン接種を済ませた。
1、2回目は一般病院でのワクチン接種だったが、3回目は集団接種会場へ。
一般病院でのネット予約が取りづらかったので、集団接種会場で予約することに。
会場をネットで探していて、ホテル日航熊本を見つけたのも決め手となった。
■
ホテル日航熊本の2階に設営されたワクチン接種会場へ。
私の接種予約時間は午後3時30分~。
受付には、10人ほど並んでいたが、流れは極めてスムース。
対応や手順も慣れたもので、注射針をチックとされて、全て終了。
15分ほど待機し、午後4時まえには帰路についた。
■
熊本県は、まん延防止の特別措置が継続中。
オミクロン株による第6波のピーク・アウトが待たれる。
【小林の最終ジャンプ】
ジャンプ男子ノーマルヒルで金メダルの小林陵侑選手。
ラージヒルは惜しくも銀メダル。
■
ラージヒル1回目は、誰よりも遠く飛び142メートルでトップに立つ。
2回目は、最終ジャンパーとして飛んだが、138メートル。
残念ながら2冠は逃したが、
日本ジャンプ界にとっては、長野五輪の船木選手以来の快挙となった。
熊本のオミクロン株によるコロナ感染の第六波は、予想以上に強烈。
連日、第五波のときより高止まりで、過去最多記録を更新してきた。
1月27日の感染者1275人をピークに、やや落ち着き始めたようにもみえる。
以下、直近1週間の感染状況を追ってみた。
前週との比(前週曜日感染者/今週曜日感染者)の数値である。
2月1日(火):1,21(898/1090)
2日(水):1,07(1015/1081)
3日(木):0,69(1275/883)
4日(金):0,82(1117/916)
5日(土):0,89(1034/921)
6日(日):0,73(899/653)
7日(月):0,83(594/494)
■
2月2日まで続いてきた1以上が、3日以降は1を下回るようになった。
このことは、ウイルス感染は高止まりながらピークを越えたとも言えなくもない。
当分の間、日々の感染状況を追うのを日課としたい。
1月のEテレ『100分 de 名著』は、金子いすゞ詩集。
放送は見逃したが、書店で、そのテキストを見つけたので買った。
金子みすゞのことは、若いころ、山口の仙崎へ旅した折に知り、
彼女の詩の一節「みんなちがって、みんないい」が強く印象に残った。
【テキスト】
■
鈴と 小鳥と それから私
みんなちがって みんないい
■
北原白秋に有名な『この道』という詩がある。
この道は いつか来た道
ああ そうだよ アカシヤの花が 咲いてる
金子みすゞにも『このみち』という詩があった。
このみちの先には 大きな森があろうよ
ひとりぼっちの榎よ このみちをゆこうよ
■
白秋の『この道』は、大正15年、児童文芸誌“赤い鳥”に発表。
みすゞの『このみち』は、白秋より早く大正14年ごろ書いたもの。
白秋とみすゞとには、特別な関連性は無かった。
白秋が過去へのノスタルジーを回顧しているのに対し、
みすゞは、未来を目指して自分への励ましでもあったかと思われる。
■
ジェンダーとかSDGsとかが、叫ばれている昨今。
今こそ、みすゞの詩集が、広く世間の人々に親しまれる時かも。
きのうは「福は内、鬼は外」と豆をまき、
きょうは立春。
天気予報は「西高東低、気温は平年より2,3度低い」と。
春とは名ばかりである。
■
昔、中学生で英語を習い始めた頃、
「 Spring has come 」という現在完了形(春が来た)を覚え、
この時節が来ると、よく自慢げに発声していたものだ。
しかも、気分まで春めかせていた。
ここ2年ほどは、新型コロナ禍だから、そんな気分には到底なれない。
■
オミクロン株の感染力は凄く、日々の感染者は過去最高を更新し続けている。
熊本県における蔓延防止の特別措置も解除の見通しは立ちそうにない。
樺島知事は「奇跡的な改善の状況なら別だが、今の状況では延長だろう」とか。
わが庭のスイセンを見ると、しっかりと時節通りの装いである。
春暖は遅々だが、天地はゆっくりと春に向かって動いている。
“天才”は田中角栄の独り語り。
かって、反田中の急先鋒であった石原が、何故、田中を天才と称えるか。
石原慎太郎が田中角栄に成り代わって書いた衝撃のモノローグ!
(以下、角さんとも呼ぶ)
■
角さんの生まれてから死ぬまでの一生を語る。
関心が集まるのは、日中国交正常化とロッキード事件であろう。
■
アメリカはキッシンジャーの突然の訪中で、ニクソンが対中外交を展開する。
この時、日本は完全に無視され、事は頭越しに進められた。
他方、日本も角さんの訪中は、アメリカ抜き、突然の日中国交回復であった。
■
訪中して毛沢東に逢ったとき「田中先生、日本には四つの敵があります」と、質された。
角さんは、外務省から四つの敵として予めレクチャーを受けていた。
「アメリカ帝国主義」「ソ連修正主義」「日本帝国主義」「日本共産党宮本修正主義」と。
ところが、毛の言葉は違った。
最初は「ソ連」二番目「アメリカ」そして「ヨーロッパ」最後は「中国」です。
■
角さんには、毛の言葉は予想外であった。
同席していた中国側の幹部連中も、一瞬、表情が変わったという。
最後の敵は中国です、という毛の言葉の意味は、やがて分かるときがくる。
これが、中国における文化大革命の前触れであったかと、角さんは知る。
■
石油危機が起きて、角さんはアメリカのメジャーに頼らない輸入ルートの確保に。
カナダやインドネシアなどへ資源外交を求めて動き回る。
そんな角さんに、ヒステリックなアメリカは「田中降ろし」を模索し始める。
そのきっかけは、青天の霹靂でやってきた。
■
アメリカ上院外交委の公聴会で、ロッキード社の不正支払い問題が持ち上がった。
ロッキード社が航空機売り込みのため、日本や欧州の政府高官に政治的支払い。
日本へは、政商小佐野、右翼の大物児玉、商社の丸紅経由で政府高官へ、と。
政府高官リストの中に、Tのイニシャルがあり田中と察せられた。
■
角さんの事務所へは5億円。
丸紅の伊藤から田中事務所の榎本が直接受け取ったとの証言。
そんなこんなで、角さんは刑事被告人となる。
一審は総理大臣の職務権限による収賄罪、懲役4年、追徴金5億円。
そして控訴。
■
角さんとすれば、
そもそも一国の総理大臣として、
一商社の飛行機売り込みのための請託を受けて、
金銭を受け取るなど、あり得ない話しであった。
この国は、こうして、この天才を葬り去ったのである。
石原慎太郎氏の訃報を聞いた。
ふと、私の書棚に石原氏の著作物があるのを思い出し、手にしてみた。
ソニーの森田昭夫氏との共著“「NО」と言える日本”と、
石原慎太郎著“天才”の二冊である。
“「NО」と言える日本”は新しい日米関係の方策を論じる内容。
石原氏の「日本はアメリカの恫喝に屈するな」から引く。
■
当時、アメリカとの半導体摩擦をめぐる問題で、日米間は揉めに揉めた。
アメリカ議会での日本叩きは、議員にとっては票につながるから激しい。
ニュース映像では、ハンマーで日本製ラジカセを叩き壊す議員の姿も流れたりした。
■
ときの中曽根総理は、「ロン・ヤス」などと言い、
レーガン大統領との親密な関係を演じてみせていたが、
実際は、レーガンに対して「NО」の言えない「イエスマン」でもあったようだ。
石原氏がレーガンの秘書官に逢った時「中曽根は君の親分に『NО』と言ったことがあるか」と
尋ねたことがあった。
彼は、ニヤニヤ笑うばかりで「彼は非常にいい人だ」とだけ答えた。
■
中曽根は、日本の半導体が優位に立っていて、アメリカはヒステリックに恐れている。
そのことを知りながら、アメリカの要求に「NО」と言えなかったのである。
これを契機に東芝やソニーなど日本の半導体メーカーは、衰退していくことになる。
今日の世界的な半導体サプライ・チェーン問題を見るとき、中曽根は罪深い。
■
中国のファーウェーに対する、アメリカの制裁を見るとき、
あの時の半導体摩擦での日本叩きと、軌を一にする問題の様にも思える。
流石は中国である。
アメリカの恫喝とも言える、ファーウェーへの制裁について、
彼らは、堂々と渡り合っている。
■
以下、つづく。