九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

雨は降る降る ちんばは濡れる

2021年05月31日 | 書籍

 人間誰しも、歌詞を間違ったまま覚え込んでいることが、ママある。

 故・向田邦子さんがエッセーで書いておられた。

 ご自身は子供の頃、田原坂の歌詞を

  雨は降る降る ちんばは濡れる ~ 

 と、思い込んでいたと告白されていた。

                     

 勿論、“ちんばは濡れる”ではなく“人馬は濡れる”が正しい。

 子供の頃のイメージは、雨の中を足を引きずって退却する武士を想像していた。

 西南の役、田原坂の戦いで負傷した足を布で縛り、槍にすがって落ちのびてゆく。

 この歌を聴くと、可哀そうで泣きそうになった、とも。

                     

 私らの子供の頃は、“ちんば”とか“めくら”という言葉は、日常使われた。

 今では禁止語句である。

 向田さんの上記のようなエッセーも、発売禁止かも?

 

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浦島太郎の日本史

2021年05月29日 | 日記

 今朝のNHKラジオで、サタデーエッセーを聴いた。

 語り手は、イラストレーラーの南伸坊さん。

 浦島太郎の替え唄で、日本史を覚える歌詞を作ってくれと頼まれたとか。

                    

 浦島太郎の元唄は、

  むかしむかし 浦島は 助けた亀に つれられて~ 

 誰もが知っている、このリズムで以下、

                    

  じょうもん やよい 古墳時代 飛鳥時代 奈良時代

  へいあん かまくら 南北朝 室町時代 戦国時代

  あずち ももやま 江戸時代 明治 大正 昭和時代

  平成 令和 となりまして 流石の太郎もお爺さん 

                    

 これで、日本史はパッチリ!

 

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虎が雨

2021年05月28日 | 日記

 気象庁の入梅宣言が年々、早くなって今年の熊本地方は5月15日頃だった。

 きょう5月28日は旧暦なら“虎が雨”といい、必ず雨が降るとされた。

 この日は、曽我兄弟が仇討ちを決行し、

 十郎祐成の死を悲しんだ愛人の虎御前の涙が、雨になったという伝説から。

                   ■

 虎が雨は季語にもなっている。

 歳時記を引くと、

 きぬぎぬや 今に想ひの 虎が雨

 男湯に 黒髪童女 虎が雨

                   ■

 近年は、この遊女の涙雨も線状降水帯となって暴れまわる。

 去年の球磨川の水害は甚大だったが、今年はさて?

 今年の遊女の涙は、どんなんかな~。

 

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紫陽花(アジサイ)

2021年05月26日 | 日記

 マンション住まいで、市道へ出るまでの間に小さな庭園がある。

 ふと見ると、アジサイの花が目に止まった。

 花を愛でる気分になっている自分を発見して、何だか可笑しかった。

 コロナ禍のせいかも?

 そこで、一句。

 巣ごもりや アジサイの花 うつろひぬ

 お粗末でした。

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パソコンでの困りごと

2021年05月25日 | 日記

 パソコンは取説無しの中古品を買ったから、操作も独学と試行錯誤。

 時々、思いがけない事象に出くわし、まごつく事も多い。

 昨日の例を書く。

                    

 ふと、画面を見ると「ウィンドウズが終了します。再起動を」と出ている。

 再起動をクリックすると「電源を切らないでください」というメッセージと、

 構成を示す%が表示され、ぐるぐる廻りながら%の数値が上がってゆく。

 やがて数値は100%を示す。ここまでは想定内。

 すると、突然、電源が落ちて画面は真っ黒になった。

                    

 そこで再び電源ボタンを押すと、この先がいつもと違う。

 画面は「コンピューターの変更を元に戻しています」というメッセージ。

 これは初にお目にかかるもの。

 ぐるぐる廻りながら「お待ちください」というメッセージに変わり、

 ようやく、いつもの立ち上がり画面になった。

                    

 こうして、何とか問題の事象は解決できた。

 だが、この間を振り返ると、何がどうなったのかサッパリ分からん。

 【再起動】や【構成%】や【変更を元に戻す】とは、何だった?

 “パソコンで困ったときに開く本”というのがあるが、参考にはなるまい。

 いつか又、同じような事象に出会うかも知れぬから、今度はシッカリ記録を取る。

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照ノ富士、優勝決定戦を制して賜杯!

2021年05月23日 | スポーツ

 大相撲夏場所、千秋楽。

 今場所の最後の相撲は二人の大関、照ノ富士vs貴景勝。

 貴景勝が勝って両者三敗で並び、優勝決定戦へ。

                    ■

【貴景勝vs照ノ富士】

 優勝決定戦を制したのは照ノ富士。

 これで二場所連続、自身四度目の幕内優勝を決めた。

 怪我で序二段まで落ち、大関復帰を果たした照ノ富士が、

 ついに来場所は、綱取り挑戦へ向かうことになってきた。

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遠藤、照ノ富士を止める

2021年05月22日 | スポーツ

 大相撲夏場所、十四日目。

 本日、注目の一番は、遠藤vs照ノ富士。

 もつれた相撲で行司軍配は照ノ富士にあがったが、物言い。

 協議の結果、遠藤の勝ちとなり照ノ富士は二敗目を喫した。

【遠藤vs照ノ富士】

 相撲巧者の遠藤が、双差しとなって照ノ富士にまわしを与えず果敢に攻めた。

 両者、投げの打ち合いから、僅かに照ノ富士の右手が早く着き行司差し違えで遠藤の勝ち。

                    ■

 結びで貴景勝が正代に勝ち、幕内の優勝争いは、

 二敗 照ノ富士

 三敗 貴景勝、遠藤

                    ■

 千秋楽、貴景勝vs照ノ富士で、貴景勝が勝てば両者は三敗で並ぶ。

 遠藤も勝てば、三者による優勝決定巴戦も有りうることになった。

 無観客でスタートした夏場所だったが、

 千秋楽へきて、最大の盛り上がりとなった。

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正代、カド番脱出!

2021年05月21日 | スポーツ

 大相撲夏場所、十三日目。

 心配された大関・正代は、宝富士を下して今場所の勝ち越しを決めた。

 これで、一先ずカド番脱出となった。

【正代vs宝富士】

 正代、一歩踏み込んで左差しとなり、宝富士を寄り切り。

                    ■

 照ノ富士が逸ノ城を下して一敗を守る。

 結びの、遠藤vs貴景勝は遠藤が勝って、共に三敗。

     幕内

 一敗 照ノ富士

 三敗 貴景勝、遠藤

 あす、照ノ富士が勝てば、千秋楽を待たず照ノ富士の優勝が決まる。

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正代、勝ち越しまであと1勝!

2021年05月20日 | スポーツ

 大相撲夏場所、十二日目。

 カド番大関の正代は、危ない相撲を何とか拾って7勝目を挙げ、

 勝ち越しまで、あと1勝とした。

【正代vs隆の勝】

 正代、隆の勝に押し込まれたが左差しで反撃。

 すくい投げで隆の勝を下して、7勝5敗。

 明日の対宝富士戦に勝てば、カド番脱出となる。

                      ■

 幕内の優勝争いは、次のとおり。

 照ノ富士と貴景勝の大関同士の直接対決が、千秋楽に予想される。

 優勝の行方は、それまで引きづって行くことになれば、

 相撲ファンにとっては、喜ばしい限りである。

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全勝の照ノ富士、反則で土!

2021年05月19日 | スポーツ

 大相撲夏場所、十一日目。

 独り全勝の照ノ富士、行司軍配で勝ったと思われたが、物言い。

 協議の結果、小手投げを打ったとき相手のマゲを掴んでおり、

 反則負けとなり、幕内の全勝者は消えた。

【妙義龍vs照ノ富士】

 照ノ富士が妙義龍のマゲを掴んでおり、反則負け。

 これで、一敗の照ノ富士を二敗で貴景勝と遠藤の二人が追う展開となった。

                     ■

 一方、カド番大関の正代は結びに登場。

 めずらしく一気の攻め、一方的な押し出しで阿武咲を下した。

【正代vs阿武咲】

 正代は6勝5敗と僅かに白星先行。

 残り四日間、苦しい土俵が続く。

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