9月になると、もうそろそろかな、と待っているものがある。
埼玉の友人から送られてくる秋の味覚、梨(豊水)である。
もう、10数年以上も続いている。
きょう、郵パックで届いた。
■
お互い転勤族だったが、ある職場で出会って付き合いが始まった。
その後、お互いに定年となり、私は熊本市、先方は埼玉で定住することに。
そして、ある年の5月中旬頃、私の方から植木のスイカを贈った。
熊本は植木のスイカが特産で、全国に先駆けて出荷されるので、珍しさからでもあった。
すると、お返しとして9月になると梨(豊水)が届いた。
■
そんなこんなで、それ以来、毎年、私はスイカ、先方は甘梨の送迎が続いている。
友人の中には、年賀状だけの付き合いが、ほとんどだが、
物を贈ったり贈られたりする関係も、いいものだ。
■
兼好法師も徒然草の第百十七段で曰く。
よき友に3つあり。
「1つには物くるる友」と、第1番に挙げている。
埼玉の友人から送られてくる秋の味覚、梨(豊水)である。
もう、10数年以上も続いている。
きょう、郵パックで届いた。
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お互い転勤族だったが、ある職場で出会って付き合いが始まった。
その後、お互いに定年となり、私は熊本市、先方は埼玉で定住することに。
そして、ある年の5月中旬頃、私の方から植木のスイカを贈った。
熊本は植木のスイカが特産で、全国に先駆けて出荷されるので、珍しさからでもあった。
すると、お返しとして9月になると梨(豊水)が届いた。
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そんなこんなで、それ以来、毎年、私はスイカ、先方は甘梨の送迎が続いている。
友人の中には、年賀状だけの付き合いが、ほとんどだが、
物を贈ったり贈られたりする関係も、いいものだ。
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兼好法師も徒然草の第百十七段で曰く。
よき友に3つあり。
「1つには物くるる友」と、第1番に挙げている。