現時点で日本におけるベストのJAZZ入門書をご紹介します。
後藤雅洋著「ゼロから分かる! ジャズ入門」。
2022/12/24発行です。
私を含め、ディープなジャズファンは
1950~60年代のジャズを熱愛している方が多いと思います。
しかしその場合、1970年代以降のジャズに関して
非常に知識や試聴体験が不足しています。
後藤雅洋さんの場合、1960年代から
東京四谷でジャズ喫茶「い~ぐる」を経営し、
多くの記事や本を書き最先端のジャズに接してきました。
したがって後藤さんの「ゼロから分かる! ジャズ入門」は、
ジャズの誕生から今現在のジャズまで途切れなく解説されています。
1970年代以降のジャズの流れや
現在のプレイヤーを理解するのに
非常に参考になりました。
ジャズの歴史の話だけでなく、
重要な人物やアルバムの紹介、
映画やジャズ喫茶、ライブハウスの紹介まで、
まさに初心者がジャズに触れるための本です。
ベテランジャズファンにも大変参考になりますので
お勧めします。